【試合詳細】1・3 全日本プロレス後楽園ホール大会 【世界タッグ】諏訪魔&芦野祥太郎vs宮原健斗&青柳優馬 【世界ジュニア】スペル・クレイジーvsSUGI 【GAORA TV】入江茂弘vs土肥こうじ

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『2022 NEW YEAR WARS』
日程:2022年1月3日(月)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:701人

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●井上凌
6分21秒 逆エビ固め
[ヨシタツ・キングダム]○立花誠吾(フリー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
田村男児/○佐藤光留(パンクラスMISSION)/土方隆司(フリー)
7分26秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め
●ブラックめんそーれ/大和ヒロシ(フリー)/アンディ・ウー(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[TOTAL ECLIPSE]TAJIRI/●羆嵐(フリー)
6分28秒 リングアウト
○イザナギ/デビル紫

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[TOTAL ECLIPSE]大森北斗/○本田竜輝/児玉裕輔(フリー)
7分10秒 ファイナルベント→片エビ固め
●青柳亮生/ライジングHAYATO/飯塚優(GLEAT)

▼新春ジャイアント6人タッグマッチ 30分1本勝負
石川修司(195cm)/○大森隆男(190cm)/綾部蓮(200cm/JTO)
8分46秒 アックスボンバー→エビ固め
ヨシタツ(187cm)/斉藤ジュン(193cm)/●斉藤レイ(192cm)

▼GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者】○入江茂弘(フリー)
8分34秒 ビーストボンバー→片エビ固め
【挑戦者/TOTAL ECLIPSE】●土肥こうじ(フリー)
※第20代王者が初防衛に成功

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】●スペル・クレイジー(フリー)
7分14秒 スワンダイブ式ファイヤーバードスプラッシュ→体固め
【挑戦者】○SUGI(フリー)
※第59代王者が初防衛に失敗。SUGIが第60代王者となる

▼世界タッグ選手権試合
【王者組/暴走SUPLEX】諏訪魔/○芦野祥太郎
28分12秒 Tボーンスープレックス→片エビ固め
【挑戦者組/NEXTREME/2021 世界最強タッグ決定リーグ戦優勝】宮原健斗/●青柳優馬
※第89代王者組が2度目の防衛に成功

暴走SUPLEXが世界タッグV2!諏訪魔、芦野、宮原、本田で三冠王者決定トーナメント開催へ!クレイジーが初防衛に失敗しSUGIが世界ジュニア王座返り咲き!

第1試合


 入場した立花はゆっくりとYシャツを脱ぎながら、急かすレフェリーに対して「焦んなよ」。

 井上のタックルを切った立花がグラウンドに持ち込むが、井上が切り返してリストの取り合いへ。
 立花がヘッドロックからショルダータックルで倒しヤンキー座りで挑発する。
 エルボーの打ち合いから立花がガットショットを叩き込み、ロープに振るとバックエルボーで倒しフォールも2。

 立花はボディスラムから逆エビ固め。井上はロープを掴みブレイク。
 井上はエルボーを打ち込んでいくが、立花がエルボーからコーナーに振り串刺し攻撃を狙うが、井上は足を伸ばしてカットしミサイルキックでふっ飛ばす。
 井上はボディスラムを狙うが、耐えた立花が逆にボディスラムを狙うも、着地した井上がエルボー連打でコーナーに押し込み串刺しバックエルボーからフォールも2。

 井上はボディスラムからフォールも2。

 井上はガットショットからロープに振ろうとするが、立花が逆に振ってマンハッタンドロップからビッグブーツ。フォールも2。

 立花はバックドロップからフォールも2。

 立花はロープに飛ぶが、井上がドロップキックで迎撃しフォールも2。

 井上は投げようとするが、耐えた立花がブレーンバスターから逆エビ固めで捕らえギブアップを奪った。

第2試合


 先発は土方とめんそーれ。ロックアップからバックの取り合い。土方が足を刈って倒しフォールもすぐにめんそーれが抜ける。
 再度ロックアップからめんそーれがチョップ。土方のエルボーとの打ち合いになり、土方がハブ攻撃を狙うがキャッチした土方がガットショット。めんそーれがロープに振ってドロップキックも、スカした土方がサッカーボールキックを叩き込む。めんそーれはたまらず場外に転がり降りる。
 リングに戻るとアンディにタッチ。土方も男児にタッチ。

