【試合詳細】4・24 全日本プロレス後楽園ホール大会 ジェイク・リーvsT-Hawk 芦野祥太郎vs入江茂弘 石川修司vs本田竜輝 【世界ジュニア】佐藤光留vsブラックめんそーれ

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『2022 Champion Carnival』
日程:2022年4月24日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:503人

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[ヨシタツ・キングダム]○ヨシタツ/立花誠吾(フリー)
8分50秒 ヨシタツ狂想曲→エビ固め
●イザナギ/土方隆司(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[Evolution]諏訪魔/○田村男児
8分39秒 パワーボム→片エビ固め
大森隆男/●井上凌

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[NEXTREME]●宮原健斗/ライジングHAYATO
8分29秒 スタッフロール
[NEXTREME]○青柳優馬/青柳亮生

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/Evolution】○佐藤光留(パンクラスMISSION)
15分47秒 頭突き→体固め
【挑戦者】●ブラックめんそーれ
※第61代王者が2度目の防衛に成功

▼2022 Champion Carnival 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
○石川修司【3勝2敗=6敗】
10分23秒 スプラッシュマウンテン→エビ固め
[TOTAL ECLIPSE]●本田竜輝【0勝5敗=0点】

▼2022 Champion Carnival 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
[Enfants Terribles]○芦野祥太郎【3勝2敗=6点】
13分39秒 アンクルロック
[#STRONGHEARTS]●入江茂弘(フリー)【2勝2敗1分=5点】

▼2022 Champion Carnival 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
[TOTAL ECLIPSE]○ジェイク・リー【4勝1敗=8点】
16分21秒 D4C→体固め
[#STRONGHEARTS]●T-Hawk(GLEAT)【2勝2敗1分=5点】
※ジェイクが決勝戦進出

ジェイクがCC決勝進出を決め2年連続優勝に王手!光留が緊急決定した世界ジュニア戦でめんそーれを頭突き葬!青柳が新技披露で宮原から勝利!

第1試合


 先発は土方とヨシタツ。土方がタックルからバックの取り合いへ。ヨシタツが腕を取るが、土方は片足タックルで倒して足を取ろうとするもヨシタツは腕ひしぎの体勢へ。これを抜けた土方が立ち上がり距離を取る。
 がっぷり組み合うとヨシタツが相手コーナーに土方を押し込み、その背中にイザナギがタッチ。
 ヨシタツは自軍コーナーにイザナギを押し込み立花にタッチ。

 リストの取り合いからグラウンドの攻防へ。ヤンキー座りで挑発する立花にイザナギはケンカキックも、起き上がりこぼし式にヤンキー座りに戻った立花が挑発。走り込んできたイザナギをアームホイップからギロチンドロップを投下しフォールも2。
 イザナギは足を踏みつけサミングからコーナーに押し込むと土方にタッチ。

 土方とイザナギはロープに振ってダブルのミドルキック。さらに土方はサッカーボールキックを背中に連打し、立ち上がった立花はエルボー連打。土方は受け切ると強烈なエルボーからイザナギにタッチ。

 イザナギはガットショットも、立花は土方とイザナギに交互にエルボー。イザナギはエルボーでコーナーに押し込み、ミドルキック連打からハイキック。崩れ落ちた立花の顔面を踏みつけ、ナックル連発からストンピング。イザナギは土方にタッチ。

 土方はロープに振ってスリーパー。バックエルボーで逃れた立花がロープに飛ぶも、土方は再度スリーパーで捕らえ、崩れ落ちた立花の顔面に膝蹴り。フォールも2。
 土方はロープに振ろうとするが、立花がエルボーからロープに飛んでランニングエルボー。立花はヨシタツにタッチ。

 ヨシタツはビッグブーツからミドルキック連打。さらに足を取ってドラゴンスクリューから串刺し攻撃を狙うが、土方は延髄斬りで迎撃しスタンディング・シャイニングウィザード。土方はイザナギにタッチ。

