【試合詳細】2・5 TTT新木場大会 【インディー統一タッグ】ツトム・オースギ&バナナ千賀vsガッツ石島&黒田哲広 藤原秀旺vs瀧澤晃頼 TORU&後藤哲也vs政岡純&木下亨平
『INNOVATION1』
日程:2022年2月5日(土)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:127人
▼「新木場闘会始」 30分1本勝負
[渡鳥連合]○塚本拓海(BASARA)
9分57秒 横入り式エビ固め
●仲川翔大(J STAGE)
▼「マスクドミステリー復帰戦~マスクマンだらけのプロレス大会~」 30分1本勝負
○マスクドミステリー/ダイナスティ(666)
8分32秒 チョークスラム→体固め
●ガーリン・シュー・ペローズB(後藤恵介)/リル・クラーケン(BASARA)
▼「路地裏の少年たちvsREALHIPSTAR」 30分1本勝負
[路地裏の少年たち]TORU/●後藤哲也(紫焔)
15分40秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
[REAL HIPSTAR]政岡純(フリー)/○木下亨平(ダブ)
▼「OVER THE GENERATION GRUDGE MATCH」 60分1本勝負
[渡鳥連合]○藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)
12分32秒 100%メロ~ンジュース→エビ固め
[路地裏の少年たち]●瀧澤晃頼
▼「TTT認定インディー統一タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/Speed of Sounds】ツトム・オースギ(フリー)/○バナナ千賀(フリー)
20分50秒 黄龍
【挑戦者組】●ガッツ石島/黒田哲広(フリー)
※初代王者組が3度目の防衛に成功
SOSがタッグ王座を防衛し千賀がガッツからのシングル王座奪取を三田佐代子アナに約束!秀旺が瀧澤を拉致・監禁・カツアゲ!
オープニング
大会当日の2月5日にシングルCD『灯』をリリースした藤原秀旺がアコースティックソロライブを実施。
CD収録の2曲を歌い上げ、秀旺がリングへ上がって挨拶しようとしたところへ前回大会で秀旺らに拉致・監禁・強制特訓された恨みを持つ瀧澤晃頼がリングへ飛び込んできて秀旺を襲撃。
しかし、すぐに塚本拓海が秀旺を救出し、多勢に無勢の瀧澤は再び手錠で拘束されてバックステージへと連行。試合までバックヤードに拘束されることになってしまう。
なお、瀧澤の前にはおっとっとが入ったどんぶりが置かれ、瀧澤が試合までに小腹を満たせるよう秀旺なりの配慮がなされた。
第1試合
この日はとても気温が冷え込んでおり、リング上もとても寒かったため塚本がジャージの上着を着たまま試合をしたがるがレフェリーに咎められ渋々脱ぐ。
塚本が握手を求め、仲川がこれに応じてからゴングが鳴ると、じっくりとした手4つから仲川がグラウンドに引き込み、互角の攻防の末にクリーンブレイク。
塚本がロープへ振っていくと仲川がスライディングで場外へ脱出し、観客席に腰掛けて「塚本ぉ~!」と観衆のフリをして声援を送るといった挑発。
塚本が場外へ追っていくと仲川が入れ違いにリングへ戻り、塚本がリングに上がろうとロープをまたいだ瞬間に仲川がトーキック。さらにコーナーで逆水平チョップを連打し、後頭部へのドロップキックから串刺し攻撃を狙うが、これをかわした塚本がボディスラムからスリーパーホールド。