 ロックアップからエルボーの打ち合い。男児がヘッドロックからショルダータックルで倒し、ガットショットからロープに振るが、アンディがアームホイップで場外に投げ捨てるとトペに見せかけてロープの反動でリング中央に戻りポーズを決める。
 男児がリングに戻り、タックルもアンディはフロントネックで捕らえたま大和にタッチ。

 男児がタックルで自軍コーナーに押し込み、大和がこれを抜けると男児は光留にタッチ。

 光留はローキックで牽制。大和が飛び込みバックをとると、光留は腕をとってコーナーに押し込みそのままグラウンドに持ち込もうとするが、暴れて逃れた大和をロープに押し込みクリーンブレイク。
 大和がビンタを叩き込み、ビンタの打ち合いから光留がヘッドバッド。大和もヘッドバッで返し、ヘッドバッドの打ち合いから光留がガットショットを叩き込みミドルキック連打。さらにロープに振るが、大和はスピアーを突き刺しフォールも2。
 離れ際に光留が三角絞めを狙うが、大和はそのまま持ち上げると回転して逃れる。
 ふらつく光留に大和はラリアットを叩き込みめんそーれにタッチ。

 めんそーれは串刺しバックエルボーからダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 再度コーナーに登っためんそーれがダイビングフットスタンプも、避けた光留にアンディがエプロンから延髄斬り。
 アンディとめんそーれは光留をコーナーに振ってトレイン攻撃からアンディがミサイルキック。さらにめんそーれがダイビングクロスボディアタックを投下しフォールも土方がカット。
 めんそーれはトラースキックからフォールも男児が俵投げでカット。さらに土方がスタンディングシャイニングウィザードから光留がバックドロップで叩きつけフォールも2。
 光留は腕ひしぎで捕らえめんそーれがギブアップした。

第3試合


 イザナギと紫が急襲し試合開始。
 TAJIRIにイザナギがストンピング連打も、TAJIRIが立ち上がると頭頂部にエルボーからチョーク攻撃でコーナーに押し込む。
 これを離すが、再度チョーク攻撃から顔面にストンピング。フロントネックで捕らえ羆嵐にタッチ。

 羆嵐はエルボーからコーナーに振り串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたイザナギがフライングクロスチョップからタッチしようとするも、紫は序盤の場外戦で鉄柱に手錠でくくりつけられておりコーナーにおらず。
 羆嵐がボディスラムからフォールも2。
 羆嵐はボディスラム3連発からTAJIRIにタッチ。

 TAJIRIはフォールも2。TAJIRIは羆嵐にタッチ。

 羆嵐はボディスラムでロープ際にセットし腹にのると、TAJIRIがその背中に飛び乗って二人分の体重で潰していく。
 羆嵐が降りると今度はTAJIRIが腹に乗り、羆嵐が上から一緒に潰していく。
 これを離すとストンピングからエルボー。TAJIRIが羽交い締めにして羆嵐がラリアットも、イザナギが避けてTAJIRIに誤爆。イザナギは羆嵐の背後から急所攻撃を叩き込み、場外に投げ捨てると紫が羆嵐とTAJIRIを手錠で鉄柱ごしにくくりつける。
 そのまま場外カウント10でイザナギの勝利となった。

イザナギ、「おい、TAJIRI、熊ちゃん、TAJIRI熊ちゃん、俺とよ、デビル紫がよ、次の試合で忙しい大森北斗に、今から話しかけるのもなんだろ?アイツらの試合に乱入するのも無粋だよな?だからさ、電文頼まれてくれねーか?北斗、児玉、北斗、児玉~まずは、アジアタッグ戴冠おめでとう。正直勝利に胸がスカッとしたよ。1月にはまだ後楽園ホールあるだろ?後楽園じゃなくても良い保土ヶ谷でも良いんだよ。次のアジアタッグ挑戦者は、俺とデビル紫が、挑戦します!おい、これは挑戦表明じゃねーぞ。俺と紫が、挑戦します!伝言頼むわ、以上、第3試合でした」

