「DDTの未来しか感じない」少林寺拳法インターハイ3位の新人・正田壮史が入門3ヶ月でデビュー!

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 14日、東京都・後楽園ホールにてDDTプロレスリング『Road to PETER PAN 2022 in KORAKUEN~みんなで声出そう!~』が開催され、正田壮史がデビュー戦を行った。

 この日デビューした正田壮史は、高校3年生時に少林寺拳法でインターハイ3位の実績を残した逸材。DDTに入るために大学を休学して5月に入門したばかりにも関わらずわずか3ヶ月でデビューまでこぎつけた。
 中学2年生のときに飯伏幸太の試合を動画で見てプロレスに興味を持ち、その後は路上プロレスやヨシヒコの試合などを見てDDTのプロレスにどっぷりはまったという。

 正田のデビュー戦はHARASHIMAとのシングルマッチで実施。
 
 試合はじっくりとしたグラウンドレスリングに始まり、キャリアに勝るHARASHIMAが優位を取っていき、胸板への逆水平チョップの連打や逆エビ固めでプロの洗礼。
 しかし正田はリストの取り合いの中で小手返しを見せ、見事な高さのドロップキックやジャンピング・フロントキック、浮遊感のある三角蹴りなどを放ってその身体能力の高さを存分に発揮。さらにはHARASHIMAの得意技でもあるファルコンアローで叩きつける。
 HARASHIMAも即座にファルコンアローでやり返すが、正田は拳法仕込みの変則的な軌道の蹴撃を連打。しかしHARASHIMAはプロレス仕込みの重たい蹴撃で迎撃し、最後は蒼魔刀を叩き込んで3カウントを奪った。

 試合を終えたHARASHIMAは、「デビュー戦だし逆エビ固めでギブアップ取ろうと思ってたんだけど逃げられちゃったし、出すつもり無かったんだけど蒼魔刀出しちゃったね。彼は今日が一番弱い状態なのにアレくらい出来るっていうのは非常に楽しみで、DDTの未来しか感じないですね」と正田の能力とポテンシャルを高く評価。


 そして正田は「練習生の頃はまさかHARASHIMAさんレベルの方と対戦するなんて想像もしてもいなかったです。そんな中でHARASHIMAさんと試合ができたことに感謝です。だからこそ、HARASHIMAから3カウントを取ることを次の目標にしたいです」と今後の目標を語った。

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