大仁田厚がDDTの電流爆破の進化に賛辞!爆勝の納谷幸男「電流爆破バズーカ、もっと改良していかなきゃいけない」

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 DDTプロレスが9月4日、名古屋国際会議場イベントホールで「DRAMATIC EXPLOSION 2022」を開催。第6試合のスクランブルバンクハウス電流爆破6人タッグデスマッチ(大仁田厚、青木真也、納谷幸男組VS竹下幸之介、勝俣瞬馬、小嶋斗偉組)は、大仁田軍がサウナカミーナを制し、DDT流の電流爆破の進化に賛辞を送った。

 この一戦はスクランブルバンクハウスルールで、爆破アイテムとして、史上初使用の電流爆破バズーカを始め、電流爆破有刺鉄線バット、電流爆破ブロック玩具バット、電流爆破地雷ボードの4つが使われた。

 開始早々、場外で大仁田と竹下がイスチャンバラを展開。リングに戻ると、竹下が大仁田に足4の字固めを決めると、青木が電流爆破有刺鉄線バットで竹下を殴ってカット。勝俣は青木に丸め込み連発もフォールは奪えず。勝俣が電流爆破ブロック玩具バットで大仁田を殴打もカウントは2。大仁田が小嶋にレッドミストを噴射すれば、勝俣は大仁田にブルーミストを吹いた。コーナーで大仁田が勝俣を捕らえ、納谷が電流爆破バズーカを発射するも、火薬が勝俣のみならず、大仁田にも当たってしまい大ダメージを負った。

竹下が立てたテーブル上で納谷を垂直落下ブレーンバスターで投げるもカット。サウナカミーナがリング上に電流爆破地雷ボードを置き、竹下と小嶋がトップロープからダブルブレーンバスターで納谷を投げようとするも、青木が竹下を阻止。納谷と小嶋の投げ合いになるが、納谷がエルボーを叩き込むと小嶋は背中から電流爆破地雷ボードに落ちて憤死。納谷が小嶋をカバーして3カウントを奪い、大仁田軍が勝利。戦前、青木の持つ“いつでもどこでも挑戦権”を狙うと宣言していた勝俣は目的を果たせなかった。

 試合後、大仁田が「DDTを見直した。爆破をちゃんと進化させてます」と賛辞を送りつつ、納谷に「何で俺をバズーカで撃つんだ! オマエはコイツらを撃つんだよ」と苦言。納谷は「でも今日俺は大仁田さんより目立ったと思います」と言い返していた。

 電流爆破初体験だった小嶋が「大仁田さん、もう1度僕と爆破で戦ってください」と直訴。大仁田が「いい度胸だった。俺は(地雷ボードに)落ちるのはイヤなんで」と誉めると、小嶋は「次は大仁田さんを落とします」と意気上がった。

 右ヒザじん帯損傷のケガを負いながら強行出場したものも、本来の動きができなかった大仁田は「DDTの電流爆破も進化しててビックリした。DDTが電流爆破を次世代のものにしようと考えてるのが垣間見えてよかった。納谷選手はこれだけの体格があって、すごく理想的なものもあって、DDTを背負っていく人間になってもらいたい」と、納谷は「電流爆破バズーカ、もっと改良していかなきゃいけない。電流爆破で新しい時代が来たと思います。次あるときはもっとすごい電流爆破バズーカ持っていきたい」と話した。

 勝俣は「大仁田さんよ、俺は令和の邪道になるんだ。また最高のコンディションで戦わせてくれ。いつかアンタの革ジャンを着てやるから。覚悟しとけ。青木さん、“いつどこ”あきらめてないからな」、竹下は「青木真也! 電流爆破で一騎打ちやったるからな! 路上では何度かやってますけど、リングで爆破は初めてだったんで。海外の人からの注目度が高かったから、そこの期待値を超えたかったけど…」とコメントした。

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