第4試合


 先発は北斗と飯塚。飯塚がヘッドロックも北斗が髪を掴んで逃れるとヘッドロックからガットショット。ロープに飛ぶが、飯塚が追走し、ミドルキックからロープに飛んでレッグラリアート。飯塚は亮生にタッチ。

 亮生と飯塚でエルボーからロープに振ってダブルのバックエルボー。飯塚がPKから亮生がその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。

 飯塚と亮生はコーナーに振って亮生が走り込むも、避けた北斗が飯塚にバックエルボー。亮生は背中にエルボーも、児玉が北斗の背中にタッチ。

 児玉がマンハッタンドロップから北斗がバックエルボーで倒し、児玉が顔面にストンピング。
 北斗がボディスラムから児玉がスワンダイブセントーン。踏みつけながら本田にタッチ。

 本田はストンピングからロープを使ったキャメルクラッチ。これを離すとフォールも2。
 本田はストンピングから児玉にタッチ。

 亮生はエルボーを打ち込んでいくが、児玉はエルボーを返すとボディスラムを狙うも、着地した亮生にバックエルボーからロープに振るが、亮生はハンドスプリングレッグラリアートを叩き込みHAYATOにタッチ。

 HAYATOはドロップキックも、北斗がガットショット。HAYATOはバックエルボーからブーメランドロップキックで迎撃し、エプロンの本田も場外に突き飛ばすとプランチャを投下。
 リングに戻り、HAYATOは串刺しエルボーからエースクラッシャー。フォールも2。
 HAYATOは投げようとするが、耐えた児玉が腕を捻って倒し本田にタッチ。

 本田はショルダータックルでふっ飛ばし、背中にに亮生がタッチ。

 亮生はスワンダイブミサイルキックからコーナーに振っていき、トレイン攻撃からHAYATOのトラースキックと飯塚のハイキックのサンドイッチ。さらに亮生が旋風脚からフォールも北斗がカット。
 HAYATOと亮生がロープに振るが、本田は2人まとめてスピアー。飯塚がソバットからロープに飛ぶが、本田はカウンターのスパインバスターで迎撃し、ロープに飛ぶと亮生にラリアット。避けた亮生が延髄斬りも、耐えた本田がショートレンジラリアットでなぎ倒す。
 本田はワンハンドパワーボムで叩きつけ3カウント。

第5試合


 先発は石川とジュン。ロックアップから石川がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップからジュンがロープに押し込みチョップからヘッドロックで捕らえショルダータックル連発。受けきった石川がショルダータックルで倒し、コーナーでエルボー連打。ジュンが体勢を切り返しチョップ連打も、石川も体勢を切り返し「クソイケメン野郎が!」とエルボー連打。ロープに振ってラリアットも、避けたジュンがジャンピングニーを叩き込みヨシタツにタッチ。石川も綾部にタッチ。

 ヨシタツがローで牽制していき、手4つをフェイントにロックアップ。綾部がロープに押し込みクリーンブレイクも、ヨシタツが飛びつきヘッドロックからショルダータックル。受けきった綾部がロープに飛んでショルダータックルを叩き込み、ヨシタツがロープに飛ぶとビッグブーツを避けて低空ドロップキックから膝立ちの綾部にミドルキック連打。
 ヨシタツはフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 ヨシタツはエルボーからロープに飛ぶが、綾部はビッグブーツからネックブリーカードロップ。綾部はボディスラムからロープに飛んでエルボードロップ。さらにギロチンドロップからフォールも2。
 綾部はコーナーに叩きつけ、串刺し攻撃を狙うが避けたヨシタツがガットショットからスイングDDT。ヨシタツはレイにタッチ。

