【会見全文】武藤敬司の引退大会は2・21東京ドームに決定!蝶野正洋が解説に決まるも武藤は「お前も引退しちゃおうよ」

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7日、都内某所にて武藤敬司引退大会に関する記者会見が開催。会見には武藤敬司とNOAHの武田有弘取締役が登壇し、スクリーンに映像が映されると2月21日に東京ドームで引退大会が行われる事が発表された。

武田取締役「武藤選手の引退試合の会場が決まりました。2月21日火曜日、17時試合開始、東京ドームになります。主催は株式会社サイバーファイト、運営・株式会社ホットスタッフ・プロモーション様、協力・株式会社A-Sketch様、チケットに関するお問い合わせはホットスタッフ・プロモーション、大会に関するお問い合わせはプロレスリングNOAHまでお願いします。明日からファンクラブ先行発売開始します。チケット料金ですが、引退試合ということでVIP席50万円。これはプラ柵の内側、最前列になります。1列目になります。引退記念特典付き、専用ゲートからの入場となります。ロイヤルシート10万円、これはプラ柵の外側の最前列。2列目になります。アリーナS席5万円、アリーナA席3万円、アリーナB席1万5千円、スタンドS席1万円、スタンドA席5千円となります。詳しくはNOAHのHPをご覧ください。以上です」

――武藤敬司選手、東京ドームでの引退大会が決まりました。今の率直な気持ちを教えてください
武藤「え、東京ドームで引退できること、レスラー冥利につきる、非常に嬉しいことだと思っております。えー、ま、ひとえに武田取締役率いるノア、団体ノアのおかげだと思っております。ありがとうございます、本当に。え~、今の若い人はわからないかもしれませんが、俺子供の頃ね、あしたのジョーというね、マンガがね、大好きでね。ジョーのね、最終回ね、リングの上で燃え尽きてね、白く灰になったんですよ。まあ、現実とマンガは違うかも知れませんが、あくまでもプロレスラー武藤敬司、ジョーのように全てを出し尽くして、え~、最後白く、灰に、なりたいと思っております。なんか見た目はあの、丹下段平みたいなんだけど(笑)そこはちょっとご勘弁して。以上です」

――武田さんにまず伺いたいんですが、舞台を東京ドームされた理由というのを改めて教えてください
武田「そうですね、一つは、やはりプロレス界。不朽の名レスラー武藤敬司を送り出すのに、やっぱり一番ふさわしい会場ということで武藤さんと話し合っていく中で、案として出たんですが、最終的にどうしてもドームでやりたいなと思ったのはやっぱり6月の天心選手と武尊選手の試合を見て、やっぱプロレス界も負けない空間、これと同じようなイベントにチャレンジしなければいけないなという、思いから会場の方に問い合わせて、2月21日開けていただいて開催させていただくことになりました」

――放送媒体は未定とのことなんですけれども、何か武藤さんご希望とかあったりされますか?武田様、何かまずお考えがあるんであれば教えてください
武田「(武藤に)希望ありますか?メディアというか放送に関して」
武藤「あの~、俺ね、先日武尊と対談したんですよ。あのね、あの試合、ペイパービューですげえ儲かったんだって。利益が出たらしいですよ。やっぱりそういうところを狙っていった方がね」
武田「検討します」

――武田取締役にお聞きします。ノアとしては18年ぶりの東京ドーム大会になりますけども、武藤選手引退試合以外のカードの構成について現時点での見解をお聞かせください。
武田「そうですね、ノアの選手が全員出るような大会にはならないと思います。やっぱり武藤さんのキャリアからいくと、プロレスオールスター形式でいろんな団体が出る形になるとは思います。現時点ではそのように考えてます」

――武藤さんにお伺いします。今武田取締役からオールスターという話がありましたけども、現時点でぱっと思い浮かぶ、この、出場してほしい選手などいれば、お答えいただけますか。
武藤「いや俺的にはそうね多くの選手が出てほしいんですけど、意外と俺、嫌われてるからね。もしかしたら良い返事が聞けないような、うん、気がします。だけどトライ、していきたいと思います」