エルボー合戦を制した塚本が串刺しビッグブート、さらにリバーススプラッシュ式セントーンを発射も仲川がこれを回避して自爆させ、ドロップキック、サッカーボールキック、旋風脚、シャイニング・ウィザード、ミサイルキックと連撃。さらに必殺のスワントーンボムを発射するが、塚本がこれを回避して自爆させ、フィッシャーマン・バスターから逆エビ固め。
さらに塚本が串刺し攻撃を狙うが、仲川がこれをかわして延髄斬り。塚本は倒れず耐えて串刺しトラースキックからブレーンバスターホイップ。さらにずどんを狙うが仲川が振り払ってハイキック。もう一発発射するが塚本はこれをかわしてバックを取り、アトミックドロップからスクールボーイカウント3。
試合後、塚本は仲川の実力を認めて握手を求め、2人はしっかりと手を握りあった。
第2試合
年始に肩を負傷して欠場していたミステリーの復帰戦は、インディー界を彩るマスクマンたちが集合したタッグマッチ。
試合はインディー界では貴重なヘビー級マスクマンであるミステリーとガービーの重厚なショルダータックルのぶつかり合いに始まり、互いに倒れずバチバチとぶつかり合うがミステリーが真っ向から打ち勝つ。ガービーが「復帰戦なのに全然元気じゃん!」とぼやく中、両者タッチへ。
テクニシャンマスクマンであるダイナとクラーケンの対面となると、スピーディーかつ多彩な切り返しが光るリストの取り合いが展開され、クラーケンがアームドラッグで翻弄してからのドロップキックで制してガービーにタッチ。
ガービーはミステリーを指差してからチョークスラムを狙うというミステリーへの挑発を行うが、ダイナが暴れて脱出。ここにクラーケンが入ってきてタッチを阻止し、自らがタッチを受ける。
クラーケンは首を絞めながらの体固め、チンロックで痛めつけてガービーにタッチ。
ガービーはクラーケンとともにレッグスプレッドからフィンガーロック。さらに再びミステリーを挑発してからチョークスラムを狙うが、ダイナがフランケンシュタイナーで切り返す。ダイナはミステリーにタッチを求めるが、クラーケンが再び阻止。
試合権利を得たクラーケンがロープに飛ぶが、ダイナはスリングブレイドで迎え撃ち、ミステリーにタッチ。
ミステリーは2人の喉元に幾度もクロスチョップを叩き込み、クラーケンに串刺しバックエルボーからセントーンアトミコを狙うが、ガービーが場外からミステリーの足を引いて妨害。ガービーが場外でミステリーを暴行してからリングに放り込み、クラーケンがブファドーラ。ガービーにタッチ。
ガービーはミステリーのラリアットをかわしてショルダータックルでなぎ倒し、たっぷりと時間をかけて首を掻っ切るポーズを取ってからチョークスラムを狙う。ミステリーが着地するとガービーがバックを取ってクラーケンに攻撃を促すが、クラーケンのジャンピングニーがガービーに誤爆。ダイナがクラーケンをドロップキックで排除し、ミステリーがチョークスラムで試合を決めた。
第3試合
前回大会でGWC6人タッグ王座を戴冠した“路地裏の少年たち”のTORU&後藤が、TTTのタッグ戦線の中核をなす“REAL HIPSTAR”政岡&木下と対戦。奇しくも全員関西人のタッグマッチとなった。
TORUと木下でゴングが鳴ると、互いに握手を交わしてから静かに組み合いグラウンドで目まぐるしく上下が入れ替わる首の取り合いを展開し、リストの取り合い、レッグスイープの応酬となり、木下がロープへ飛ぼうとしたところへTORUが下からカニバサミで転ばせ、後藤にタッチ。
後藤はTORUとともにダブルレッグスプレッド。後藤がリストを取るが、木下が取り返した上で自軍コーナーに連行し政岡にタッチ。
政岡がロープへ飛ぶと後藤がドロップダウンも、政岡はこれを読み切ってフットスタンプ。さらにロープへ飛ぶが後藤がアームドラッグからドロップキックを決めてTORUにタッチ。
