「『前回はたまたま』って声がすごく多かった」DEEP&RIZIN王者の牛久絢太郎が斎藤裕との再戦で謂れなき疑問の払拭を宣言!
10日、都内某所にて『湘南美容クリニック presents RIZIN.35』についてのカード発表記者会見が行われ、牛久絢太郎と斎藤裕のRIZINフェザー級タイトルマッチが行われることが発表された。
2020年11月の『RIZIN.25』にて初代RIZINフェザー級王座を賭けて朝倉未来と斎藤裕が対戦し、下馬評を覆して斎藤が勝利。その後2021年10月に行われた『RIZIN.31』ではDEEPフェザー級王者の牛久絢太郎を初防衛戦の相手に迎えたが、顔面のカットによる流血でドクターストップ。TKO勝ちを収めた牛久が王座奪取した。
この結果には、RIZINの榊原信行CEOも「僕らの想定していた未来の絵が全部崩れた。今回斎藤裕にオールベットして、タイトルの中でも“I am the Champion”と、斎藤裕ピンでポスターを作って、それが全部一気にガタガタガタガタと崩れるという。フェザー級は混沌とすると言うよりはすべてのことがシャッフルされた」と動揺を隠せず、激戦区のフェザー級戦線の模様を物語っていた。
会見に出席した斎藤は「とにかく自分のベルトを返してもらうという気持ちが強いのと、試合が続いて負傷箇所とかたくさんあったんですけど、だいぶコンディションが良くなってきて、別人のような気持ちと体を取り戻して戦いに挑みたいと思います」とコメント。
そして、牛久戦、朝倉未来戦と連敗のさなかでの王座戦であることについては「これで負けるとまた選手としての潮目が変わるかなっていう思いはありますけど、当日まで自分が勝つことを信じて強い気持ちで臨みたいと思います」と淡々と語った。
対する牛久は「『前回はたまたま』って声がすごく多かったんですけど、ちゃんと実力を次の試合で見せます」と、口調は物静かながらも強い気持ちの籠もった声色でコメント。
そして、記者からの『前回の勝ちは偶然ではないと考えているか』という質問に対しては、「はい。そうです」と即答。自分に投げかけられる謂れなき疑問の言葉をすべて吹き飛ばすという強い決意を感じさせる姿勢を見せた。
『湘南美容クリニック presents RIZIN.35』
日程:2022年4月17日(日)
開始:14:00(予定)
会場:東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ
▼RIZINフェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 66.0kg 5分3R
【王者】牛久絢太郎(K-Clann)
vs
【挑戦者】斎藤裕(パラエストラ小岩)