「貴女を泣かせます」美人女子アナに王座戴冠を約束!ジュニアのバナナ千賀が超ヘビー級レスラーからシングル王座奪取を宣言!
5日、東京都・新木場1stRINGにてTTT『INNOVATION1』が開催され、インディー統一タッグ王座を防衛したバナナ千賀がインディー統一無差別級王座の戴冠を宣言した。
TTT(TOTAL TRIUMPH TEAM)とは、ターザン後藤に薫陶を受け、ミスター雁之助を師に持つ黎明期インディープロレスの後継者的存在であるガッツ石島が2020年1月に“インディープロレス統一”を掲げて旗揚げした団体であり、PWC、FMW、IWA JAPANなどの流れを汲むベテラン選手たちが数多く参戦中。
TTTのタッグ王座であるインディー統一タッグ王座を保持しているのは、“Speed of Sounds(SOS)”のツトム・オースギ&バナナ千賀。
2人は闘龍門の13期生としてともにプロレスの道に足を踏み入れ、2004年5月16日にデビュー戦でシングルマッチを行って以来の相棒。
みちのくプロレスではヤッペーマン1号&2号として活動し、UWA世界タッグ王座および東北タッグ王座を合わせて4度戴冠。さらに昨年10月にはプロレスリングBASARAのタッグ王座であるIRON FIST TAG王座の2度目の戴冠を果たすなど数々の実績を持つインディープロレス界随一の実力者タッグとして知られている。
この日、SOSが挑戦者として迎え撃ったのは、インディー界屈指の巨漢レスラーであるガッツ石島&黒田哲広のヘビー級タッグ。
王者として「ジュニアがヘビーよりも強い」ことを証明したいSOSは試合序盤から敢えて相手の土俵であるパワー勝負で挑んで行くが、パワーだけでなくテクニックも併せ持つ黒田の的確なヒザ攻めに千賀が捕まる展開が続き王者組の劣勢で試合は進む。
オースギの的確なアシストで流れを変えたSOSはトペ・コンヒーロの編隊飛行や息がピッタリ合ったダブルトラースキックなどのコンビネーションで一気に逆転し、終盤はガッツと千賀の一騎打ちの構図に。
ガッツは小細工なしのパワーファイトで千賀を圧倒し、ラリアットからゴーストバスター、そしてフェイスバスターで決めにかかるという必勝コンボに入るが、これを読み切っていた千賀が黄龍(※丸め込み)で3カウント。
同期であり、現在TTTのフラッグシップタイトルであるインディー統一無差別級王座を保持しているガッツに勝利した千賀は「年始にサムライTVのインタビューで三田さんに誓ったことがあるんです。『今年中にどこでも良いからシングルのベルトを取ります』と。今日私、ガッツさんに勝ちました。チャレンジする資格ありますよね?!」と、サムライTVの三田佐代子アナとの約束を果たすべく王座挑戦を表明。
ガッツも「断る理由はねえ!」と真っ向から受けて立つ姿勢を見せ、3月12日の新木場1stRING大会で2人が王座戦を行うことが決まった。
試合を終えた千賀は、サムライTVのカメラに向け「三田さん、見てます?こないだ約束した通り、貴女を泣かせますから。俺は絶対三田さんを落としますから!」と熱烈なラブコールを送った。