――引き続き武藤さんにお聞きします。やっぱり関係性のある選手たちにやはり出てほしいという気持ちではいるということでしょうか
武藤「まあ、教え子と言うかね、俺の手元で育ったやつがいろんな団体に今いますからね。本当はですね全員に声をかけてみたいんだけど、先ほど言った通り良い返事が聞けるかどうかはわかりません」

――また引き続き武藤選手にお伺いしますけども、武藤選手といえばやはり海外での活躍も、されていまして、やはり海外の選手も呼びたいなっていう気持ちはありますか
武藤「どうすかね。海外の選手。でもね、海外の選手もね、俺と同じジェネレーションの人たちっていないんだわもう。だから呼びたくても何か、そう呼んだところで、何を期待したらいいのかっていうのはいまいち俺の方でもわからないから」

――武藤選手にお伺いします。先ほど明日のジョーの話してましたけども、東京ドームで何か印象に残るようなことがありましたら、プロレスに限らずでも
武藤「プロレス~でしか東京ドームと関わったことがなくて、やっぱりあのなんつってもあの~東京ドームで1995年の10月。9、ここのかにやったあの高田延彦戦ですかね。あれが印象にあってですね、10月8日が多分、原監督の引退試合があって、その試合をリングサイドに観にきてくれてたということを原監督から聞いたことあります」

――引退試合対戦相手、が発表になってないんですけれども、これ、現時点で決まってないのかそれとも武藤さん何か希望があれば教えてほしいんですが、よろしくお願いします
武藤「多分候補は、数人、いる中で、あとは、その、お話し合いとか必要でですね。多分俺からしてみたら、次の今度来るゲストもその候補の1人なんだけどな、それは来てからのお楽しみということで。はい」

 ここで武田取締役が退席し、会見場にクラッシュのテーマが鳴り響く。すると蝶野正洋が登壇し、武藤とガッチリ握手して着席へ。司会から「新日本プロレスの同期にして闘魂三銃士として活躍しました蝶野正洋さんです。蝶野さんは2月21日の武藤選手の引退大会に来場。生中継のゲスト解説を行うことが決定いたしました」と報告がある。

蝶野「はい、え~武藤さん、長い間本当にご苦労様です。先ほどの会見の中でもノアが18年ぶりですか?東京ドーム大会ということで、え~、ま、新日本とノアっていうのはライバル関係でずっと来てましたけども、プロレスの業界のことを考えると、ドームの進出というのは本当に素晴らしいなと思います。ええ。やっぱ武藤さんの引退試合ということなので、本当我々の三銃士世代を代表するレスラーなので、やっぱここはね、あの、華やかに派手にね、逆にまこれをきっかけに新しいプロレスファンを呼び込んでもらうような、そんな大会に多分武藤さんはしてくれると思いますんで、ええ、ぜひ皆さん、最後まで武藤選手のね、試合、レスラー人生を、届けてもらいたいなと思います。よろしくお願いします」

武藤「え?当日、何してくれんの?」

蝶野「いや、俺は~、いや本当はね、あ~、去年の、去年というか今年ぐらいから武藤さんが引退一緒にやろうぜっていう話を何回か振ってくれていて、俺は去年の暮れに腰の手術をしてまだ、リハビリ中なんですけども、まさかほんとにこんなに早く引退するとは思ってなかったから、俺は、多分二月は間に合わない」

武藤「間に合わない?(笑)え?じゃあ当日何してくれんのよ?」

蝶野「いやだからその、解説?」

武藤「解説」

蝶野「要は口で上手に武藤さんをこう応援してあげると。だから多分、その日は解説席で、多分1000回は武藤敬司って連呼すると思う。多分対戦相手の名前は多分一度も言わない」

武藤「もしさ、さっきさ、ちょっとさ、チケットをさ、設定もさ、なんか金額とかも俺聞いて、ちょっと俺も驚いてるんだけどさ、いささかちょっと高けえからさ、もし、売れなかったらお前も引退しちゃおうよ」

蝶野「ひゃあ!あ~、チケットが伸びが悪かったら、悪かったら俺も引退させられると。じゃあ俺もやっぱちょっと宣伝貢献しないと怖いわ。なるほどね、そういう駆け引きね。ぜひね、そういう危険性もあるんで、ぜひ皆さん、東京ドーム、日にちが決まった?」

