平田一喜が高橋ヒロムを襲撃もアイアンマン王座奪回ならず!11・12両国決戦のルールは「“楽しもうぜ!!”何が出るかな!?お楽しみデスマッチ」
DDTプロレス秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(11月12日、東京・両国国技館)でIWGPジュニア・ヘビー級王者の高橋ヒロム(新日本プロレス)と一騎打ちを行う平田一喜(DDT)が、ヒロムを襲撃するもアイアンマンヘビーメタル級王座の奪回はならなかった。
DDTの10月22日、東京・後楽園ホール大会で、ヒロムが正田壮史からアイアンマン王座を奪ったばかりの平田に奇襲をかけ、3カウントを奪取してベルトは新日本に流出。これにより、両国での平田vsヒロムの一戦は同王座戦になることが発表されていた。ところが新日本の11・2大阪大会のバックステージで石森太二がヒロムを襲ってベルト奪取。11・4大阪大会でヒロムは石森とのIWGPジュニア・ヘビー級王座戦で勝利して防衛を果たし、アイアンマン王座を奪い返していた。
11月6日午後9時より、ヒロムは自身のYouTube公式チャンネルで生配信を行ったが、ヒロムがIWGPとアイアンマンのベルトを巻いて背中を向けたところ、潜入していた平田が木曽大介レフェリーを伴い脱兎のごとく現れてヒロムを丸め込むも、カウントは2でベルト獲りはならず。
ヒロムが未定だった平田戦のルールを問うと、平田は「Dramatic Dream Round“楽しもうぜ!!”何が出るかな!?お楽しみデスマッチ」と発表。同試合はラウンド制を採用し、ラウンドごとにルーレットでルールを決定する。平田によると、そのルールは「既存のプロレスで行うルール」「歴代のDDT EXTREME王者が行ったルール」「平田がEXTREME王者としてやってきたルール」「新たに考えたルール」が混在するというが、詳細は当日まで“秘密”だという。
ヒロムは「平田さんのすべてを受け止めたうえで勝ちたい」とキッパリ。平田は「負ける気はしますけど、負けないように頑張ります」と平田らしく意気込んだ。
ルール説明が終わり、ヒロムが背中を見せて水を飲んでいると、再度平田は奇襲をかけスクールボーイで丸め込むも3カウント奪取はならず。アイアンマン王座奪回がならなかった平田は退散した。
なお、タイトルの性質上、この一戦までにヒロムがアイアンマン王座から陥落した場合、同選手権試合としては行われない。