「札幌からは消灯の館だ!」後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが反則三昧のHOUSE OF TORTUREを札幌で終わらせると宣言!
15日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』が開催され、CHAOSとHOUSE OF TORTUREの抗争がさらに激化した。
後藤洋央紀&YOSHI-HASHIは石井智宏とともに2020年8月にNEVER6人タッグ王座を戴冠し、最多連続防衛記録となる9度の防衛を果たすなど大活躍。その後、後藤&YOSHI-HASHIはタッグとしても名試合を重ねていき、昨年末には『WORLD TAG LEAGUE 2021』を制覇。その勢いのままに今年の1・4東京ドーム大会でタイチ&ザック・セイバーJr.を撃破して悲願のIWGPタッグ王座を戴冠した。
その裏ではCHAOSとHOUSE OF TORTUREとの抗争が続いており、今月13日の大阪大会ではEVILの持つNEVER無差別級王座に石井智宏が挑んで敗北。19日の札幌大会では後藤&YOSHI-HASHIの持つIWGPタッグ王座にEVIL&高橋裕二郎が挑戦、翌20日の札幌大会ではEVIL&裕二郎&SHOの持つNEVER6人タッグ王座に後藤&YOSHI-HASHI&YOHが挑戦することが決まっているなど、両軍の抗争は複数の王座が絡み合う複雑な状況下にある。
この日の第4試合では、YOSHI-HASHI&YOHvs高橋裕二郎&SHOのタッグマッチが実施。
CHAOSの2人はリングインとともに奇襲。HOTの2人はYOHに照準を絞って集中攻撃を加えていくが、YOSHI-HASHIの好アシストが光り中盤からは一気にCHAOSペースに。YOHも仇敵・SHOを強く意識して果敢に攻め込んでいくが、SHOがレフェリーを盾にしてYOHの動揺を誘いスピアーからレンチで殴りかかる。YOSHI-HASHIが必死のカットを見せてこれを阻止し、YOHがOut Of Printに捕らえるが、ここに第5試合に出場予定だったEVIL&ディック東郷が乱入しYOHを袋叩きに。
YOHの反則勝ちがコールされる中、ここへ後藤洋央紀&石井智宏が飛び込んできてYOHを救出。そのまま第5試合の後藤洋央紀&石井智宏vsEVIL&ディック東郷の試合へと突入した。
後藤が東郷へ怒りの鉄拳を加えていくが、EVILのアシストもあり後藤が金具むき出しのコーナーに叩きつけられて劣勢に。後藤がEVILへコーナー攻撃でやり返して生還すると、力を溜めていた石井が大暴れ。裕二郎&SHOのセコンド介入に苦戦するものの、YOSHI-HASHIが裕二郎のステッキ攻撃をトラースキックでカットする好アシスト。最後は後藤の牛殺し、石井のスライディングラリアット、後藤の昇龍結界が流れるように決まり、東郷が悲鳴を上げてギブアップ。
バックステージに戻った後藤は「何が拷問の館だ!何がキング・オブ・ダークネスだ、オイ!このプロレス界な、“キング”を名乗ってる奴にまともな奴はいねえんだよ。よく覚えとけ~!」と気の利いたコメント。
さらに怒りに震えるYOSHI-HASHIは「NEVER6人もIWGPタッグも俺たちのベルト。そして札幌最終日、あいつら全員リングの上で消灯だ。眠らせてやる。HOUSE OF TORTUREは札幌まで。札幌からは消灯の館だ!」と鬨の声を上げた。