 イザナギは串刺し延髄斬りからバックキック。さらにトラースキックを叩き込みフォールも2。
 イザナギはエルボーからロープに飛ぶが、ヨシタツはキチンシンクで迎撃しコーナーに振り、立花が串刺しエルボーからヨシタツが串刺しラリアット。さらにヨシタツがコーナーに登りセーバーチョップからフォールも土方がカット。
 ヨシタツはブレーンバスターを狙うが、着地したイザナギがスクールボーイも2。ラリアットを狙ったヨシタツにカウンターのスクールボーイも2。ロープに飛ぶが、ヨシタツがカウンターのパワースラムからフォールも2。
 ヨシタツはコーナーに登りヨシタツ狂想曲を叩き込んで3カウントを奪った。

第2試合


 先発は井上と諏訪魔。井上がタックルも、脇を差した諏訪魔がコントロールしてバックを取る。そのまま足を刈って倒し、リストの取り合いからグラウンドの攻防へ。諏訪魔が離して一度距離を取る。諏訪魔は男児にタッチ。

 ロックアップから男児がヘッドロックで捕らえショルダータックル。さらにロープに飛ぶが井上はドロップキックで迎撃しボディスラムを狙うが、耐えた男児とエルボーの打ち合いへ。男児がエルボー連打からボディスラムで叩きつけフォールも2。
 男児はストンピングからコーナーに叩きつけ背中にエルボー連打。男児は諏訪魔にタッチ。

 エルボーの打ち合いから井上がエルボー連打。諏訪魔は強烈なエルボーでふっ飛ばし、引き起こすとコーナーに押し込みエルボー連打。
 ふらつく井上に諏訪魔がビッグブーツ。下から睨みつけた井上がエルボー連打も、諏訪魔がエルボーで倒しフォールも2。
 諏訪魔は引き起こすが、井上はその場飛びドロップキック連発から大森にタッチ。

 大森はビッグブーツからロープに飛んでニールキック。投げようとするが、耐えた諏訪魔にガットショットからロープに飛んでネックブリーカードロップ。フォールも2。
 大森はアックスボンバーを狙うが、諏訪魔は避けるとスリーパーで捕らえ男児にタッチ。

 男児はエルボー連打からコーナーに振ろうとするが、大森が逆にコーナーに振って走り込むも男児はエルボースマッシュからコーナーに登りダイビングショルダーアタック。フォールも2。
 男児は投げようとするが、大森はリバースすると井上にタッチ。

 井上は串刺しジャンピングバックエルボーからロープに飛ぶも、男児はガットショットから投げようとするが、井上が逆にブレーンバスター。井上はエプロンの諏訪魔にエルボーを叩き込んで落とすと、コーナーに振って串刺しジャンピングバックエルボー。大森も串刺しバックエルボーから井上がコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
 井上はコーナーに登りミサイルキックも、避けた男児が逆エビ固めで捕らえるが井上はロープを掴みブレイク。

 男児はラリアットも、避けた井上がスクールボーイも2。
 井上はロープに飛ぶが、男児はラリアットで迎撃しフォールも2。
 男児はパワーボムからフォールし3カウント。

<試合後コメント>

諏訪魔&田村男児
男児「みんな世界ジュニアのこと言ったりする中、僕は一体何をやってるんだって。この間ブラックめんそーれにシャバインバスター?で負けてるんで、1からこうやってコツコツやり直していこうと思ってます」
諏訪魔「昨日から俺は言わせてもらってるんだけど、Evolution、このままでいいのかなって。俺はこのままでどうかなと思う。お前の意見を聞きたい」
男児「僕はもう、地道にやっていくしか無いかなって」
諏訪魔「今のままでいいってことだな、お前は。今のままでもやれると」
男児「はい」
諏訪魔「俺の考えもあるし。俺はなにかこのままじゃいけない、なにかを変えなきゃいけないんじゃないかなと。じゃなきゃこの50周年、インパクトを残せないんじゃないかと思ってんだよね」
男児「はい」
諏訪魔「お前の考えもあるからな」
男児「はい」
諏訪魔「俺にも考えがある」
男児「はい。僕はそういう考えで地道にやっていくって閑雅です」
諏訪魔「分かった。今日はここでいいや」