 レイはつっぱりから串刺しボディスプラッシュ。さらにボディスラムからボディプレス。フォールも2。
 レイのチョップと綾部のエルボーの打ち合い。綾部はエルボー連打も、レイはヘッドバッドからロープに飛ぶが綾部はドロップキック。綾部は大森にタッチ。
 大森はロープに飛ぶとビッグブーツ。さらにニールキックからアックスボンバーを狙う。だがレイは追走ボディスプラッシュで迎撃し、レイとヨシタツがコーナーに振るとヨシタツが串刺しラリアット。ジュンも串刺しバックエルボーからヨシタツがトラースキック。
 ジュンとレイがダブルのブレーンバスターで叩きつけレイがフォールしようとするが、石川がカットしコーナーに振ると綾部が串刺しバックエルボーから大森も串刺しバックエルボー。さらに石川が串刺しラリアットから綾部がミサイルキック。大森がそこへエルボードロップを投下しフォールもジュンがカット。
 大森はアックスボンバーを狙うが、レイはカウンターのチョークからコーナに押し込み串刺し攻撃も、避けた大森がバックドロップからフォールも2。

 大森はアックスボンバーを叩き込み3カウントを奪った。

第6試合


 ロックアップから土肥がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから入江がヘッドロックからショルダータックル。受けきった土肥がショルダータックルから、腕を掴んでのショートレンジのショルダータックルの打ち合いからロープに飛んでのショルダータックルの打ち合い。これを土肥が制してストンピングから頭頂部にエルボー連打。ロープに飛ぶが、入江が追走バックエルボーからボディスラムでセットし、振り子式のボディプレスからフォールも2。

 入江はエルボーからコーナーに振ろうとするが、逆に振った土肥が串刺し攻撃を狙うも、足を伸ばした入江の足をキャッチしセカンドロープに乗せると上半身へ断崖式フットスタンプ。
 土肥はフロントネックから首投げで倒しチンロック。入江はロープに足を伸ばしブレイク。
 入江は担ごうとするが、耐えた土肥とエルボーの打ち合い。土肥が左右のエルボー連打からロープに飛ぶが、入江がカウンターのバックフリップ。
 走り込んできた土肥をロープをたるませてエプロンに落とした入江が、コーナーに顔面を叩きつけると土肥はエプロンに座り込む。そこへ入江がスライディングクロスボディで突っ込み自分もろとも場外に落下する。

 リングに戻り、入江がコーナーに登るとダイビングボディプレスを投下するが、剣山で迎撃した土肥が走り込むも入江はブラックホールスラムで迎撃。すぐに立ち上がった土肥がエルボーからサイドバスター。
 ふらつきながら立ち上がった土肥が走り込むが、避けた入江がバックエルボーから足をセカンドロープに乗せると、変形のシスターアビゲイルからキャノンボール。フォールも2。
 
 入江が走り込むが、土肥はハーフハッチスープレックスで投げ捨てるとラリアットの相打ち。入江が打ち勝ちロープに持たれかかる土肥の後頭部にキャノンボール。再度ロープに飛ぶが土肥がラリアットでなぎ倒しロープに飛ぶ。だが入江もラリアットでなぎ倒し、両者立ち上がるとラリアットの打ち合いへ。
 土肥がロープに飛ぶが入江がスクールボーイも2。入江は走りこんでビーストボンバーでなぎ倒し3カウントを奪った。

<試合後コメント>

土肥こうじ&羆嵐
土肥「まくられた!仕事始め、姫始めからの……まくられた!2日連続まくられたよ!でも、俺には失うものねーからな。2022年、始まったばっかりだろ?昨日も言ったとおりだ。世界タッグ王座戦、コラ。羆嵐がシャインしてるからよ。シャインだ。輝きてぇんだコイツが」
羆嵐「シャイン出来なかったからな。今日まくられてシャイン出来なかったからな。シャインだぞ。正社員じゃねーぞ!輝くシャインだ」
土肥「馬鹿。お前は契約社員だよ」
羆嵐「そうか……」
土肥「でも俺らは失うもんねーから、まだまだ行くだけだな。そういうこっちゃ。まくられたよ。1回と言わず何回でもシングルやりたいね、入江は。それまでベルト持っとけよ」

