『どのツラさげて帰ろうか』WWEをクビになったイケメンがバラモン入信!RIZINファイターの頭をバリカンでハゲに!

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 8日、新宿FACEにて黒潮TOKYOジャパン凱旋興行『どのツラさげて帰ろうか』2日目が開催された。

 2011年にTAJIRI率いるSMASHでデビューした黒潮二郎が、その後継団体のWNC(Wrestling New Classic)で黒潮"イケメン"二郎として唯一無二のキャラクターを確立。
 その後武藤敬司率いるWRESTLE-1に合流すると陽キャ感に磨きがかかり、入場パフォーマンスも相まってプロレス界のエンターテイナーとして人気者に。
 WWE入団を目的にWRESTLE-1を退団して世界を飛び回り、2020年についにWWE入団を果たす。
 WWEでもイケメン二郎の名を残し、ジャケットを着用したままのコミカルな試合スタイルで注目を浴びると、KUSHIDAとハッスル繋がりでもあるタッグを結成。
 だが今年WWEがUFCの親会社であるエンデバー社に買収され、選手契約の見直しが起きる中で9月に解雇されることとなった。

 日本での一発目がどこに参戦するのか注目を浴びていたが、まさかの自主興行2DAYSで日本復帰戦を行うことに。名前もWWEとの契約で『イケメン二郎』が封印され、黒潮TOKYOジャパンとして凱旋した。
 初日ではバラモン兄弟に水浸しにされ、花園桃花にステッキで頭を殴打されKOし、YAMATOと真っ向勝負で敗北するという1日で3連敗した黒潮。


 この日の初戦では、花園桃花とタッグを組んでウナギ・サヤカ&田中将斗を相手にしっかりとプロレスを展開。カンチョー攻撃が飛び交う華やかな試合となったが、最後は花園のステッキ攻撃が黒潮に誤爆し、そこを田中がスライディングD、ウナギがスライディングTANAKAと畳み掛けて3カウント。

 疲労困憊の黒潮だったが、「総合格闘技よりプロレスが強いと証明してやる」とバックステージに戻ると、バラモン兄弟とのトリオでスーパー・タイガー&門馬秀忠&関根“シュレック”秀樹のMMAファイターチームと対戦へ。
 序盤はバラモンがプロレスで攻め立てていくが、水攻撃が炸裂すると荒れた展開に。調子にのったバラモンと黒潮がシュレックの頭をバリカンで刈って落ち武者ヘアーにしていくと、これに怒ったMMAチームがプロレス技でイケメンをボコボコにしていく。
 最後はシュレックのパワーボム、タイガーのソバット、門馬の右ハイキックでイケメンから3カウントを奪った。

 明らかにボロボロのイケメンだが、メインイベントでは鈴木みのるとシングルマッチが発表済み。
 イケメンの入場に対抗して鈴木みのるも2度入場を行うサービスを見せ、試合が始まると腕固めや逆エビ固めとオーソドックスながら急角度で黒潮を絞り上げていく。苦しみながらも黒潮は「鈴木みのるそんなもんか?俺を見せてやる」と必死にエルボーを打ち込んでいくも、鈴木も強烈なエルボーを打ち込んでいき、耐えようとした黒潮をゴッチ式パイルドライバーで沈めた。

 マイクを持った鈴木は「なぜこいつと俺が闘うことになったか、突然だと思ってるだろ?違うんだよ。去年俺がアメリカに滞在してる時に、オーランドの地でシェイナ・ベイズラーとかマット・リドルとかアイツらと一緒にサブミッションの練習一緒にやって、そして、お前、終わったあとの打ち上げだけ来たろ!しかもこいつ1人じゃねぇ。戸澤も一緒だったろ!俺練習でお前の顔一回も見てねーぞ」とWWE時代の奔放さを暴露。
 バツが悪そうな顔をする黒潮に鈴木は「お前によ、俺がいつも言われてる言葉を贈ろう・・・入場が長い」と黒潮にピッタリな言葉を残し、大歓声の中去っていった。

 2日間6試合を全敗ながら生き抜いた黒潮は「みのるさんカッケェ~殺されると思いました~。俺はこの日本に帰ってきました。純正なイケメンファンの前で、2日連続で復帰できた事本当に心から幸せに思うし、みんなの事が大好き!ありがとう!これからも黒潮TOKYOジャパン応援お願いします!」と笑顔で挨拶し、「3,2,1,フィニッシュ!」の掛け声で会場の心を一つにした。

 日本人レスラーの中でトップクラスに華がある黒潮が日本に帰ってきたことは、日本プロレス界にとって確実に明るい話題になるだろう。
 そんな黒潮はゆっくり休む間もなく、11日にはDDT両国国技館大会に、12日には全日本プロレス世界最強タッグ決定リーグ戦への参戦が発表済みだ。

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