「42歳になった俺たちもまだまだトップ線戦に絡んでいける」ヘビーvsジュニアのタッグ王座対決を制した後藤洋央紀が未来を背負う覚悟を叫ぶ!

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 1日、東京都・日本武道館にて新日本プロレス『CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日』が開催され、IWGPタッグ王者vsIWGPジュニアタッグ王者の夢の対決が行われた。

 この日のセミファイナルでは、ヘビー級のタッグ王座であるIWGPヘビー級王座をもつ“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHIと、ジュニアヘビー級のタッグ王座であるIWGPジュニアタッグ王座を持つ“シックス・オア・ナイン”田口隆祐&マスター・ワトの対戦という旗揚げ記念大会ならではの夢のスペシャルタッグマッチが実現。
 この日は錚々たるレジェンド選手や他団体選手の登場が大きな注目を集めたが、この試合は新日本生え抜きの4選手が王者として“今の新日本”の力を見せる構図のものとなった。


 試合は後藤と田口の同期対決に始まり、互いの歩んできた歴史を確かめ合うかのような堅実なレスリング戦を展開。
 中盤からは新日本随一コンビネーションを誇る毘沙門の2人が連携攻撃を狙っていくが、ワトが田口のサポートに徹して鼓舞し田口が七色のケツ攻撃を見舞っていくなど階級差を覆した互角の攻防が展開される。
 毘沙門の必殺技である消灯を切り返した田口がオーマイ・アンド・ガーアンクルで後藤からギブアップを奪う寸前まで持ち込む場面も見られたが、毘沙門は常に2vs1となる布陣で闘っていき、ワトを激烈一閃で排除してから田口へ消灯を叩き込んで3カウントを奪った。

 試合を終えた両王者組はそれぞれ言葉をかわし合い、しっかりと握手。そしてそれぞれのベルトを持ちながら4人で両手を掲げた。

 試合後、後藤は「新日本プロレス50周年、大きな節目かもしれないけども、俺自身も、2002年に田口と一緒に入門して、今年、入門から20周年。デビューは確かに1年田口の方が早いけど俺は田口を同期と思ってるし、きっと彼も俺のことを同期だと思ってくれてると思います。これから60周年、70周年とね、俺と田口、もう42歳になってしまってるけど、まだまだやっていきたい。まだまだトップ線戦に俺たちは絡んでいけるし、絡んでいきたいと思ってるんで、リング上ではハッキリ、彼と意思疎通して約束しました」と田口との友情と、これからも未来を作っていく熱い覚悟を語る。

 対する田口は「僕は、ジュニアはジュニア、ヘビーはヘビーでいいと思っていますけど、やっぱりこうやってチャンピオンが負けてしまったら、ジュニアのほうが下に見られてしまいますから、対ヘビーに挑んでいるジュニアの選手に申し訳ない結果になってしまいました。しかしジュニアタッグもヘビーのタッグもやってみて、そんな違いはないんじゃいかなって思いました。我々はまだ始まったばっかりですから」と真剣な表情で語りつつ、ワトとともにジュニア戦線を盛り上げることを誓い、ジュニアタッグ王座防衛記録更新に向けて気炎を上げた。

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