TORU&後藤はロープに振ってダブルチョップ。さらにチンロックからボディスラムで叩きつけ後藤にタッチ。
後藤はミサイルキックを狙ってコーナーへ上がっていくが、政岡が下から足払いしてリング内に落下させ、カットに来たTORUをREAL HIPSTARのコンビネーション攻撃で撃退。
試合権利を得た木下が後藤の顔面にスライディングキックから連続エビ固めでスタミナを奪い、政岡にタッチ。
政岡は足へのDDTからカーフキラー。木下にタッチ。
木下は後藤のヒザへのニードロップを連打し、足を絡めながらのアームバー。政岡にタッチ。
後藤は政岡にチョップ連打で突っ張っていき、政岡の串刺し攻撃をかわしてミサイルキック。TORUにタッチ。
TORUはランニングエルボーで政岡、木下をなぎ倒し、政岡をロープに振って彪馬殺し。さらにカットに来た木下を捕獲して肩車し、政岡の上にフェイスバスターで叩きつける。さらにDガイストを狙うが、政岡が暴れるとそのままヒザを落としてそのままコウモリ吊りで拷問。これを木下がカットすると政岡がトラースキックを発射も、TORUはこれをキャッチして振り払い逆水平チョップ。さらにロープに飛ぶが政岡がフランケンシュタイナーで迎撃し、木下にタッチ。
木下はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドから必殺のジャーマン・スープレックスを狙うが、TORUがDDTで切り返す。ここで後藤が猛烈にタッチを求め、試合権利を得る。
後藤は木下にランニングエルボー、ジャンピング・ブレーンバスター、逆エビ固めと連撃。さらにみちのくドライバーIIを狙うが、木下が着地してニーアッパーからゼロ戦キック。ここにTORUが飛び込んできて木下にコンプリートショットも、政岡が飛び込んできてTORUにトラースキック。さらに木下が政岡をリープフロッグで飛び越えてから延髄斬りを放つ撹乱攻撃もTORUが読み切って低空ドロップキックで木下を着地狩り。
TORUのドラゴンスクリュー+後藤の延髄斬りの合体攻撃で政岡を撃退し、TORUが木下をロープへの串刺しシャイニング・ウィザード。
後藤は木下に串刺しダブルニー、そこへTORUが串刺し低空ドロップキック、後藤がビリンコバスター式ダブルニー。さらにTORUが木下をフロントスープレックスで政岡に投げつける荒業を見せる。さらにTORUのスタナーから後藤のミサイルキック、ランニングクロスチョップが決まり、後藤がみちのくドライバーIIを狙うが、木下が背面着地。そこへ政岡が飛び込んできて後藤にトラースキック連打。さらにTORUをトルネードDDTで排除。
木下がジャーマン・スープレックスを狙うが、後藤がサムソンクラッチで切り返す。これを返されると後藤がロープに飛ぶが、木下が追走してバックを取り高速ジャーマン・スープレックス。さらに側頭部を撃ち抜く高さのあるドロップキックからジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけてカウント3を奪った。
木下「関西対決ってことで頭いっぱいやったけども、お2人!おチャンピオンですよね?!その6人タッグのベルトに、我々REAL HIPSTAR、挑戦したいです!もう1人のパートナー、もう1人入れられるってわけですよね?」
(※花道からガービーが食い気味に出てくる)
ガービー「もう1人だよな?!」
政岡「やめてくれ……」
ガービー「もう1人だよな?!俺が組んでやるよ!お前ら組んでやるって!」
政岡「ほかを当たってくれ……」
(※REAL HIPSTARがガービーにダブルトラースキック)
