「諦めなくてよかった」指定難病と戦うRIZINファイターが2年8ヶ月ぶりの復帰でKO勝利!
16日、武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナにて『SPASHAN presents RIZIN TRIGGER 3rd』が開催。第5試合でクローン病と戦う征矢貴がKO勝利で復帰した。
指定難病のクローン病は、消化器に原因不明の炎症が起きる病気。201年5月の試合以降闘病に入り、2019年に一度は復帰戦を行ったもののクローン病が再発。闘病を続けるなか、2年8ヶ月ぶりにリング復帰を果たすこととなった。
対戦相手の中務修良はレスリングをバックボーンに持つ選手。2Rで中務のタックルを切った征矢が打撃で応戦を続け、左ストレートがきまると中務は仰向けに転がる。そこへ征矢がラッシュを仕掛けKOを奪った。
試合を終えた征矢は「諦めなくてよかったなと感じてます。師匠の扇久保博正さんからは『よく戻ってきた』と言ってもらえました。病院に行って体調がなんともないとわかったら次に向かって走り出したいと思います」と、新たな戦いに向けてコメントした。