181cmの国内最長身女子レスラーがデビュー!直後に引退する先輩から技を継承しベルトへ挑戦表明!
25日、横浜武道館にてスターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD Premium』が開催。第2試合ではHANAKOがレディ・Cとタッグを組み、ひめか&舞華の舞ひめを相手にデビュー戦を行った。
HANAKO(上田華子)は学生プロレス団体『UWF関東学生プロレス連盟』に所属し、学生プロレスラーフェラりさとして活躍。昨年8月には、自身のパロディネームで活躍する選手の存在を知った世羅がフェラりさをプロミネンスのリングに上げシングルマッチで対戦。その後もプロミネンスに継続参戦を果たし、長身から繰り出されるダイナミックなパワーファイトで活躍していた。卒業後にはプロになる夢があることも口にしていたが、今回スターダムでデビューすることとなった。
試合が始まると現役女子レスラー最長身となる181cmの体格を活かし、ひめかをショルダータックルでなぎ倒し舞華をアルゼンチンで担ぎ上げるパワーファイトで魅了。元最長身のレディ・Cとビッグブーツの連携を見せるが、ひめかが強烈なエルボーを叩き込んで“でかくて強い”を身体で教えていく。最後はひめかがHANAKOをアルゼンチンで担ぎ、そのままJPコースターで叩きつけて3カウントを奪った。
試合を終えたHANAKOが「なんか色んな感情がいっぱいでちょっとよくわかんないんですけど、レディさんと一緒に舞ひめの2人相手に戦えて、すごい、まず楽しかったです」とコメントしていると、ひめかがそこに現れ「一個、言いたい事がある。アルゼンチン使ってるよね?HANAKOが良ければだけど、JPコースター、今日HANAKOからとった技、使わない?私が引退したあと」と技の継承を提案する。驚きながらも「使いたいです」と言ったHANAKOに、ひめかは「使うからには、でかいというのは本当に素晴らしいことだから、常に上を向いて、レディ・Cも、でかい素晴らしさ誇りを持って、これからでかい選手としてスターダムを盛り上げて」とエールを送った。
これを受けてか、この日のセミファイナルでNEW BLOOD初代タッグ王者組になったスターライト・キッド&KARMAの前にレディ・CとHANAKOが現れ「日本現役女子プロレスラー最長身のタッグ!そのベルト、私たちに挑戦させてください」と挑戦表明。
キッドは「は?今日デビューした、新人?負けたタッグが挑戦表明だ?良い度胸してんじゃねーか!まあこんなありえない挑戦表明、デビュー戦で今日負けた奴らが、挑戦できる、ニューブラッドだからそれも実現できちゃう。それがこのベルトの存在意義だよな!チャンスを?与えて、やっても~・・・考えとくわ」と前向きに捉えつつも結論は保留した。
新人離れした体格とパワーで一気にベルト戦線に躍り出たHANAKO。期待の新人として老若男女から注目が集まる。