カーベル伊藤がフォールを奪われついに敗北!靖国神社で反則&マスク剥ぎを受け「和田京平を連れてこい!」と激怒!

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 27日、東京都・靖国神社にて『第19回奉納プロレス・大和神州ちから祭り~プロレスオールスター 大チャリティー祭り~』が行われ、カーベル伊藤が初の敗北を喫した。

 株式会社カーベルは『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』『コレCARラ』を手掛け、全国で900店舗の加盟店を展開。創立15年目にして年商70億円を誇る急成長中の企業である。
 その社長を務める伊藤一正氏はカーベル伊藤として2016年にメキシコでデビューし、全日本プロレスを中心に数多の団体へ参戦中。全日本プロレスでは昨年12月に大森隆男&ブラックめんそーれとともに全日本プロレスTV認定6人タッグ王座の初代王者となる活躍を見せ、さらに今月19日のJUST TAP OUTではUWA世界ライトヘビー級王座を奪取し二冠王となっている。

 レスラーとしても活躍を続けるカーベル伊藤は、大谷晋二郎が以前より続けてきた全国で子どもたちにプロレスを見せていくチャリティー活動とその想いに共感し、ZERO1とともに『カーベル・プロレスリング(仮)』の名を冠した新プロジェクトを始動。
 全国展開するカーベルグループのネットワークと資金力を活かしたバックアップを約束し、昨年からコロナ禍にあえぎチャリティー大会数が激減していたZERO1に大きな助け船を出す形となった。

 この日行われた靖国神社の奉納プロレスでは『カーベル・プロレスリング提供試合』として“VOODOO-MURDERS”横山佳和&クリス・ヴァイス&将軍岡本の3人を相手にカーベル伊藤&ハートリー・ジャクソン&佐野直が対峙する6人タッグマッチが実施。
 カーベル伊藤と因縁が生じていた横山は、戦前の会見で「全日本プロレスが言えないことを言ってやる!お前は金の臭いしかしない腫れ物だ!」と舌鋒鋭く批判。カーベル伊藤も「プロスポーツは金が無いと出来ないんだよ!」と反論し、奉納プロレスでVOODOO-MURDERSの成敗を宣言していた。


 試合は因縁のカーベル伊藤と横山の対面が中心となるが、クリス&将軍の度重なる介入によりカーベル伊藤が袋叩きに。佐野の自己犠牲的精神とジャクソンのダイナミックなパワー殺法で窮地を脱したカーベル伊藤は、仲間たちのアシストを受けて横山に必殺のカーベル・スプラッシュ(ダイビング・ボディプレス)を炸裂させる。
 これを返されたカーベル伊藤はジャーマン・スープレックスを狙っていくが、横山が後ろ足を蹴り上げての急所蹴りからデスバレーボムを2連発。さらにアックスボンバーで叩き伏せて3カウント。

 デビュー以来直接フォールを奪われたことのなかったカーベル伊藤から初めて勝利した横山は、試合後もカーベル伊藤を足蹴にするとマスクを剥ぎ取って自身の木刀に吊り下げ高笑い。
 素顔を隠しながらバックステージまで戻ったカーベル伊藤は、「レフェリー、見てたのか?!急所だろオイ! ZERO1!レフェリーを和田京平にしろ!京平連れてこい!」と激怒した。

 両者の因縁はZERO1のリングにとどまらず、全日本プロレスやカーベル・プロレスリング(仮)でも続いていくことになりそうだ。

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