女子の顔面にビンタを叩き込んだ棚橋弘至が「ルールを緩めていいんじゃないかな」と“お触り禁止”のミックスドルール変更へ
20日、新日本プロレス×STARDOM合同興行『Historic X-over(ヒストリック クロスオーバー)』が開催。第5試合では棚橋弘至&林下詩美vs後藤洋央紀&舞華が行われた。
初開催される男女混合大会『Historic X-over』。会見で棚橋が女子に攻撃することに関して「女子レスラー特有の受けの柔らかさや体の柔らかさはあるんですけど、その辺はまだ引っかかってますよね」と懸念を語り、これを受けて大張社長よりミックスドマッチながら「男は男、女は女にしか攻撃できない」という“お触り禁止”の特殊ルールで行うことが発表されていた。
試合序盤で棚橋がしれっと舞華にストンピングを連打するが、基本的には後藤と棚橋、詩美と舞華がバチバチとした攻防を展開。
終盤に舞華が棚橋にエルボー連打を打ち込むと、棚橋がまさかの顔面ビンタ。詩美が後藤にスリングブレイドを放てば、棚橋も舞華にスリングブレイドを狙うが舞華はバックドロップで切り返す。だが最後は詩美が舞華をトーチャーラックボムからハイジャックボムで叩きつけ3カウント。
詩美は「今日はスターダムと新日本さんの新しい第1歩ということで、3つのミックスドマッチがあったわけですけどその中でもこの試合、林下詩美と棚橋弘至さんのイケメン逸材タッグが輝いていたんじゃないかなと思います。今日で終わるにはもったいないなと思うので、また何かの形で一緒にできたらなと思います」と語り、棚橋も「今日の有明の試合の結果を受けて、ルール的な部分で今回は男子vs男子、女子vs女子での闘いが基本になりましたけど、ルールを緩めてはいいんじゃないかなってね。僕の感覚で思いますけど、そのへんをフレキシブルにやっていけるのがプロレスというジャンルの一番面白いところだから」と実際に闘ってみて引っ掛かりがとれた様子。
ボロボロになった舞華は何かを語ろうとする後藤を「次があるように、今日は早めに帰って、早めに寝て、明日タッグ名考えておきましょうか?早めに消灯しますんで、私も。おやすみなさい。ありがとうございました」と制して足早にインタビュースペースを後に。残された後藤は「消灯!」と叫び舞華の後を追っていった。