クリス・ブルックスが勝俣瞬馬との死闘の末、有刺鉄線棺桶葬でEXTREAME級王座奪取
DDTプロレス、3月14日の後楽園ホール大会で、クリス・ブルックスが勝俣瞬馬を破り、DDT EXTREAME級王座を奪取した。
試合形式はリング上に設置された有刺鉄線棺桶に相手を入れて、フタをした方が勝ちというルールで、アイテムとして、有刺鉄線ボードも2つコーナーに置かれた。
クリスはカマを持って入場し、勝俣は“スーパーハードコア勝俣”のいでたちで登場。有刺鉄線ボード、イス、ラダー、画びょう、カマなど、さまざまな凶器が飛び交うなか、勝俣がクリスを棺桶の上に寝かせて、ととのえスプラッシュを繰り出した。かわしたクリスが棺桶のフタを取ると、勝俣がすっぽりと棺桶の中に入ってしまい、すかさずクリスがフタをして勝負あり。クリスは棺桶の四角をクギで打ち付けて、勝利をアピールした。
クリスは「試合前にはカツマタから、このベルトを奪うことが主たる目的だと言っていたけど、本当はそうじゃなくて、このベルトはすごく歴史があることを知っているし、魅力を感じていて、すごく欲しかった。UNIVERSALのベルトを獲ったときは初代ということで非常に光栄だったし、とてもうれしかったけど、あのベルトに一つなかったのは歴史だ。このベルトにはそれがあるので、このベルトを獲れたことは、また違った意味で名誉に感じている。UNIVERSALのベルトを獲ったときはウエノ(上野勇希)にジャマされてしまったけど、今回のEXTREMEのベルトもそのときと目的は似ていて、いろんなところに持っていって、いろんな相手に防衛していきたい。UNIVERSALのベルトはすばらしいベルトだけど、KO-D無差別級といっしょでおもに後楽園やビッグマッチで防衛されるものだけど、このベルトはいろんなところに持っていけると思うので非常に楽しみにしている。ドラマティック・ドリーム・チームらしく、バカをやっていきたい」と展望を語った。