入江茂弘
「GAORA TVのベルト、今日初防衛戦。このベルト、GAORA TVにも思い入れがあって、このベルトにもどんどんどんどん思い入れが出てきて、そして今日防衛してその思いがどんどんどんどん強くなりました。今日やっぱり1度、土肥には負けてるんで、少し怖い気持ちはあったけど、セコンドに……PURPLE HAZEはもう無くなってしまったけど、イザナギ選手が付いてくれてアドバイスをくれて声援を送ってくれてすごく力になりました。自分がGAORA TVのベルトを持ってる間はなかなかタイトルに絡むことのないような人たち、目新しいような人たちとどんどん防衛していきたいと思いますので、どうぞ全日本プロレス、よろしくお願いします」

第7試合


 SUGIが開幕ドロップキックで場外に落としノータッチ・トペコンヒーロ。場外で鉄柵に叩きつけるが、クレイジーもすぐに鉄柵に叩きつけるが、SUGIは走り込みコルバタで投げ捨てる。SUGIは鉄柱に叩きつけ、背中にエルボーから再度鉄柱に叩きつける。

 リングに戻り、SUGIはスワンダイブクロスボディもクレイジーはこれを避けロコモーションロメロスペシャル。
 大の字になったSUGIにその場飛びカンクーントルネードからフォールも2。

 クレイジーはロープに振って風車式バックブリーカー。フォールも2。

 クレイジーは担ぐがSUGIが丸め込むも2。

 クレイジーはケンカキックから顔面を踏みつけレフェリーにスペイン語で数字を数えるよう要求。
 エルボーの打ち合いからクレイジーがエルボー連打。だがSUGIが人工衛星式のコルバタで場外に投げ捨てると三角飛びケブラーダ。

 リングに戻り、クレイジーがロープに振るとリフトアップ式のフェイスバスターからフォールも2。

 クレイジーはクレイジーボムを狙うが、耐えたSUGIがDDT。
 SUGIは千本桜からスワンダイブファイヤバードスプラッシュを投下し3カウントを奪った。

 試合直後にライジングHAYATOがリングへ現れるが、記念撮影を横で眺め、終わるとやっとマイクを持つ。

HAYATO「SUGI選手、世界ジュニア、二度目の戴冠、おめでとうございます。そのベルト、次は、俺に挑戦させてください。俺自身、今年は二団体所属になって、今までは他団体の選手がすごい試合をして、見てて、俺がやってやるって思うだけだったけど、今は違う。全日本プロレス、所属として、あんたを倒す!あんたというでっかい壁をぶち破って、俺は全日本ジュニアの顔になる。この挑戦受けてください」

SUGI「ちょっと、出てくるタイミングが早かったじゃないの?その挑戦、受けてやる。今、出てくるタイミングと同じで、ベルトに挑戦するというのは早すぎるんじゃないか?とりあえず、挑戦は受けるよ」

<試合後コメント>

SUGI
「無事に、白星取ってきました。体重差っていうのはすごく感じて、『ルチャの世界をお見せする』と言いましたが、年齢も年齢ですし、そこまでルチャの世界を見せられなかったのかなと思うので、これから防衛戦をしていくに当たって、垣間見えるルチャの世界を目指していけたらなと思います」

――HAYATO選手が挑戦表明してきました
「まだ早いんだぞってことを思い知らせてやります」

――初防衛戦の相手としては物足りない?
「そうですね。彼は……。もうちょっと面白い選手が、全日本プロレスでやるのもアレなんですけど、リンダマンとかああいうのとやってみたいですけどね。まだライジングHAYATOじゃ物足りない。いろいろ考えてきてください」

第8試合


 先発は芦野と青柳。芦野がロープに押し込みロープ際の攻防から一度距離を取る。
 青柳がヘッドロックも芦野がリストを取って切り返しリストの取り合いへ。
 芦野がタックルでマウントを取りエルボー連打も、起き上がった青柳がロープに押し込みロープ際の攻防。宮原はその背中にタッチするが、芦野と青柳は構わず睨み合い、コーナーで攻防を続ける。これは京平レフェリーが「いい加減にしろ!」と引き剥がし注意。芦野も諏訪魔にタッチ。