第3試合


 先発は亮生とHAYATO。アームホイップの応酬から足を刈ってのフォールの応酬。ドロップキックの相打ちから距離を取って睨み合う。
 バックの取り合いから両者タッチ。

 ロックアップから宮原がヘッドロックで捕らえショルダータックル。ロープに飛んで優馬のドロップキックをスカすとビッグブーツから串刺し攻撃。優馬が避けるとエプロンから亮生が延髄斬りを叩き込み、優馬が場外に投げ捨て乱闘へ。
 リングに登った亮生がエプロンに登った宮原にドロップキックから三角跳びケブラーダ。
 優馬がリングに戻ると、宮原は優馬と亮生に交互にエルボーを叩き込むが優馬がエルボースマッシュを叩き込み亮生にタッチ。

 ロープに振って青柳兄弟でダブルのショルダータックルから亮生がフォールも2。
 亮生はストンピングも、宮原は起き上がるとエプロンの優馬にビッグブーツ。亮生が宮原の背中にエルボーも、宮原はロープに振ってラリアット。避けた亮生が低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
 亮生はストンピングからコーナーに振り串刺し攻撃。避けた宮原が優馬にビッグブーツからHAYATOにタッチ。

 HAYATOが亮生をロープに振ると、亮生はハンドスプリング延髄斬り。避けたHAYATOがブーメランドロップキックから串刺しエルボー。さらにエースクラッシャーからフォールも2。
 HAYATOはダブルアームの体勢も、着地した亮生にトラースキック。ガードした亮生がトラースキックから旋風脚を叩き込み優馬にタッチ。

 HAYATOのチョップと優馬のエルボーの打ち合いへ。HAYATOがチョップ連発から走り込んできた優馬をカニバサミで倒し、宮原がエプロンを走り込んで側頭部にドロップキック。HAYATOは宮原にタッチ。

 コーナーに振ってHAYATOが串刺しエルボーから宮原が串刺しニー。さらにHAYATOがトラースキックも優馬が崩れたため宮原に誤爆。
 亮生とHAYATOがエルボーの打ち合い。亮生がエルボー連打からロープに飛ぶが、HAYATOは追走ドロップキック。HAYATOがロープに飛ぶが亮生が追走ゼロ戦キック。
 宮原を寝かせ、HAYATOをコーナーに乗せると優馬がデッドリードライブで宮原に叩きつけ、亮生がムーンサルトから優馬がダイビングエルボードロップ。フォールも2。
 優馬が投げようとするが、耐えた宮原がその場飛びブラックアウトからシャットダウンスープレックスを狙うが、耐えた優馬にブラックアウト。キャッチした優馬がエルボーから飛びつき胴絞めフロントネック。切り返そうとした宮原をそのままスタッフロールで丸め込み3カウント。

優馬「おい、大将!今の気分は、最高ですかー!?どうだ!最高、ですかー!?4月29日、名古屋、4月、29日、名古屋!4月!29日、名古屋、大事なことだからもう一回言います。4月29日名古屋、お前を絶対に倒して、やるからなー。覚悟しとけー。ばーい」

<試合後コメント>

宮原健斗
「うぉおおおい!うぉおおい?!俺は言い訳しねえ!名古屋だ!4月29日名古屋で絶対俺が勝つ!絶対俺が勝って!5月4日の優勝決定戦に進む!名古屋!名ァ古屋!名古屋ァ!」

ライジングHAYATO
「世間はNEXTREME対決、名古屋のNEXTREME対決で盛り上がってるようだけど、俺と亮生のジュニアらしいハイスピードな攻防、見たでしょう!これがジュニアがライジングするってことですよ!全日本ジュニア、ライジングしていくんで、ヨロシクッ!」