木下「勘弁してください!(笑)今日はこの試合で勝つことで頭いっぱいやったんで、もう1人はちょっとお楽しみに!ふふ(笑)またみなさんがあっと驚く方を用意したいと思いますので来月かな?来月かな?!ご期待ください!応援よろしくお願いします!」
第4試合
秀旺がスペランカーの道中BGM→やられBGM→『汚れた英雄』という独特なミックスで入場し、オープニングから拘束されたままであったと思われる瀧澤が塚本から連行される形で入場。
当然、瀧澤は溜まりに溜まった不平不満をぶつけて行くが渡鳥連合の面々は意に介さず。手錠を外すよう要求するも、一時は通らずレフェリーが試合開始のゴングを要求してしまうという一面もあったが、なんとか元の姿になって試合開始。
怒り狂った瀧澤がゴングとともに突っ込んでいき、場外に蹴落としていきなりのプランチャ。さらにリングに戻してブロンコバスター、チンロックと痛めつけていくが、秀旺は股間へのヘッドバッドで脱出。
さらにストールで首を絞め上げ、ビッグブートからブレーンバスターを狙うが、瀧澤が着地しロープへ振ってからドロップキックを発射。これを読み切っていた秀旺はかわして自爆させ、スクワットを始めて余裕をアピールしてからサソリ固め。なんとかブレイクした瀧澤はふらふらとエルボーを打ち込んでいくが、秀旺は背後に倒れる際に足を振り上げて瀧澤に急所蹴り。
秀旺は串刺しビッグブートを狙うが、瀧澤がブートで止めてフランケンシュタイナー。さらにロープに振ってドロップキックからジャストフェイスロック。さらにチルト3を狙うが、秀旺がジャンピング・ブレーンバスターで切り返し100%メロ~ンジュースの体勢へ。瀧澤はこれをウラカン・ラナで切り返すがカウントは2。前回大会で秀旺から金星をあげた技でも決着ならず。
瀧澤はRKOからダイビングクロスボディを発射も、秀旺はこれをキャッチしてボディスラムで叩きつけ、チャンス of LOVE(ニールキック)からロマンチックを突き抜けろ!(バックドロップ)、100%メロ~ンジュースで試合を決めた。
秀旺&塚本は、瀧澤にメロン記念日のTシャツを着せた上で再び手錠で拘束。
そこへガービーがやって来てマイクを要求。
ガービー「おい、藤原秀旺。そろそろいい加減になあ!俺をなあ!渡鳥連合に入れろや!」
秀旺「入れるわけないだろバーカ。帰れよお前。トラブルを起こすな、頼むから……。関わりたくないんだよ、俺も塚ちゃんも」
ガービー「うっせーなあ!こんなザコなあ、俺がなあ、拉致してやんだよ!」
秀旺「それは俺がやるんだよ」
ガービー「うるせー!俺が拉致してやるんだよ!」
(※秀旺がガービーを排除)
秀旺「なんだっけ。アレだ。お前からこれからも自由を奪ってやるよぉ」
(※秀旺&塚本が嫌がる瀧澤を無理やりバックヤードへ連行)
第5試合
前回大会でインディー統一無差別級王座をかけて争ったガッツと黒田がタッグを結成し、インディー統一タッグ王座に挑戦。
ガッツと千賀でゴングが鳴ると、千賀は敢えてガッツとパワーで張り合いショルダータックルで幾度もぶつかっていくがガッツはビクともせず。ならばとオースギとのダブルドロップキックでガッツを場外に叩き出し、黒田も場外に落としてプランチャの編隊飛行。さらに場外でガッツと黒田をぶつけようとするが、ガッツ&黒田が振り返してSOSを正面衝突させ流れを取り戻す。
ガッツが千賀をリングに放り込むと、千賀はボディブロー、ボディへのヘッドバッドを連打するもガッツは平然とした表情で鬼神ナックルを叩き込み、「立てコラ!」と一喝し黒田にタッチ。
黒田は千賀をロープに振ってバックエルボーから場外に出てコーナーポストを使った哲っちゃん足殺し。ガッツもエプロンでノリノリで黒田ステップ。黒田は千賀をリングに戻してヒザ十字。ガッツにタッチ。
ガッツはレッグスプレッドからヒザへのエルボードロップを見舞い黒田にタッチ。