 ロックアップから諏訪魔がヘッドロック。ロープに飛ぶが宮原が前蹴りから膝蹴りも、避けた諏訪魔がダブルチョップ。宮原もこれを避けて距離を取る。
 再度ロックアップから諏訪魔がコーナーに押し込みエルボー連打からコーナーに振ろうとするが、宮原が逆に振って走りこむも諏訪魔はショルダータックルで迎撃。
 諏訪魔はストンピング連打からコーナーに叩きつけ芦野にタッチ。

 芦野と諏訪魔は交互にエルボーを叩き込み、ストンピングから諏訪魔が羽交い締めにし芦野がロープに飛ぶが、場外から青柳が足を掴んで場外に引きずり落とし場外戦へ。
 リングに戻り、宮原がフォールも2。
 宮原は青柳にタッチ。

 青柳はガットショットも、芦野はバックエルボー。睨み合うとエルボースマッシュの打ち合いから、青柳がロープに飛ぶが芦野はカウンターのフロントスープレックス。
 芦野は諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔はナックルも、青柳がエルボー連打。諏訪魔はダブルチョップからスリーパーで捕らえ振り回す。ぐったりと倒れる青柳の顔面を蹴りつけ、髪を掴んで引き起こすとコーナーでショートレンジラリアット連発。さらにフロントスープレックスからフォールも2。
 諏訪魔は芦野にタッチ。

 芦野は俵投げからフォールも2。
 芦野はエルボースマッシュ連発。コーナーに振ろうとするが青柳はドロップキックで逃れ宮原にタッチ。

 宮原はビッグブーツからラリアットを避けて低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
 さらに串刺しエルボーから投げようとするが、耐えた芦野が俵投げ。芦野は諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔をロープに振った宮原がビッグブーツも、避けた諏訪魔がジャンピングショルダータックル。
 諏訪魔はコーナーに振って串刺しラリアットからフロントスープレックスで叩きつけフォールも2。
 諏訪魔はパワーボムを狙うが、宮原がリバース。
 エルボーの打ち合いから諏訪魔がダブルチョップを叩き込みスリーパー。崩れ落ちた宮原をフォールも2。宮原はそのままダウン。

 カウント8で立ち上がった宮原に諏訪魔はビッグブーツ。ロープに飛んで二度三度とビッグブーツを叩き込むと、宮原はエルボー連打で返すが諏訪魔はヘッドバッドからロープに飛ぶ。宮原はビッグブーツで迎撃するが、諏訪魔はダブルチョップからローリングラリアット。ロープに飛ぶが宮原はジャンピング・ブラックアウトで迎撃。両者ダウン。両者タッチ。

 青柳はドロップキックからエルボー連打。芦野はエルボーも青柳はロープに振ってドロップキック。
 青柳は串刺しジャンピングエルボー2連発も、芦野がコーナーに振るが青柳はブーメランクロスボディ。
 宮原が出てきてエルボーからコーナーに振ると青柳は串刺しジャンピングエルボーから宮原が串刺しジャンピングニー。さらに青柳がダイビングクロスボディアタックを投下しフォールも2。
 青柳は投げようとするが、耐えた芦野がロープに振ってリフトアップ式のエルボースマッシュからスライディングエルボースマッシュ。
 芦野と諏訪魔が交互にエルボースマッシュとダブルチョップを叩き込んで行き、芦野がローリングエルボースマッシュからフォールも2。
 芦野はチョップから串刺し攻撃を狙うが、青柳がカニバサミでコーナーに叩き込み宮原が後頭部に串刺しブラックアウト。
 青柳のトラースキックと宮原のブラックアウトのサンドイッチからフォールも諏訪魔がカット。
 諏訪魔は交互にチョップを叩き込むが、青柳がラリアットを巻き込むと羽交い締めに。宮原が走り込みビッグブーツも、諏訪魔は青柳に誤爆させ、交互にラリアットで叩き伏せる。
 諏訪魔が青柳を担ぎ合体攻撃を狙うが、宮原が芦野にビッグブーツ。青柳が諏訪魔にDDT。
 青柳は芦野をボディスラムからダイビングエルボードロップを投下しフォールも2。
 青柳はコーナーに登るが芦野はチョップから正面に登る。、だが青柳がヘッドバッドで落とすが、駆け上がった芦野が雪崩式エクスプロイダー。
 諏訪魔が走り込むが宮原がブラックアウトで迎撃。諏訪魔もすぐさまラリアットで宮原を叩き伏せる。全員ダウン。
 芦野がぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドも2。
 動かない青柳を踏みつけフォールも2。
 芦野は引き起こそうとするが、バックを取った青柳がロコモーションジャーマンスープレックスホールドも2。
 青柳はエンドゲームで捕らえるが芦野はロープを掴みブレイク。