青柳優馬&青柳亮生
青柳「宮原健斗、いや、大将!どんなもんじゃーい!どうだ今の気分は!最高ですか?!4月29日、名古屋。勝っても引き分けでも優勝決定戦に進出できちゃうというこの状況。最高だね。今の気分は最高っすよ!でも、負けたりしてまた他の公式戦で点の取り直しとかになったらクソめんどくさいんで、絶対勝って優勝決定戦進出してやる!そして一番伝えたいことは、最後宮原健斗から1!2!3!取った新技・スタッフロール!俺の新技、スタッフロールだ!」
亮生「スタッフロール?」
青柳「そうだ。エンドゲームで、ゲームが終わったらだいたいスタッフロール流れるだろ?」
亮生「はっはは。ハイハイ(笑)」
青柳「そういうことだ!スタッフロールだ!」
亮生「スタッフロールだぁ!」
青柳「色々あるぞ、俺には。色々あるぞ、宮原健斗!どうするんだ!楽しみにしとけ!」
亮生「青柳兄弟、最高ッ♪」

第4試合


 じっくりと睨み合い、めんそーれが距離を詰めると光留はリングを周り前蹴りで距離を見る。
 めんそーれのタックルを切った光留をめんそーれはフロントネックで捕らえるが、リストの取り合いになると光留がロープを掴みブレイク。

 めんそーれのタックルを受けきった光留が巻き投げてヘッドロックへ。立ち上がっためんそーれをそのままロープに押し込んだ光留がクリーンに離れる。

 チョップの打ち合いからビンタの応酬。光留が首投げから背中にサッカーボールキックを連発し、転げ回るめんそーれを引き起こすとミドルキック連打でコーナーに押し込む。
 めんそーれもチョップ連発で返し、ダブルチョップからコーナーでマシンガンチョップ。光留は額をこすりつけて睨みつけるとエルボーからミドルキック。ロープに飛ぶがめんそーれはドロップキックで迎撃し、場外に転がり出た光留へトペを狙うが光留はハイキックで迎撃。
 エプロンに転がっためんそーれの背中に光留はサッカーボールキックを叩き込んで場外に落とすと、サッカーボールキックからリングに投げ入れフォールも2。

 光留はサッカーボールキックから顔面を踏みつける。立ち上がっためんそーれがチョップを打ち込んでいくが、光留はミドルキックで蹴倒し水車落とし。フォールも2。

 光留は逆エビ固めもめんそーれはロープを掴みブレイク。
 光留はコーナーに押し込み串刺し攻撃を狙うが、めんそーれはダブルチョップで迎撃してロープに飛ぶとドロップキック。
 めんそーれは串刺しバックエルボーからコーナーに登り、スネークスパイクからフォールも2。

 光留はラリアットも、巻き込んだめんそーれが卍固め。光留はロープを掴もうとするが、コブラツイストに変えためんそーれがそのまま丸め込むが2。
 めんそーれはトラースキックからコーナーに登るも、ロープを揺らした光留が延髄斬りから正面に登り投げようとする。耐えためんそーれとエルボーの打ち合い。めんそーれがエルボー連打を叩き込み、逆さ吊りになった光留へ断崖式スネークスパイク。場外に転がり落ちた光留へスネークスパイクを投下し、リングに投げ入れてフォールも2。

 めんそーれはトラースキックから延髄斬り。さらにニールキックからフォールも2。
 めんそーれはロープに飛ぶが、光留は延髄斬りで迎撃し担ぐもめんそーれは逆打ちも2。
 めんそーれはジャーマンスープレックスホールドも2。
 めんそーれはロープに振ろうとするが、耐えた光留にエルボー。ガードした光留が腕をつかんでヘッドバッド。めんそーれもヘッドバッドで返し、ビンタの打ち合いからめんそーれが左右のビンタ連発。さらにヘッドバッドも、避けた光留がフロントネックで捕らえ、強引にブレーンバスターからバックドロップ。フォールも2。
 
