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　11日、東京都・新宿三丁目の末広通り商店会にて『闘強商店会プロレス～三都物語～』が開催された。

　末広通り商店会では、同商店会会長の石川国由氏が音頭を取って行っている商店街活性イベントの一環として公道にリングを立てて行われるオールスタンディング形式かつ観戦無料のプロレス大会が定期的に開催されてきた。
　毎回大盛況に終わる商店会プロレスだが、今回は東京都の公益事業としてたかの台地区商店会（小平市）、東久留米駅前商店会も合わせた3つの商店会がタッグを結成。それぞれの商店会でのプロレス大会や商店会を周ってスタンプを集めることで景品がもらえるスタンプラリー企画などが実施される町おこしイベントとしてシリーズ化。東久留米駅前商店会にあるラジオ局『TOKYO854くるめラ』が管理するタッグ王座・たまプロタッグ王座を巡る男子＆女子のミクスドタッグでの闘いが行われていくこととなった。

　その第1戦として行なわれたこの日の末広通り商店会大会では、たまプロタッグ王者であり東久留米駅前商店会を代表するチームである“テツandラム”黒田哲広＆ラム会長が、末広通り商店会を代表するチームであるガッツ石島＆尾崎妹加を相手に防衛戦を実施。
　新宿の路上に立てられたリングという特殊な環境ゆえに、初めてプロレスを観る人々も多い中で「なんでだろう」の動きで会場を盛り上げるテツandラム。その2人を容赦ないパワーファイトでガッツと尾崎は蹴散らしていくが、王者組が往年の鉄柱攻撃やラムちゃん＆哲っちゃんカッターとお約束攻撃で迎撃していく。だが最後はラムのレインメーカーを避けた尾崎がラリアットでなぎ倒し、アルゼンチン・バックブリーカーで絞り上げギブアップを奪った。

　地元末広通りでベルトを奪取した尾崎は「こんなに沢山の人の前でベルトとることができて嬉しいぞー！誰が来てもガッツさんとのタッグなら絶対負ける気しないんで、全部防衛して最多防衛目指します」と絶叫。ガッツは「10月9日、たかの台地区商店会プロレスで、誰が挑戦者に来ても俺たちがガッチリ防衛してこのね、商店会プロレス全部で俺たちがチャンピオンだってことを示していくから」と防衛ロードを語った。

　10月9日には西武国分寺線・たかの台駅徒歩3分の距離にある小平中央公園で次回防衛戦を予定。挑戦者は現在未定ながら、たかの台地区商店会チームが挑戦してくる事が濃厚だ。