6・26大阪でのKO-Dタッグ選手権に向け会見も・・・岡林裕二の“ピッサリ”と勝俣瞬馬の“熱波WER!!”が飛び交って騒然!

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 DDTプロレスが6月22日、都内で同26日の大阪・アゼリア大正で開催されるKO-Dタッグ選手権(王者組・HARASHIMA、岡林裕二=大日本プロレス=VS挑戦者組・竹下幸之介、勝俣瞬馬)に向けて記者会見を開いたが、岡林の“ピッサリ”と勝俣の“熱波WER!!”が飛び交う騒然とした場に発展してしまった。

 挑戦者組は先の「Ultimate Tag League 2021」を制して王座挑戦をアピール。王者組は越境コンビながら、4月18日の新潟・万代島多目的広場大かま大会で、準烈の秋山準、大石真翔組を破って初防衛に成功しており、今回がV2戦となる。

 サウナカミーナの竹下は「僕は2日連続の記者会見。会見が多いということは勢いがある証拠だと思う。それほどDDTのリングで中心に戻ってきていると思うので。個人的には、『KING OF DDT』の準決勝、決勝を目指さないといけないんですけど、その前にタッグ挑戦。ここは落としたくないし、勝俣と一緒にベルトを巻きたい。8月21日の富士通スタジアム川崎まで止まってられないんで。スマイルピッサリ、強敵ですけど、竹下&勝俣がベルトを獲るという奇跡を大阪で起こしたい」と王座奪取宣言。

 勝俣も「タッグリーグ戦で優勝したんですけど、一番チームワークのよさで勝てたと思います。前回、3年前(18年6月5日、東京・新木場1stRING)にタッグに挑戦したときの相手は、樋口(和貞)、関本(大介)組というモンスターチームと闘ったんですけど、今回もモンスターチーム。でも、僕たちのチームワークなら勝てると思います。熱いサウナのような試合をして、ベルトを獲って、ベルトを巻いてサウナに入りたい」と必勝を誓った。

 スマイルピッサリのHARASHIMAは「4月の新潟以来、久々のスマイルピッサリ。タッグリーグを勝ち上がったチームとやるのはとても楽しみ。あの強豪がいるなかで、“まさか勝ち上がるとは”と思ったくらい、タッグならではの強さがあるチームだと思う」とコメント。

 岡林は「秋山、大石組と闘って防衛して、絶対“防衛ロードを突き進むぞ”と思いました。今回、タッグリーグの優勝者、この大きな山を打ち砕いて、防衛ロードを突き進みたい」と話した。

 この際、勝俣が発言する度に「熱波WER!!」と言うと、岡林は「俺が“ピッサリ”と言ったら黙っとけ!」と過敏に反応し、自身は「ピッサリ」を連発。その後も、コメントするごとに、勝俣の「熱波WER!!」と、岡林の「ピッサリ」が飛び交う騒然とした状況で会見が進んだ。

 先のタッグリーグでは、竹下組の連係技MADMAXが有効な決め手となったが、HARASHIMAは「確実にスリー取れる連係があるのはタッグチームにとって、非常に強いと思います。それは警戒していきたいし、逆に言うと警戒することが分かっているので、連係には気を付けようと思ってます。個々の力では、僕らの方がだいぶ上だと思うので」と、岡林は「チームワークが大事。竹下&勝俣組も素晴らしい選手です。僕らは『年越しプロレス』で優勝して、そこから組んでるんですけど、チームワークはバッチリだと思うので、絶対に負けないです」と自信を見せた。

 ここで、勝俣が「チームワークがどうのこうの言ってましたが、『年越しプロレス』からですよね。僕たちの歴史はもっと長いので、そういう部分では勝ってると思う。今の時代は、“ピッサリ”より“熱波WER!!”なんで。その部分を岡林選手に見せつけたいと思ってます」と発言。

 これに対し、HARASHIMAは「組んだのは『年越し』からだったけど、その前からちょくちょく呑みに行ってるから」と、岡林は「呑みに行ってるから、『年越し』で目を見た瞬間にバッチリだったんで」と言うと、勝俣は「僕たちもずっと呑みに行ってますから。サウナも行って、裸の付き合いしてますから」と反論し舌戦を展開した。

 竹下にとっては、「KING OF DDT」トーナメントの途中でのタイトル戦になり、気持ちの切り替えが重要になってくるが、「タッグに関しては、僕個人の闘いと言うより、竹下&勝俣の2人の闘いなので、別物と考えてます。岡林さんとはタッグ選手権で思い出すのは、15年(2月15日)のさいたまスーパーアリーナで試合したとき、当時は遠藤哲哉がパートナーでしたけど。関本、岡林組に負けた試合を忘れてないんで。同じくKO-Dタッグのベルトを懸けて、また岡林選手と当たれるのはリベンジのチャンス」とキッパリ。

 岡林は「あのときは関本さんと組んで、もう正直負け知らずという感覚で、勢いでガンガン行ってました。でも、竹下選手も海外で経験積んだり、いろんな経験をするなかで、すごい成長してるので。今の竹下幸之介と闘うのは本当に楽しみです」と返した。

 2回連続で地方での防衛戦になることについて、HARASHIMAは「コロナ禍が続いてるなかで、地方でタイトルマッチができるのは非常にうれしいこと。なかなかプロレスを楽しめないファンの方にもタイトルマッチを見せることができるのはうれしいこと。会場が大きい小さいじゃなく、いろんな人に見に来てほしい」と、岡林も「地方の方にプロレスを見せて、元気を与えたい。思いっきりプロレスをして、元気になってもらいたい」と意欲を見せた。

 会見後のフォトセッションでも、岡林は「ピッサリ」、勝俣は「熱波WER!!」と競って叫び続け、収拾がつかない事態に、進行を務めた今林久弥GMも頭を抱えていた。

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