 青柳はスピンキックも、避けた芦野がアンクルホールド。青柳は回転して逃れようとするが芦野はこれを離さない。
 芦野は投げ捨てジャーマンも、青柳がすぐさまジャーマン。だが芦野もすぐさまジャーマンで叩きつけて両者ダウン。
 芦野は担ぐが青柳が胴締めフロントネックロック。崩れ落ちた芦野をエンドゲームで捕らえるが、芦野はそのまま立ち上がると諏訪魔が青柳をバックドロップで叩きつけカット。

 宮原が諏訪魔にビッグブーツも、諏訪魔は投げようとするが宮原は諏訪魔の顔面に膝蹴り。だが諏訪魔はすぐさまドロップキックでふっ飛ばし、青柳を担ぐと芦野と合体パワーボム。フォールも宮原がカット。
 芦野は投げようとするが、耐えた青柳へラリアットも、ガードした青柳がスピンキックからフォールも2。
 青柳はロープに飛ぶが、芦野はラリアットで迎撃しバックドロップからフォールも2。
 芦野はパワースラムで叩きつけ3カウントを奪った。

芦野「所属、一発目の、タイトルマッチ、防衛しました!青柳、帰った?おい、青柳は、昨日言ってた全日本プロレスゴミ箱から拾ってくる、俺はゴミじゃねーぞ。俺はね、宝石になってこのリングに上がってるんだ。光るために上がってるんだ勘違いするんじゃねー。ただ、青柳がこういう気持ちもわかります。前の団体で他団体が来た時すごいムカついたけど、でもお客さんにすごいプロレスを見せていくことしか伝える手段はないから。俺は全日本プロレスのリングでお客さんを満足させるようになっていきますんで、全日本プロレスの芦野祥太郎をよろしくお願いします。・・・あの、年末、最後の試合で、ジェイク・リーが怪我をして、三冠王座返上、ジェイク、一言お前に言ってやろう、早く帰ってこい。またお前が居ない間、三冠王座はずっと空位じゃあれなんで俺と諏訪魔さんでタイトルマッチやりますか?」
諏訪魔「やっちゃおうか?いいかな?正々堂々やっちゃおうか?やっちゃうぞおい!」
(入場口の宮原が突然マイクを持つ)
宮原「おい!今三冠っつったか?俺さ、三冠て聞いて元気出ちゃったよ!何?やっちゃうか三冠?なんだそりゃ?ジェイクを待つ?だから甘いんだよお前は。プロレスラーはな、弱肉強食なんだよお前、待ってる暇なんかねーんだよ。諏訪魔、三冠やっちゃうかじゃねーよお前もよ!おい、新春にお集まりの皆様、三冠という言葉を聞いて聞き捨てならなかった。だから再登場だ。おい、今三冠が空位ならお前ら2人だけでやらせるわけねーだろバカが。おい全日本プロレス、その中に俺も入れさせろ!おい、めんどくせーからトーナメントやりゃいいじゃねーか!誰が強いのかはっきりさせりゃ良いんだよ。2人でやれるわけねーだろお前!そして、ご来場の皆様そしてテレビのご覧の皆様は俺を求めてるんだよお前らじゃねーんだよわかるか?50周年イヤーで世の中が俺を求めてるんだよ。世の中がな!そして俺がな。50周年でど真ん中に立つつもりなんだよお前らじゃなく俺が、俺が俺を求めてるんだよお前らじゃねーんだよいいか?(本田が乱入しラリアットで叩き伏せる)」
本田「おいお前ら、世の中が、お前のことを求めてるならな、俺はお前のこと求めてねーんだよ。おい、俺は、どういう意味かわかるよな?その、三冠ベルトのトーナメントに、俺も入れてもらうぞ」
諏訪魔「よしじゃあ4人でトーナメントやるか!」
芦野「本田とやったら不戦勝みたいなもんだろ。おい本田、言っとくけどな、俺もお前求めてねーわ」
(本田はリングを去り、宮原はおぶられて退場)
諏訪魔「おいさっき喋ってたのにおんぶで帰ってるぞおかしいよな?おかしくねーか?なんだあれ。アイツが荒らして帰って行きやがったけどさ、次は三冠トーナメントかけて、決勝、芦野と戦ったら俺正々堂々と全力で戦おうよ。じゃあ最後は、今日は、祥太郎頼むよ」
芦野「居酒屋の中締めって言われないですか大丈夫ですか?そんなおっさんじゃないんで。じゃあ乾杯で終わらせますか?冗談です。新年、二回目、新年一発目のタイトルマッチ、これでV2。次はね、三冠、挑みたいと思いますけどいつやるんですか?」
諏訪魔「知らないよ」
芦野「OK、多分、近いうちに三冠王者決定トーナメント、皆様来てくれますか?俺はどんな相手が来てもめちゃくちゃ楽しんでやる。どんな相手が来てもめちゃくちゃ面白くするんで見に来てください。2022年新年、会場に足を運んでいただきありがとうございました!これからも全日本プロレスをよろしくお願いします!以上です!」

