サウナカミーナが初のプロデュース興行で超人気サウナの年パス獲得に失敗!「僕たちができることをして、サウナを盛り上げていきたい」

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 DDTプロレス内のユニット・サウナカミーナが2月15日、新宿FACEで初のプロデュース興行「花より熱波~新宿のど真ん中でととのう〜」を開催。最終セット(メインイベント)で竹下幸之介、勝俣瞬馬組が人気サウナ店の年間パスポート獲得を狙ったが、ヤンキー二丁拳銃(宮本裕向、木高イサミ)に敗れ奪取に失敗した。

 第3次サウナブームといわれるなか、20年11月に同団体きってのサウナ好きの竹下、上野勇希、勝俣、MAOの4人がDDTサウナ部を本格始動。後にユニットとして活動を始め、昨年11月には若手の小嶋斗偉が加入し、勢力を拡大。竹下がKO-D無差別級王座を戴冠するなど、DDTマットに確かな足跡を残してきた。

 そのサウナカミーナが初めてプロデュースした新宿大会の最終セットでは、竹下&勝俣の元KO-Dタッグ王者コンビが、プロレス界屈指の実力派タッグの二丁拳銃と対戦。この試合には、東京・上野の超人気サウナ店として知られる「サウナ&カプセルホテル北欧」の年間パスポートが勝利者賞として懸けられた。

 竹下組が抜群のコンビネーションを披露すれば、二丁拳銃も百戦錬磨の連係を見せ、一進一退の攻防が続いた。15分過ぎ、竹下組は合体技のMADMAXをイサミに見舞って決めにいくも、宮本がダイビング・ダブルニーでカット。竹下と宮本が場外戦に転じると、勝俣がととのえスプラッシュを繰り出すも、イサミは剣山で阻止。息を吹き返したイサミは垂直落下式ブレーンバスターから一騎当千を決めて3カウントを奪った。

 勝利者賞はくしくも、サウナに行かないというイサミの手に渡ったが、勝俣は「僕たちがプロデュースした大会で、二丁拳銃と闘えることが楽しみで、試合終わっても楽しかったです。闘ってくれてありがとうございました」と礼を述べるも、「ただ、その年パスだけは僕たちにもらえないでしょうか?」と懇願。イサミが拒否すると、勝俣は「北欧」の支配人に「僕たちにも“頑張ったで賞”をいただけないでしょうか?」とおねだりし、ちゃっかり支配人のOKをもらった。

 サウナカミーナの面々がリングに集結すると、勝俣は「僕たちはDDTをサウナにするという目標の下、プロレスをしてるんですけど、ととのいましたか? こうやってサウナ好きの皆さんが集まって、僕たちができることをして、サウナを盛り上げていきたい。皆さんの心をととのわせて、これからも盛り上げていきます!」と締めくくった。

 バックステージで宮本は「スタミナも体力もすごい。(竹下とは)ベルトを懸けてやったことあるんで。昔より強くなってます。体もでかいし、力もある」と舌を巻き、イサミは「勝俣は大日本で当たって負けたりもしてるんで。デスマッチやりましょうと言ってたし。竹下とシングルやってみてもおもしろいのかなという気はしました。強烈なインパクトの残る試合でした」とシングル戦に意欲を見せていた。

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