「やり過ぎくらいがちょうどいい!」女子プロレスのデスマッチ&ハードコアユニット『プロミネンス』がプレ旗揚げ戦で騒音被害のクレームを受ける大暴れ!
16日、東京都・秋葉原トークライブBAR from scratchにて、プロミネンス『プレ旗揚げ戦~序~』が開催された。
プロミネンスとは、2021年末を以てアイスリボンを退団した世羅りさ、柊くるみ、宮城もち、藤田あかね、鈴季すずの5名で結成されたデスマッチ&ハードコアユニット。全員フリーランスながらユニットとして活動をともにしていくという最近取られることの多い活動形式であり、男子団体・女子団体を問わず幅広く参戦している。
プロミネンスは4月の本旗揚げを前に、リングを使わないマットプロレスで計3回のプレ旗揚げ戦を予定しており、そのすべてがDDTやNOAHを擁するサイバーファイトが運営する動画配信サービス『WRESTLE UNIVERSE』で生放送されることも決まるなど、強力な後ろ盾を得ての船出となった。
この日の昼には後楽園ホールでアイスリボンが大会を行っており、水道橋から秋葉原にハシゴして来たというファンも数多く詰めかけたため大盛況。本来試合用に3枚敷くはずであったマットを2枚にする対応が取られるなどの対応の末、めでたく札止めに。
プレ旗揚げ戦では、負傷欠場中のくるみを除く4人で計3試合が実施。
まずはくじ引きで鈴季すずvs宮城もち、世羅りさvs藤田あかねのシングルマッチが決定し、メインイベントではそれぞれの勝者と敗者が組み、世羅&すずvsあかね&もちのタッグマッチとなった。
世羅とすずのタッグ“百火涼乱”と、あかね&もち+セコンドのくるみのユニット“フランクシスターズ”にキレイに分かれる形となった試合は、有刺鉄線竹刀、スチール椅子、足つぼマット、鈴などが乱れ飛ぶ熱戦となり、会場の下の階とその下の階から騒音と振動でクレームが来たほど。
全試合終了後に行われたトークショーでは、世羅が「自分がふわっと誘ったらふわっと他のメンバーがついてきた」というプロミネンス結成の知られざるふわりとした経緯が語られ、騒音のクレームについては「プロレスラーはやり過ぎくらいがちょうどいい!」としつつも、世羅は「色んな方向に迷惑をかけてしまった。これから挽回していくしか無い」と肩を落とした。
その後は、4月に新木場1stRINGで行われる予定の本旗揚げ戦のカードについても言及。それぞれの希望を鑑み、葛西純&鈴季すずvs藤田ミノル&藤田あかね、世羅りさvs佐々木貴という2カードが決定し、宮城もちvs植木嵩行が交渉されることが決定した。