<試合後コメント>

諏訪魔&芦野祥太郎
諏訪魔「ありがとう!」
芦野「ありがとうございました!」
諏訪魔「すげぇ負担かけちゃったね。スゴかったよ!」
芦野「所属一発目なんで。昨日あんな形で負けちゃったんで、とにかく今日は出ずっぱりでもやってやるって強い気持ちで行ったんで、結果につながってよかったです」
諏訪魔「すごく、全日本プロレスに所属になったっていう強い気持ちを感じた試合になったんじゃないかと思います」
芦野「所属になってまだ3日目ですけど、どの所属よりも所属っていう気持ちを大事にしていきたいと思ってるんで、自分のこういうふうに闘う場を作ってくれたっていうのが全日本プロレスにはあるんで、その恩返しを少しずつしていけたらと思っています。今日はその第一歩ということで。ホントに色々サポートしてくださって本当にありがとうございます」
諏訪魔「リング上でさ、三冠を巡る戦いがスタートするってことなんで、ここは、ひょっとしたら一回戦当たるかも知れない」
芦野「そうですね」
諏訪魔「トーナメントであることを願いますよ。ここまでになってんだから。やろうよ」
芦野「やっちゃいましょう」
諏訪魔「本田ってのは……なんだ、ケンカ売ってんのか?なんだアイツ……」
芦野「実質、三冠王者を欠場に追い込んだという……」
諏訪魔「ああ、そういうこと?」
芦野「ただそれだけで上に上がれるほど甘くないですからね。ふざけんな。気に食わねえっすね。こっちは必死でフリーで泥水すすってやっとの思いでこのタッグのベルト獲って、やっと“三冠戦”って言葉を出せるようになったくらいですよ、俺が。それほど気安くリング入ってやったぐらいでね。まあ、認めるんですかね?まあいいですけど。とことんやってやりますよ」
諏訪魔「まあ決勝は2人でやれることがベストと俺は思うよ。またこの世界タッグのベルトもさ、もっともっと価値上げてこうよ。(ベルトも)年季入ってるしさ」
芦野「いつでもチャレンジャーが来ればやりたいですよね。出てこいよどんどん。誰でもいいぞ。待ってます」


本田竜輝
「おい!せっかくこのTOTAL ECLIPSEに入ったんだ。勝った者が正義なんだよ。どんな手を使ってでもな、三冠王座にたどり着いてやるよ」

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