「僕もプロレスラーとして一皮剥けない時代が長かった」エル・デスペラードがシンパシーを感じる役で俳優初挑戦!9・9新日本プロレスで『戦隊大失格』コラボマッチ決定!
『五等分の花嫁』原作者・春場ねぎによる週刊少年マガジン連載の新作漫画『戦隊大失格』が、アニメ化を経て実写舞台化が決定。『戦隊大失格 ザ・ショー』として9月11日~16日の間、東京ドームシティ・シアターGロッソにて開催される。
本公演に新日本プロレスのエル・デスペラードが、主人公・戦闘員Dにとって重要な役となる戦闘員F役で俳優に初挑戦することが決定した。
本公演に先立ち、9月9日新日本プロレス後楽園ホールの第0試合にて【『戦隊大失格 』ザ・ショー コラボマッチ~大戦隊軍vs怪人軍~】“大戦隊軍”永田裕志&田口隆祐 with レッドキーパー(武子直輝)vs“怪人軍”戦闘員Y&戦闘員N with 戦闘員D(富永勇也)&戦闘員F(エル・デスペラード)も決定。
コラボマッチに関してデスペラードは「嬉しいですよね。業界を全部ひっかきまわしたいです。プロレス界を外に広げたいですし、舞台の仲間たちもどちらの業界にももっと開かれてもっと見つかっていいはずだって非常に感じました。二つの業界が一つの興行に、例え第0試合で10分15分、それぐらいしかないかもしれないですけど、新日本のリングでそういうことが起きるというのは大きい。何も舞台のこと分かんなくて右往左往していた僕をすごく優しくケアしてくれた武子さんと富永さんに来ていただくので、逆にこっちは僕のステージなんで2人を僕がケアできたらなと思っています。プロレスとしてちゃんと面白くて、それが『戦隊大失格』ザ・ショーに興味を持ってもらえるきっかけになったら嬉しいなと思います」とアピール。
実際の役に関しては「Fは達観してるっていうか、もう足掻いたってしょうがないじゃん、もうこうなっちゃったんだから諦めようみたいな、後ろ向きに前向きな状態なんですね。でもDに触発されたことで行動をおこして、僕もプロレスラーとしてどうしても一皮剥けない、人様に見に行こうと思ってもらえるようなものを提供できない時代が長かった。諦めにも似た結構な無力感というか、絶望までいかないですけどこれはもうしょうがないなと当時は半分諦めてるような状態で。でもやっぱりいろんな人の試合や活躍を見てジェラシーもあったし、実際尻を叩いてくれたり背中を押してくれたり上から引っ張ってくれるいろんな人がいて、前を向いて前に向かって進んでいって今のプロレスラーとしての僕があって。FもDに気づかされて行動を起こして、最後に言った一言が彼はそれで良かったんだろうなと思うんですよ。無駄にダラダラダラダラ、なんとなく毎週毎週やらなきゃいけないことをこなして“無駄に生きてる“。その無限のような無駄な時間をちゃんと有意義に終われたんじゃないかなと思うと、やっぱり僕がどうしようもなく上がり目がなかったところからようやく人に見てもらえるステージに上がれたっていうのにすごく勝手にシンパシーを感じてます。彼が思ってたこととか感じてたことを僕も表せられるんじゃないかなっていう気持ちが今は結構大きいです」と、レスラーとして共感した思いを役者として表現していく思いを語った。
現在左膝の半月板手術により欠場中のデスペラードだが、全10公演全てに出演を予定。
12日18時の回では公演終了後のアフタートークに参加し、13日18時の回では終演後のお見送り会にも参加するとのことだ。
「後楽園ゆうえんちで僕と握手!」のCMでも有名な、戦隊ヒーローの聖地とも言えるシアターGロッソで行われる本公演。デスペラードの俳優デビューをプロレス界からも是非応援したい。
『戦隊大失格』ザ・ショー
日程:2024年9月11日(水)~9月16日(月・祝)※全10ステージ
会場:東京ドームシティ・シアターGロッソ
【公式HP】https://officeendless.com/sp/daisentai_show/
【主な出演者】
富永勇也/菊池修司/まるぴ/関隼汰/宮脇優/エル・デスペラード/高橋光/武子直輝/他
【回替わりゲスト】※全日程回代わりにて特別ゲストが出演
中村嘉惟人(手裏剣戦隊ニンニンジャー:キニンジャー役)/鈴木裕樹(獣拳戦隊ゲキレンジャー:ゲキレッド役)/横山涼(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー:パトレン2号役)/タカハシシンノスケ(暴太郎戦隊ドンブラザーズ:ソノザ役)/松本寛也(魔法戦隊マジレンジャー:マジイエロー役)/渡辺碧斗(王様戦隊キングオージャー:トンボオージャー役)/谷口賢志(救急戦隊ゴーゴーファイブ:ゴーブルー役)/細貝圭(海賊戦隊ゴーカイジャー:バスコ・タ・ジョロキア役)/南圭介(宇宙戦隊キュウレンジャー:ホウオウソルジャー役)/久保田悠来(仮面ライダー鎧武:仮面ライダー斬月役)