ファンタジーの世界で行われるプロレス風アクション舞台『アクトリング』に咲く一輪の花!美少女アネモネが見せた狂気と笑顔
5月8日、新木場1stRingにて『アクトリング鏡編 弍ノ面 Shelollノ章~深淵~』が行われた。
元オリンピック選手が監修し、コロナ禍にもかかわらず新宿FACEを超満員札止めにしてスタートしたアクション舞台『アクトリング』。
グラビアアイドルや女優や声優など普段スポーツとは違う業界の女性たちが、プロレスをベースにしたアクションを取り入れた殺陣を行い、宇宙海賊や忍者、魔法少女などのコンセプトを身にまとったチームが戦う新たな手法で演劇業界のみならず様々な業種から注目を浴びている。
メインストーリーとしては三種の神器(アマノムラクモノツルギ/ヤタノカガミ/ヤサカニノマガタマ)を賭けて様々なチームが戦い合っているが、今作は劇団『夢神楽』の桐乃 睦(きりのむつみ) が脚本・演習を務め、昨年10月にアクトレスガールズとしてリングデビューした女優の夏葵(なつき)が演じる『宇宙海賊Sheloll(シェルオル)』のアネモネを中心に話が展開。
夏葵のバックボーンであるバレエの動きを取り入れた華麗な動きと少女のような笑みで会場中を魅了するアネモネは、体格が倍近くある忍者ファイターを翻弄し、青野未来(あおのみく)らが演じる美しき怪盗たちを相手に普段とは違う表情でフィッシャーマンや大外刈りなど激しい技を見せていく。
その他にも、未依(みい)らが演じる魔法少女たちが今にも「僕と契約して…」と言いそうな聖獣を連れて登場すると、これぞ『アクトリング』と言える魔法を使いながらのスクールボーイやドロップキックなどプロレスとファンタジーの狭間を行き来する試合が繰り広げられた。
元JDスターのMARUの弟子である松井珠紗(まついみさ)演じるリズは皇希(こうき)が演じるクラムを相手にガッチリとしたプロレス中心の闘いを繰り広げ、約2時間のステージは緩急のある演出とともにアネモネの過去と成長も垣間見せる形で、プロレスを知らない人・演劇に慣れてない人双方が盛り上がり幕を閉じた。
演劇が中心の『アクトリング』は次回公演日は未定となるが、闘いを中心とした『アクトレスリング』は5月19日に新木場1stRingにて開催が決定。
メインイベントでは元スターダムでカイリ・セインのパートナーであった澄川菜摘が青野未来とタッグを組み、松井珠紗&皇希との対戦を予定している。