ミスiD女優がプロレスデビュー!先輩が「お試しで色んな人と付き合っていい男見つける。つまみぐいして頑張って!」とアドバイス
25日、横浜武道館にてスターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD Premium』が開催。第1試合ではさくらあやがジュリアを相手にデビュー戦を行った。
石黒さくらことさくらあやはミスiD2020に選ばれた女優であり、糸東流空手全国大会2位の実力を活かしアクション女優の道を模索していた。その途中で岩谷麻優の自伝映画化である『家出レスラー』主演オーディションを見つけ応募しようとしたものの、間違ってスターダムの新人オーディションに応募してしまい見事合格。
勘違いでプロレスデビューが決まった天然逸材をジュリアは高く評価しており、シングルマッチでのデビュー戦が決定した。
あざとさ全開で入場してきたさくらを、ジュリアはヘッドロックで絞り上げ強烈なエルボー。心が折れそうなさくらは悲鳴をあげながら立ち上がり、必死にエルボーで食らいついていく。
さくらはコンビネーションのハイキックを叩き込み、変速ブラジリアンキックでジュリアをフォールすると会場から大きな歓声が沸く。だがこれを返したジュリアがドロップキックから髪を掴んで引き起こし、「デビューおめでとう」と大技のグロリアスドライバーで突き刺し3カウントを奪った。
試合を終えたジュリアは「さくらちゃんがどれだけプロレスをやっていくかわからないけど、こっからが始まりだから。プロレス大好きになれるように頑張って」とエールを送るが、「噂によるとなんか、あれなんでしょ?なんかコスチュームとかさ、誰かに似てんだよな~って思ったんだけどさ。なんかね、アイドルが好きなんだって。だから私とは!きっと!組むことはねーな。バイバイ」と去ろうとする。それを「待ってください」と呼び止めたさくらが「私役で坊主にしたことあります!なので、ジュリアさんともご縁があると思います!」とアピール。
これを聞いたジュリアは笑顔で「なにそれはどういうこと?DDMに入りたいってこと?」と聞くも、口ごもったさくらは「ぜ、全部お試しで入らせて」と言葉を振り絞る。
唖然としながら苦笑したジュリアは「スゲーなこいつ!お試しとかなかったからね私の時はお試しなんて。まあいいんじゃないですか?色々こう、お試しで、ね?行った方がいいですよまだ若いんだから、色んな人とね、こう付き合っていって、そのうちにやっぱいい男見つけるみたいな。そういうことだよね?じゃあ色々試して、つまみぐいして、頑張って!」と受け入れた。
ミスiDとして中野たむの後輩だけあり、独特な世界観をもったさくらがスターダムに波乱を巻き起こしそうだ。