武藤「2月21日」

蝶野「2月21日ね、あの~、本当にね、同期で、ここまで長くやるとは思わなかったし、特にあの闘魂三銃士、橋本選手も早くに亡くなってしまって。自分も長くはできないなと思ってたら、武藤さんが一番本当は膝の怪我とか早くからやってたので、一番早く引退するのかなってなってたんですけども、ついこないだのね、その試合なんかも、もう現役のバリバリの選手たちともう互角というか、それ以上の試合をしてるということが本当にすごいなと思いますんで。多分もうこれから何試合できるのかわからないですけども、多分もう1試合1試合が本当にもう、武藤敬司のっていうかね、多分プロレスの試合の歴史に残るような試合になっていくと思うんですよ。やっぱ我々の世代の中でも、よく武藤さんってプロレスの試合は作品だって言うんですけども、はい、それをもうしっかり組み立てられる、できるレスラーってもういなくなってきてますんで」

武藤「蝶野、もう俺が組み立てるからよ(ここでもう蝶野が笑う)!やっぱりデビュー戦俺たち2人で俺たちデビュー戦したじゃねーかよ!引退試合もう俺がうまく組み立てるからよお!俺は最後まで諦めねえからよ」

蝶野「いや俺、ここからさ、この会見上のこの20mぐらいを一応杖なしで歩いたけど、あれがもう精一杯だよまだ!」

武藤「俺が車椅子押してやるよ!(笑)リングまで」

蝶野「いや、だけどやっぱり最後の試合、武藤さんが引退発表したらたくさんの選手がやりたいって、もう特に若い選手がもう最後に大物食いしたいとかね、そういう気持ちで戦ってくる選手がいっぱいいると思うけども、あの、今でも本当にね、膝だけじゃなくて他のところね、腰だったりとかね、状況本当にもう良くはないんで、もう一試合一試合2月の21日までちゃんと繋がるのか繋がらないのかっていうとこも多分あると思うんで、身体の方は気を付けてくださいと」

――武藤さんに伺いたいんですが、先ほど対戦相手の話が出ましたけども、今の話を聞いてると、やっぱり蝶野さん、諦められないのかなっていう気持ちが強そうに見えるんですが、いかがでしょうか?
武藤「いや気持ち~、未だかつてさ、デビュー戦が一緒で、引退試合が一緒のレスラーって、いないからなあ。やっぱりまだ、まだ、これまだ引退試合までまだ数試合するんですよ。そこでもね、試合を通じて蝶野に発破をかけるような試合をして、アドレナリンを出させるような試合をして、うん、少しでもリングに近づけれるように努めますよ」

――蝶野さんにも伺いたいんですけども。今の現在のコンディションというか、もう8年リングからは遠ざかってらっしゃいますけれども、試合ができる状態に戻るのか戻らないのかちょっと厳しいっておっしゃってましたけども、武藤さんの熱い思いを聞いて何か思うところっていうのはありますか。
蝶野「いや記者会見前にね、隣の控え室で挨拶代表でされる、された武田さんがものすごい緊張してたんですよね。何を緊張してるのか、そうか、ここで要は俺をはめるというね。そのことに対して緊張してた、いや向こうでは何もないですからっていう話だったのにやっぱりここでこういうふうに要求されると困りますよね。ただ自分が自分のペースで、リングに戻れるぐらいなところまで持っていくというのは自分がやっぱり今一つ目標にしてます」

武藤「蝶野、思いついた。俺の横に並ぶか?タッグマッチでよ。俺9割働くよ頑張って」

蝶野「でも俺中継もやらなきゃいけない、解説」

武藤「中継誰か他の人に頼めばいいじゃん」

蝶野「横ね~、いやだけどね、やっぱもう、本当武藤さんとは多分対等な動きとかパートナーとしてどこまでできるのかなっていうのはちょっと本当自分の中で今はちょっと想像つかないんですけども、いやあ、はめられましたね(笑)」

