『どのツラさげて帰ろうか』仕事をクビになり3年ぶりに帰国した世界のイケメンがトー横横で地雷女に頭を鈍器で殴られ水浸しに!

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 7日、新宿FACEにて黒潮TOKYOジャパン凱旋興行『どのツラさげて帰ろうか』が開催された。

 2011年にTAJIRI率いるSMASHでデビューした黒潮二郎が、その後継団体のWNC(Wrestling New Classic)で黒潮"イケメン"二郎として唯一無二のキャラクターを確立。
 その後武藤敬司率いるWRESTLE-1に合流すると陽キャ感に磨きがかかり、入場パフォーマンスも相まってプロレス界のエンターテイナーとして人気者に。
 WWE入団を目的にWRESTLE-1を退団して世界を飛び回り、2020年についにWWE入団を果たす。
 WWEでもイケメン二郎の名を残し、ジャケットを着用したままのコミカルな試合スタイルで注目を浴びると、KUSHIDAとハッスル繋がりでもあるタッグを結成。
 だが今年WWEがUFCの親会社であるエンデバー社に買収され、選手契約の見直しが起きる中で9月に解雇されることとなった。


 日本での一発目がどこに参戦するのか注目を浴びていたが、まさかの自主興行2DAYSで日本復帰戦を行うことに。名前もWWEとの契約で『イケメン二郎』が封印され、黒潮TOKYOジャパンとして凱旋した。
 対戦カードは未定となっていたが、第1試合からバラモンシュウ&ケイのバラモン兄弟を相手に、黒潮は元WRESTLE-1社長であった高木三四郎を連れて対戦。
 バラモンが撒く水で会場がびしょ濡れになる中、黒潮も足を滑らせながら闘うも股間にスーツケースとボウリング玉を叩き込まれ、ひるんだすきに五体不満足で丸め込まれ3カウント。

 呆然とする黒潮はそのまますぐに二試合目に出場し、スペル・デルフィン&花園桃花&くいしんぼう仮面vs黒潮TOKYOジャパン&ウナギ・サヤカ&菊タローというコミカルな試合に。
 ウナギと花園だけがまともにプロレスをする中、菊タローが花園を羽交い締めにして黒潮が花園の胸を揉もうとするも、逃れた花園が黒潮の脳天をシャボン玉ステッキが割れるほどの勢いで殴りつけKO。そのままデルフィンクラッチで3カウントとなり、大阪最強の地雷女が最近事件が多いトー横真横の会場で猟奇的な勝利を奪った。

 メインイベントでは黒潮vsYAMATOのイケメン対決となり、本物のイケメンであるYAMATOに会場からは大歓声。「何が違うんだ」と自問自答しながら戦った黒潮は、船木誠勝直伝のハイブリッドブラスターやイケメンスラッシュも繰り出し勝利寸前まで追い込んでいく。しかしYAMATOがブレーンバスターやエルボーなど基本的な技で違いを見せ、最後は全知全能のフランケンシュタイナーで3カウント。

 WWEからの凱旋一発目の興行でまさかの三連敗となった黒潮だが、YAMATOは「今日が正真正銘初の試合、国内復帰戦の相手にこの俺を指名してくれてありがとう。お前がイケメンを名乗るようになってから、テレビにしろ週刊誌にしろ、なんなんだこのふざけた野郎だとずっと思ってたけど、こうやって直接闘ってみたら、こいつはハートがイケメンなんですよ!なんでかっていうと、僕住んでるの神戸なんですけど、今日イケメンから送られてきた新幹線で東京来たんですけどね、その切符、グリーン車だったんですよ!俺に気を使う必要はないんだよ。皆さんわかるでしょ?彼は日本のプロレス界にはなくてはならない存在だ。またもし機会があれば我がDRAGON GATEに上がっていただきましょうか」と褒め称える。
 これに気を良くした黒潮は一緒に写真撮影し、マイクを持つと「9月21日にWWEクビになって、正直俺は2年前から日本のプロレスがめちゃくちゃ恋しかった。でも、大きな会社だし、自分が行きたいって言ってたし・・・こっから先は12月にトークショーやる予定なんで!俺の名前は黒潮TOKYOジャパンだけど、これからも応援してくれるかな~?(ファン「いいとも~!」)よーしご起立ください!行くぞー!(オー)3,2,1,フィニッシュ!」と久々の掛け声で大会を笑顔で締めた。

 超満員の大歓声で終了した黒潮による自主興行は、明日8日19時から新宿FACEにて2DAYS目を迎えるが、メインイベントでは鈴木みのるvs黒潮TOKYOジャパンが発表済み。このペースで行くと2日で6試合行うことになり、明日黒潮が生きて帰る事ができるのか、是非会場で確かめてほしい。

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