RENAが王座戦を行う浅倉カンナに対抗心を燃やす!「大晦日に私がいないのは違うだろう」
29日、東京都・恵比寿にて12月31日にさいたまスーパーアリーナで行われる『RIZIN.14』についての記者会見が行われ、RENAの復帰戦が発表された。
RENAはシュートボクシング界の“絶対女王”として名を馳せ、2015年大晦日のRIZINでMMAデビューしてからはRIZIN6連勝と快進撃を続けていたが、昨年末の女子スーパーアトム級トーナメントの決勝で浅倉カンナに敗れMMA初黒星を付けられると、RENAは再戦を要求。今年7月にその希望は叶ったものの、0-3の判定で敗北。その後は「1回普通の女性に戻りたい」と格闘技を休業していた。
会見に登場したRENAは「2015年から始まり、今回が4回目の大晦日になります。もうすごく濃厚な4回目の大晦日。ずっとチャレンジャーなのにたくさん期待していただき、ポスターも真ん中にしていただいたり、色んな方に応援していただきました。ですが、みなさんが期待するRENAに私はどこまで近づいていけるのか。追いつきたい、追い越せない。何なら遠のいて行っているんじゃないかと、色んな思いがありました。ですが、7月大会でホッとした自分がいて、少しお休みの期間をいただきました。そして考えた結果、平成最後ということもあり『大晦日私がいないのは違うだろう』という気持ちもあり、この度リングに戻ることを決意いたしました。もっともっと強くなって、みなさんの期待を上回るような選手になりますので、これからも応援よろしくお願いします!」と挨拶。
対戦相手のサマンサ・ジャン=フランソワについて問われると、「今回は対戦相手と言うより自分自身、年末から7月にかけて短期間で成長した部分は見せられたと思うので、今回もまたシュートボクサーながらMMAファイターとしてどれだけの成長を見せられるかっていうところを見ていただきたいと思います。倒せる打撃はもうあるので、一本取れるところもお見せしたいなと思います」と決意を語る。
自身が二連勝を喫している浅倉カンナが浜崎朱加とタイトルマッチを行うことについて聞かれると、「悔しい気持ちがないというわけにはいかないけど、それは仕方ないのかなという気持ちも両方あって。でも9割は浜崎さんが勝つと私は思ってます。浜崎さんが獲った場合、この世界の中で浜崎朱加を倒せるのが私しかいないと思っているので」と、自身が二連敗している浅倉への挑発とも取れる見解を示した。
この発言に対し浅倉は「自分は挑戦する気持ちでがんばります」とさらりと流す余裕を見せた。