――武藤さんにお伺いしますけど、蝶野さんにこれだけ拒否されてると思いますので、改めて、例えば今の現役選手の中とかで候補になる選手がいれば、現時点で構わないんですけども、挙げていただけるとありがたいです。
武藤「いや、シークレットだよ。まだ、まだ楽しみに待ってて」

――武藤さんにお伺いします。引退試合2月21日決まりましたけども、過去を振り返って一番何か印象に残ってる試合みたいのがもしありましたらお伺いしたいんですけど。
武藤「さっき言った高田延彦戦がそうだよ。ただ東京ドームでは、たくさん試合してましてですね。それこそ蝶野とタッグを組んで橋本の追悼試合もしたことありますし、はい、いろいろ思い出のある試合ありますね」

――蝶野さんにお伺いしたいんですけど、あの闘魂三銃士として武藤さん引退したら最後の1人になってしまいますけども、その辺の思うところというのは何かおありでしょうか?
蝶野「でもプロレスラーで、やっぱその引退式というか試合ができるっていうのは本当稀なケースで、武藤さんやっぱそれを我々の世代を代表してやってもらうと。自分の場合はもうほぼリングから離れてますんで、逆にそのあと我々がまたやらなければいけない役割もあると思うんですよね。その後進を育てていくとか、それから興行のところの側面でサポートしていくとか、いろんなことが多分あると思うんで、そこ、自分に対してどうのこうのっていうのはもう特にないです」

――今回もう武藤さん壮大な今回東京ドームでやるということですけども、蝶野さんの引退試合の構想みたいな、だいぶ先になるかと思うんですけど何か持ってらっしゃるんでしょうか?
蝶野「いやもう自分はね、もうそういうのないです。もうだからプロレスでいったら、例えば、ケンカキックとかね、そういう技が代表であったのがもう今、自分代表の技は年末のビンタになってましたから。はい。もうその時点でもう自分は上手にスライドアウトしたのかなと、いう認識です。はい」

――武藤選手に伺いたいですが引退後の何て言うんでしょうか、セカンドキャリアといいますか、その辺はお考えになってらっしゃるんでしょうか?
武藤「いや、もう考えてないんですけども、出家でもしようかななんて思って」

――例えば、例えばですよ。国会議員になるとかタレントになるとか役者になるとか。
武藤「ヒザとか股関節とか痛みがあって立って演説なんかもうできないですよ」

――蝶野さんに伺いたいんですけど、改めてノアに入ってからの武藤さんの最近の活躍、ベルトを取ったりもされてるんですが、ご覧になっていて、新ためてどのように感想を持たれてますか
蝶野「武藤さんだから新日本から全日本に行って、社長もやって、レッスルワンだとかたくさんのものを作って、でノアさんに入った時点のときには少しもう体調悪いのかなっていう印象はね、もう年齢も年齢だったので、あったんですけども、逆にその、もうそのプロレスラーに専念をしてという形で、本当にその、自分なんかのキャリアもう38年ですか、武藤さんとかね、あ、もうその30年越すとキャリアもとにかく毎年毎年やっぱり古傷が出てきて、それをいかにキープするか治療するかっていうような選手ってみんなそんな形ですから、もうよくはならないだろうというところからやっぱりそれをちゃんと調整をして、試合をやって、あの去年の活躍なんか本当ねすごかったんで、ちょっと驚いたぐらいでした。やっぱ本人の中ではその痛みとの戦い、とにかくやっぱその怪我っていうのは、その本人しかわからないんで、同じようなその膝であったり腰であったり首であったりって言っても、やっぱそれは武藤さんには武藤さんで日々痛みの中戦って、調整しながら練習して試合に臨んでということで、もうそれはやっぱ38年やってきてるわけですから、もう、そこをやってきただけでもすごいなと思う。だからノアさんに上がってもう2年ですか3年ですかね。逆に最後のいい飾り方というか、選手に専念した生活をして迎えてるのかなっていうのは、見てて思いましたね」

――武藤選手に伺いたいんですけど、蝶野さんリングに上がることに関しては非常に今の段階では消極的だと思うんですけど、こっから新ためて口説いていく秘策だったり、どのようにすれば、蝶野さんを翻意させられるかなと。
武藤「さっきも言った通り、試合を通じて、まだ数試合やりますからね、もう蝶野がやる気が出るような試合をして、それしかないよな」