黒田は千賀をロープに振るが、千賀は足のダメージが甚大で走れず途中で倒れ込んでしまう。黒田は無理やりコーナーに叩きつけて串刺しラリアットを狙うが、千賀はブートで止めてドロップキックで一矢報い、オースギにタッチ。
オースギは黒田にドロップキック4連打も黒田は倒れず耐え、ラリアットを狙う。オースギはこれをかわしてガッツに向けてプッシュし攻撃を誤爆させ、コーナートップからダイビングバックエルボー。さらにロープへ振ろうとするが、黒田が振り返しの反動を使って引き寄せてDDT。さらにラリアットで叩き伏せ、冬木スペシャル。
オースギがロープブレイクすると黒田は串刺しラリアットを狙うが、オースギがロープを引き下げて場外に落とし、ガッツも場外に落としオースギ&千賀がトペ・コンヒーロの編隊飛行。さらに2人で黒田をロープに振っていくが、黒田はダブルラリアットで吹き飛ばしガッツにタッチ。
ガッツと黒田は千賀にトレインラリアットからサンドイッチラリアットを狙うが、千賀が避けたため互いに誤爆。そこへオースギがドロップキックで2人まとめて吹き飛ばす。
ガッツと千賀は互いにゴツゴツと額を付き合わせながらエルボーやチョップを打ち合い、ガッツが鬼神ナックルから「立てコラ!」と一喝。さらに黒田とのサンドイッチラリアットからガッツがラリアットで吹き飛ばし、フェイスバスターで試合を決めにかかるが、オースギがダイビングクロスボディで千賀ごとガッツを押しつぶし、千賀がそのままエビ固め。黒田がカットに入るが、オースギ&千賀がダブルトラースキックで撃退。
千賀が前転からの延髄斬りを発射も、ガッツはこれをキャッチしてパワースラム。さらにゴーストバスターを狙うが、千賀が背面着地しながらガッツを引き倒し、側頭部へ低空トラースキック連打。さらに前転からの延髄斬りからコーナーに上ってカンクーントルネードを狙うが、黒田が追いすがって哲っちゃんカッター。ガッツが雪崩式バックドロップからゴーストバスターで突き刺し、フェイスバスターを狙うものの、千賀が暴れて着地し電光石火の黄龍で3カウント。
千賀「勝ったぞ!お前ら帰れ!勝ったのは俺達だぞ!黒田さん先輩ですけど、早く帰れお前ら!」
黒田「さすがにそらないだろお前ぇ~!」
千賀「勝ったぞ俺たち!」
ガッツ「わかった。帰るよ」
千賀「ごめん、帰るな!ちょっと待って!」
ガッツ「なんだよ」
千賀「帰れーッ!待って!違う!違う!年始に私、サムライTVのインタビューで三田さん(※三田佐代子アナ)に誓ったことがあるんです。今年中に『どこでも良いからシングルのベルトを取ります』と。今日私、ガッツさんに勝ちました。チャレンジする資格ありますよね?!」
ガッツ「断る理由はねえ!3月12日、お前とタイトルマッチやってやるからな!覚悟しとけよ!じゃあな!」
千賀「帰れェ~」
ガッツ「帰るよぉ」
千賀「黒田ぁ~お前は帰れぇ~!」
(※ガッツ&黒田が退場)
千賀「勝ったぞ~!デカかったぞアイツら!言ったとおり、次回私はシングルのベルト取りますんで」
オースギ「『取りますんで』?!」
千賀「やりました。頑張りました」
オースギ「すごかった」
千賀「うっしゃ!じゃあ終わりましょう。――お前誰だって?俺たちはSpeed of Soundsじゃいっ!」
<大会後コメント>
藤原秀旺&塚本拓海&瀧澤晃頼
(※瀧澤は手錠をかけられたまま売店に立ちファン対応をしていたが、最後のお客さんを送り出すなり秀旺が来襲)
秀旺「おい、なんだこれは」
瀧澤「俺のグッズの売上だよ」
塚本「売れたねぇ~」
瀧澤「やめろ馬鹿っ!」
(※秀旺が売上金を没収し、千円札1枚だけ瀧澤に握らせる)
瀧澤「は?!1000円だけか?!お~い~ふざけんなよぉ~!」