 光留は膝立ちのめんそーれのボディにミドルキック連発から、デスバレーボムで叩きつけフォールも2。

 光留はヘッドバッドからフォールし3カウント。

 光留はリングを降りるが、突然リング下に引きずり込まれ、代わりに児玉がベルトを持ってリング下から現れる。

児玉「(リング上に登り、リングに耳をつけて)もしもーし、もしもーし、光留さん、児玉ですー。聞こえてますか?防衛おめでとうございます。なんかさっき告知しましたけど、5月15日かな?北海道で、世界ジュニアのタイトルマッチやるらしいんで、これ、児玉が挑戦してもいいですかね?光留さーん、聞こえてますか?タイトルマッチやってもいいですか?(裏声で)いいよー!OKもらいました。ということなんで、この、ベルト、僕が、もらいます」

<試合後コメント>

佐藤光留
「今日だけ頑張ったやつと、いつも真剣に生きてるやつの違いだよ。たどり着けなかったやつには、挑戦権すら与えられね―んだよ。好感度?SNS?知るかボケ!おい、最後、知ってるぞ。児玉だろ。やってくれるぜ。いいよ。かかってこいよ。誰もブルって来れなかったんだろ?なにがはえージュニアだ。聞いてるぞ。亮生、お前もだ。なにが『自分なりの方法で』だ。自分なりの方向性を見せてくれよ。俺が言いてえのは1つだけだ。大和ヒロシは死んだんだ。ちゃんと書けよ?伏せ字にすんなよ?大和ヒロシは死んだんだ!」

第5試合


 ゴングが鳴る前に本田が走り込みエルボー連打。エルボーの打ち合いから本田がエルボー連打。ヘッドロックからショルダータックルも、石川が受けきりショルダータックル。本田も受けきりロープに振るが、石川がショルダータックルでなぎ倒す。
 場外に転がり出た本田を石川が鉄柵に叩きつけていくが、本田はショルダータックルで返しストンピングへ。
 リングに戻り、本田がフォールもレフェリーはカウントを叩かず。

 本田はナックルからロープに振ろうとするが、逆に振った石川へ本田がパントキックを叩き込み髪を掴んで引き倒す。フォールもレフェリーはカウントを叩かない。

 本田は石川をロープに押し込み後頭部に膝を押し付けていくが、レフェリーは反則カウントをすぐにとる。

 本田はエルボーを打ち込んでいくが、石川はヘッドバッドを叩き込む。
 倒れた本田を引き起こし、コーナーに叩きつけると串刺しラリアット。さらにコーナーに上るとセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも2。

 石川は投げようとするが、耐えた本田がリバース。石川がガットショットからロープに飛ぶが、本田はスピアーを突き刺し両者ダウン。

 本田はロープに飛ぶが、ラリアットの相打ち連発から本田がコーナーに振るも再度ラリアットの相打ち連発。石川がヘッドバッドから走りこむが、本田がラリアットからブレーンバスター。フォールも2。

 本田がロープに飛んでラリアットからフォールも2。
 本田は投げようとするが、耐えた石川がラリアットを巻き込んでドラゴンスープレックス。
 エルボーの打ち合いからビンタの打ち合い。石川がロープに飛ぶが本田が追走バックエルボー。本田がロープに飛ぶと石川が追走ニーからファイヤーサンダー。フォールも2。

 石川はカミゴェからランニングニーを叩き込みフォールも2。

 石川はスプラッシュマウンテンで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>

石川修司
「これで3勝2敗?私のアレは?この次と、その次ですか?本田に言うことは1個しか無くて、アイツが良いやつだろうが悪いやつだろうが別にどうでもいいから。魂込めてプロレスやれってことですよ。それさえ、魂さえ見せてくれれば別に良いやつだろうが悪いやつだろうが俺には関係ない」

本田竜輝
「チャンピオン・カーニバル、全敗だ。クソ!でもまだまだ絶対次からどんな手段を使ってでも這い上がってやる!クソッ!」

第6試合


 ロックアップから一度離れて芦野が片足タックルから肩車を狙うも、入江は頭頂部にハンマーブローを叩き込んで逃れると強烈なエルボー。
 入江はロープに振ろうとするが、芦野が巻き投げてランニングバックエルボー。芦野はコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、入江はヒッププレスで迎撃し串刺し攻撃を狙う。避けた芦野がエプロンの入江の足を掴んでロープ越しのドラゴンスクリュー。そのまま場外乱闘へ。

