女子プロレスラー落語家が被災地を回りボランティア落語会に出演
5月7日(日)~10日(水)、女子プロレスラーの唯我が6・11 バトスカフェ板橋大会に出演する春風亭愛橋師匠の東北ツアーに同行。被災地を回りボランティア落語会を行った。
唯我は2000年にプロレスラーとしてデビューし、MMA選手としても試合を行い映画監督ジョージ・ルーカス氏の娘のアマンダ・ルーカスとDEEPで闘うなど多方面で活躍。2014年に落語家の三笑亭可龍師匠に弟子入りし、自主興行などでプロレスと落語の融合を行っている。
7日(日)には宮城県・三本木寺子屋で2回公演、8日(月)宮城県・カリタス石巻ベース、9日(火)宮城県・東松島市ひびき工業団地仮設、10日(水)宮城県・石巻市の西念寺で4日間5公演に出演。
5月9日に現地で38歳の誕生日を迎えた唯我は「震災から『自分に何ができる?』と考え続けていて結局は募金をすることしか出来なかったのですが、今回愛橋師匠のお気遣いでやっと東北に行くことが出来ました。6年が過ぎて街が新しくなってきても心の傷は癒えていないということを痛感しました。それでも皆さんは前向きで、逆に私が元気をもらってきました。これからも自分ができることで東北を応援していきたいと思います」とコメントした。