史上初(?)の“噴水の水全部抜いてみた”プロレスが開催!東京の商店街を盛り上げる『闘強商店会プロレス』は土砂降りの公園で大盛況!
9日、東京都・小平中央公園噴水広場にて『闘強商店会プロレス~三都物語~』が開催された。
『闘強商店会プロレス』とは、東京都の3つの商店会が協力して行っている、街を活性化させるためのプロレス大会を軸にした商店街周遊イベント。
このイベントの基となったのは、新宿三丁目の末広通り商店会(新宿区)が商店街活性イベントの一環として公道にリングを立てて行っているオールスタンディング形式かつ観戦無料のプロレス大会。
当該イベントは毎回大盛況の内に終わっており、このプロレス祭りの輪を広げていくべくたかの台地区商店会(小平市)、東久留米駅前商店会(東久留米市)も合わせた3つの商店会でタッグを結成。
それぞれの商店街でのプロレス大会や商店街を周ってスタンプを集めることで景品がもらえるスタンプラリー企画などが実施される町おこしイベントとしてシリーズ化。プロレスラーたちが商店会ごとにチームを結成し、東久留米駅前商店会にあるラジオ局『TOKYO854くるめラ』が管理するタッグベルト・たまプロタッグ王座を巡る男子&女子のミクスドタッグでの闘いが行われていくというストーリー性のあるイベントに生まれ変わった。
この日の第2回大会の会場となったのは、東京都・小平市のたかの台地区商店会の小平中央公園。この公園には大きな噴水が設置された広場が存在するが、なんと今回はその噴水の水を抜いて作った広場にリングを設置。おそらく史上初となる“噴水の水全部抜いてみた”のプロレス大会が開催された。
土砂降りの雨が降り注ぐ公園で行なわれたこの日のイベントだが、観戦無料のイベントということもあってか、通りがかりの家族連れなどがふらりと立ち寄り150名ほどの観衆が集まった。
この日のメインイベントでは、ガッツ石島&尾崎妹加vsトランザム★ヒロシ&星いぶきのたまプロタッグ王座戦が実施。9月の末広通り商店会大会で同王座を戴冠したガッツ&尾崎は初防衛戦となった。
雨足が強まり、日も落ちて真っ暗になるリング上で選手たちは悪戦苦闘しながらも熱戦を展開。地元・小平で生まれ育ったヒロシの奮闘といぶきのアシストが光り、ヒロシがガッツから3カウントを奪った。
故郷に錦を飾ることに成功したヒロシは王座戴冠の喜びと愛する小平市民への感謝の言葉を叫ぶが、東久留米商店会チームのマスクドミステリー&星ハム子が挑戦を表明。
両組のたまプロタッグ王座戦は、闘強商店会プロレスのフィナーレとなる10月16日の東久留米商店会大会(成美グリーンホール)にて行われることが決定された。