「前哨戦に勝っても必ずタイトルマッチで勝つとは限らない」STRONG女子王座をかけてジュリアと闘う刀羅ナツコがプロレス界の“お約束”を持ち出し謎を残す

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 14日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM in KORAKUEN 2024 Feb.1』が開催。STRONG女子王座戦が決まっているジュリアと刀羅ナツコが前哨戦で火花を散らした。

 17日の後楽園ホール大会では、ジュリアvs刀羅ナツコのSTRONG女子王座戦が決まっている。これは今月4日の試合後に挑戦表明したナツコが11日の試合後に日時まで指定して決定させた突然の王座戦。
 この日のメインイベントでは、STRONG女子王座前哨戦としてジュリア&星来芽依&鈴季すずvs刀羅ナツコ&渡辺桃&スターライト・キッドの6人タッグマッチが実施された。

 試合は全員入り乱れての場外戦から始まり、大江戸隊が悪の連携で圧倒。しかし、すず&星来のCRAZY STAR連携で逆転の狼煙。
 ジュリアとナツコが互いの名を叫びながら感情むき出しの殴り合いを展開していくと、両軍のセコンド陣が加勢に入って大混戦に。ナツコがキャノンボールからスワントーンボムを狙うが、CRAZY STARが妨害。ジュリアが雪崩式ダブルアーム・スープレックスからバックドロップ。さらにビアンカで捕らえるが、桃がバット攻撃でカット。
 ナツコはラリアットからデスバレーボム、さらにスワントーンボムを発射もジュリアが回避。救援に入った桃のバット攻撃がナツコに誤爆してしまい、CRAZY STARが2人で押さえつける中でジュリアがナツコの顔面にランニングニー。最後はジュリアが必殺のノーザンライト・ボムを決めて3カウントを奪った。

 マイクを取ったジュリアは「STRONG前哨戦、今日勝ったのはこのジュリアだよ。タイトルマッチでお前がどんな手を使ってくるかしらねーけど、せいぜい楽しみにしとくよ。お前は反則やらなにやらよく考えてよく磨いておけ!バカヤロー!」と啖呵。

 これを受けたナツコは、「負けました負けました。負けましたよ。だけど、前哨戦だからって必ずタイトルマッチで勝つとは限らないからね。あまり多くは言わないでおくよ。17日、ここでアリベデルチ。またな!」とあっさりした様子。しかし、ダメージは深く大江戸隊の仲間たちの肩を借りて退場していった。


 バックステージに戻ったジュリアは、STRONG女子のベルトを誇示しながら「お前がなにをしようとしてるか、お前がなにを考えているか、分かっちゃったよ。それをテメーが裏切ってくれるような闘いを楽しみにしてるよ。気付けば9度目の防衛戦。この私の大事な大事なSTRONGのベルト、獲れるものなら獲ってみろよ。全然テメーのことなんか怖くもねーし、楽しみにしてるよ」と余裕の様子を見せた。

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