秀旺「ン?これもか?」
(※別のところにあった現金にも手を付ける)
瀧澤「やめろ!それも俺のだ!チクショー!」
塚本「これ(手錠)外さないの?」
瀧澤「外してください!」
塚本「外してほしいでしょ?外したいときなんて言うんだ?」
瀧澤「外してください!お願いします!」
塚本「かわいく」
瀧澤「おねがいしまぁす」
(※手錠を外された瞬間瀧澤が暴れて「ヤダー!ヤダーッ!」と叫びながら逃走)
ツトム・オースギ&バナナ千賀
オースギ「勝ったねえ!」
千賀「勝った勢いでヤっちゃったよ」
オースギ「また行くの?」
千賀「だって、三田さんに言ったもん。(※サムライTVのカメラへ)三田さん、見てます?こないだ約束した通り、貴女を泣かせますから」
オースギ「泣かす?泣かすの?(笑)」
千賀「泣かしにかかってます」
オースギ「それはもう三田さん泣きに来るよ」
千賀「泣きに来るってなんだよ、泣かねーよ(笑)」
オースギ「『私泣きます』っておかしいからね(笑)まあ、泣かすためには勝たないとダメですよ!」
千賀「三田●ッチを落としますよ!短髪金髪三田ビッ●を俺は落としますんで!」
オースギ「全然当てはまってねー(笑)」
千賀「がんばりますぅ~」
オースギ「こないだBASARAで悔しかったから、今回頼むよ」
千賀「よっしゃあ!いいでしょう!」
オースギ「俺も泣きに行くから!」
千賀「今日ガッツに勝ってっからね。ヨユー!余裕綽々!……これいつも言ってっけどな」
オースギ「ヨユーとか言ってるけどね(笑)」
千賀「金髪短髪三田ビ●チ!見ててくださいよ!」
ガッツ石島
――残念ながらタッグ王座奪取はなりませんでした
「いやあ、途中まで行けると思ったんだけどね。ゴーストバスター決まったときは、決まり方も良かったから行けると思ったら返されて、フェイスバスターに行こうと思ったら、うまく手を掴まれて着地されて、ガッチリ返せないくらい乗っかられて丸め込まれたからね。SOSの奥深さに負けたって感じたね」
――千賀選手とは同期ということもあり、付き合いも長いと思うのですが、最後の黄龍は読めなかった?
「だって、ほぼ対戦はしたことないからね。いつもは見てるだけだから。黄龍がどの角度で来るかがわからなかったから。まさかあのタイミングで黄龍来るとは思わなくて、いつの間にか丸め込まれたから返すに返せなかったよ。いやあ、やっぱりテクニックにやられたね。俺らにないものをSOSに見せつけられたね」
――その千賀選手からはインディー統一無差別級王座への挑戦表明がありました
「まあ、チャンピオンとしてね、一本取られたわけだからしょうがない。やるしかないよね。千賀もね、三田さんと約束したらしいから。シングルのベルト取るって。そこでちょうどよくシングルチャンピオンから勝ったんだから、そこで俺も逃げる理由はないから。やってやるよ」
――黒田選手とのタッグもかなり良い仕上がりだったと思います
「ああしよう、こうしようっていうのは特に無くて。もう黒田さんがやることは分かってるし、黒田さんも俺がやることは分かってるから、変に作戦を立てないで上手く出たとこ勝負で言ったから上手く行ったのかなとは思いますね。今後も組んでみたいと思いましたね」
――またコロナの感染状態が思わしくない世の中で、127人の観衆が詰めかけたことについて
「やっぱり今はどこも厳しいと思うんですが、これだけのお客様がTTTを見に来てくださっているというのは僕らにとって励みになるので、これにおごること無く、今年も6月19に新宿FACEでビッグマッチがありますので、ビッグマッチに向けていい意味で加速させていきたいなと思いますし、そのために1試合1試合、今いるメンバーたちで盛り上げていきたいと思います」