――蝶野さんにお伺いします。38年間を振り返って、蝶野さんから見て武藤さんはどんなプロレスラーだったのか、どんな思い出があるか何かあったら教えていただけますか
蝶野「はい。本当先ほど武藤さんも言ったように入門日も同じ日で、入門前からある知人を通してお互いに知ってたんですけども、デビュー戦も同じ人、我々の世代は、え~とね、多分七、八人、ちょっと上の先輩まで含めると前座のレスラーが10人近く多分いたはずなんですよ。その中で、武藤さんは特にその我々の同期の中では、同期、ライバルでもあるし、兄弟のような関係で、自分も橋本選手も他の選手たちもみんな含めてやっぱ武藤さんが兄貴だと。長男ですよね。うん。何かあったときは、やっぱみんな一緒に喜んだし、何かあるときはみんなで援護するし、ものすごい気さくな兄貴分、兄貴だったんで、あの~、関係としてはやっぱ何か常に自分はそのライバルでもあるんですけども、他の団体とね、ライバル関係になったときっていうのは本当にもうその辺の関係が壊れて敵対の意識しかないんですけども、でもやっぱり、今回こういう引退っていうことで、後輩先輩だけじゃなくてその同期の選手たちまだ現役でやってる選手もいます。で、彼らなんかはその兄貴分の、アニキのね、長男の武藤さんが、最後を飾ると。多分なんかそういうふうに感じてるんじゃないかなと。自分は何か、その引退っていうのを聞いて改めて、やっぱりそのなんか、同じ同期の中の、長男として、俺らの前をこう歩いてくれたと、いうそんな意識が改めて感じてます」

――武藤さん先ほどちょっと教え子とかっていうお話もちょっとありましたけども、今後試合でどのような姿をファンの方とか教え子にも見せたいっていうそんな思いはありますか
武藤「今、できる、全てを出し切った試合。昔のようにね何でもできるわけではないけど今できる全てを出し切った試合をしたいと、思っております」

――蝶野さんにお伺いしたいんですけども、武藤さんは同世代でやっぱり兄貴分だっていうふうにおっしゃってましたけど、武藤選手が正式に引退をするんだと最初に伺ったときには、寂しさなのか安堵なのかどういう気持ちが一番ありましたか
蝶野「そうですね、最近はその、他のちょっと長州さんのYouTubeだとか、なんかそんなとこでちょこちょこ会ったりはしてたんですけども、とにかくやっぱり状態が良くない、毎回会うたびというのがあったんで、自分も去年そういう本当に腰の方がひどくて、もう痛みで苦しんでた。とにかくそのレスラーとか痛みの中で常にこう戦いながら過ごしてるんですけども、やっぱり早くやっぱその痛みから解放させてあげたいなと、自分も特にその痛みがひどかったんで、手術をしてということになったんですけども、まだ現役を続けている以上、その今もうキャリア年齢からするとそこで半年1年治療に充てたら多分元のコンディションに多分戻せなくなるっていう心配は武藤さんもあったと思うんでね、なかなかそういう大きなことには判断がつかない。でも、今度それが怪我に繋がったりとか、ていうのがやっぱり自分なんかは心配してたんで、まあでもよかったなっていう気持ちの方が、うん、残念だってのもありますけども、でもやっぱりケガのこと年齢のことを考えると、頑張ったなっていう気持ちでしたね」

――武藤さんにお聞きしたいんですけど、あの2人こうやって並んでやっぱり橋本さんのことを思い出してしまうんですが、この引退試合を天国の橋本真也さんにどういう試合を見せたいっていう気持ちがありますか
武藤「実はこの本当にこう、ね、今回この東京ドームでなんていうこんなスケールのでかい引退試合っていう、この場を設けてもらえるんだけど、蝶野だってまだ引退してないし、橋本も実はまだ引退試合してない、ノアの、ね、創業者である三沢社長も引退試合とかしてないよね。なんか、もしかしたらその人たちの分も、ね、ある意味背負って、できたらなと、うん。思います」

『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~』
日程:2023年2月21日(火)
開始:17:00
会場:東京ドーム

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