 リングに戻り、芦野が足を踏みつけてからアンクルホールド。逃れようとした入江の腕を取るが入江はロープを掴みブレイク。

 芦野は入江の足を捻り、その足を引きずりながら立った入江とエルボーの打ち合いから芦野が低空ドロップキックを叩き込み、マフラーホールドで捕らえるが入江はロープを掴みブレイク。

 芦野はエルボーからバックを取るが、入江がコーナーに下がって逃れると芦野は前蹴りからエルボースマッシュ。ロープに飛ぶが、入江はブラックホールスラムで迎撃し、担ぎ上げるが芦野は着地しアンクルホールド。
 入江は回転して逃れるとスクールボーイからのショートレンジキャノンボール。改めてキャノンボールからフォールも2。

 入江はスリーパーで捕らえるが、逃れた芦野がエルボースマッシュ。入江はヘッドバッドも芦野は再度エルボースマッシュ。入江はランニングヘッドバッドもキャッチした芦野がバックドロップからスライディングエルボースマッシュ。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いから芦野がビンタを叩き込みジャーマンスープレックス。フォールも2。

 芦野はアンクルホールドも、入江はロープを掴むが芦野はすぐさま投げようとする。だが入江は空中で体勢を切り返して潰すとフォールも2。
 入江はリング中央で座り込む芦野にキャノンボールからフォールも2。

 入江はスリーパーで捕らえるが、芦野はロープを掴みブレイク。
 入江はすぐにスリーパーで捕らえ直すが、芦野はバックを取ってバックドロップ。さらにスライディングエルボースマッシュを狙うが、入江は避けると胴締めスリーパー。入江はボディにエルボー連打も、芦野が一瞬のすきをつきアンクルホールド。入江は回転して仰向けになるとビンタ連打も、芦野はアンクルホールドのまま逆エビ固め。さらにアキレス腱固め式のアンクルホールドに移行すると入江はギブアップした。

<試合後コメント>

芦野祥太郎
「う~わ、きちぃ!アイツ!試合前の想像通り、ガッチリ来たね。でも今日は全日本プロレス、世界ジュニアから始まってね、その前の石川本田もあんなにバチバチやられて俺たちも試合前気合入っちゃったよね。バチバチ行きたくなるくらいの。ただね、バチバチ行けばいいってもんじゃない。技が多けりゃ勝てるわけじゃない。アンクルだけでいい。アンクルとジャーマンがあればいい。今回チャンピオン・カーニバル、俺はこれで勝ち点6?もうジェイクが6だからよ。どっちが勝っても突破だよ。両リンじゃない限りね。まあ他力本願で行けてもしょうがないから今回は諦めるよ。俺はもう良い。来年、もっかいチャンピオン・カーニバル、出場して、そこまでしっかり全日本プロレスで結果を出し続けて、やっぱりね、外に響くようになんなきゃダメなんだなっていうのをこないだの還暦祭でも確認したんで、もっと外に、全日本プロレスのレスラーとしても1レスラーとしてももっと外にベクトルを向けなきゃいけないなと。それは他団体に出るとかじゃなくて、全日本プロレスをよりみんなに知ってもらうっていう、そういう作業をもっとしていって、全日本プロレスだけで満員の後楽園を目指してやっていきたいと思います。『後楽園で留まんなよ』って顔してますね、和田さん?そりゃそうでしょ。日本武道館もありますから。レスラー一丸となって同じ方向を向いて頑張っていきたいと思います。あとなんか諏訪魔さんがおかしくなっちゃってるんで。そんな特になんかする必要ないと思いますよ、諏訪魔さん。なんか最近、頭打っちゃったのかな?分かんないや。諏訪魔さん、今まで通り行きましょう。そんな変なことしなくていいですよ。これ動画切り取ってLINEで送っといてください」

第7試合


 ジェイクが両腕を広げてゆっくりと距離を詰め、ロックアップからジェイクがロープに押し込みクリーンブレイク。
 T-Hawkが片足タックルも、ジェイクが潰してヘッドロック。ロープを掴んで逃れたT-Hawkがチョップを避けて低空ドロップキックからショルダータックルで倒す。
 T-Hawkはフロントネックから首投げで倒し、改めてフロントネックからフォールも1。

 T-Hawkはチョップを打ち込みコーナーに吹っ飛ばすと、再度強烈なチョップから逆コーナーに振ろうとするが、逆に振ったジェイクが串刺しビッグブーツ。避けたT-Hawkが足を絡めてロホで捕らえる。ジェイクはロープを掴みブレイク。

 T-Hawkはウラジゴクを狙うが、切り返したジェイクにチョップ。ジェイクはコーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットしたT-Hawkがコーナー上に座るが、ジェイクはビッグブーツで場外に叩き出す。
 場外戦からリングに戻りフォールも2。

 ジェイクは首4の字で捕らえるがT-Hawkはロープに足を伸ばしブレイク。

 T-Hawkはチョップからロープに飛び、低空ドロップキックを叩き込むがジェイクは飛びつき三角絞め。T-Hawkはバスターで逃れようとするが、ジェイクは無道で捕らえる。T-Hawkはロープに足を伸ばしブレイク。

 ジェイクはロープに振ろうとするが、T-Hawkはチョップからロープに振ってショルダータックル。さらにナックルもジェイクがガードしボディブローから投げようとするが、耐えたT-Hawkがボディブロー連発からブレーンバスター。
 T-Hawkはコーナーに叩きつけ走り込むも、足を伸ばしたジェイクの足をキャッチしナックル。
 T-Hawkはコーナー上にジェイクを座らせ、「さっきのお返しだ!」と逆水平チョップで場外に叩き落とす。

 リングに戻ってきたジェイクにフロントネックから投げようとするが、耐えたジェイクがチョップ。T-Hawkがロープに振るも、ジェイクはレッグラリアートで迎撃。
 走り込んできたジェイクにT-Hawkは低空ドロップキックからカニバサミで倒し、背中へのランニングニー。
 T-Hawkは走り込むが、ジェイクはビッグブーツ。T-Hawkはチョップからニーアッパーも、ジェイクは眼の前で手を開いて停めるがT-Hawkも停めるとウラジゴク。両者ダウン。

 走り込んできたT-Hawkにジェイクがハイキックからバックドロップ。フォールも2。

 ジェイクが後頭部にランニングニーからフォールも2。

 ジェイクはD4Cで叩きつけ3カウント。

ジェイク「T-Hawk、お前、グレイトだぜ。親友、お前もグレイトだぜ。お前ら次第だいつでもこい。俺は決勝で、これで上がることができたな。俺のやることは決して特別なことなんかじゃない。才能があるわけでもない、ただでかいだけとずっと言われてきた。それでも、やり方次第で人間変わるんだぜ。あと一つ勝って、俺は、2連覇をする。今は、俺の時間だ」

<試合後コメント>

ジェイク・リー
「リング上で言ったことが全てだ。だが、もう1度ここで念を押して言っておく。入江、そしてT-Hawk。お前らGLEATだぜ。俺は点で終わらせる気はない。あんなに面白いんだ。またどこかで交わるのであれば、是非ともやっていきたいものだ」

――これで2連覇に王手をかけました
「それもホントに特別何かが変わるわけじゃなく、ごくごく当たり前のことをやっているだけで。俺はベルトを取り戻す。その最短ルートがこのチャンピオン・カーニバル優勝という手段なだけであって。特別なことは何もない。歴史上の誰かが2連覇しました、偉人たちがこういう戦績を残しました。確かにそれはすごいことだ。だけどそれは偉人たちであって、俺ではない。今は、俺の時間だ」

T-Hawk
「今日のセミで敗れた入江のアニキのためにも、今日は絶対勝ちたかった!今日初対決のジェイク!お前、出身は俺と一緒だろ?1つ教えてやるよ。北海道はな、外は寒くても、内はあちーんだ馬鹿野郎ッ!」

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