ヤンキー二丁拳銃が約4年半ぶりのアジアタッグ王座を獲得し世界タッグ王者との対戦を熱望!「令和を駆け抜けるヤンキーは未だに現役だぞ」

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 23日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2020 DREAM POWER SERIES ~ReOStaff株式会社 presents~【最終戦】』が行われ、“陣”ジェイク・リー&岩本煌史が“ヤンキー二丁拳銃”木髙イサミ&宮本裕向が2度目のアジアタッグ王座戴冠を果たした。

 全日本プロレスでは昨今の新型コロナウイルス流行拡散の状況を鑑み、2月26日の新木場大会を最後に大会の中止・延期を決断。この日が約1ヶ月ぶりの大会開催となった。

 ジェイク&岩本は昨年6月にアジアタッグ王座を戴冠し、12月には野村直矢も加えたユニット“陣-JIN-”を結成。2AWのエースである吉田綾斗、BASARA所属で全国のありとあらゆる団体に出場するトリックスターの阿部史典をメンバーに加えて勢力を拡大している。
 前回の後楽園ホール大会でV4を達成して絶対王者としての地位を確立しつつあったが、先月26日の新木場大会でイサミが現れ“ヤンキー二丁拳銃”での挑戦を表明。王者2人はイサミの態度を不服としつつもイサミらの実力を認め、挑戦を承諾。
 ヤンキー二丁拳銃は大日本プロレスやDDTなど数多の団体のタッグ王座を戴冠し、2015年11月にはアジアタッグ王座も戴冠している名タッグチームであり、全日本を牽引する覚悟を叫ぶ若き王者たちにとって正念場の一戦となった。

 試合は序盤からジェイクと岩本が連携してイサミを集中攻撃してイニシアチブを握っていくが、イサミがジェイクのミドルキックをドラゴンスクリューでカウンターすると、裕向がその場飛びムーンサルト式ダブルニードロップや豹馬殺し、ハンドスプリング式ダブルオーバーヘッドキックなど大暴れ。
 裕向の蒼魔刀、イサミのダイビングダブルニードロップなどが決まり、岩本が窮地に陥るものの、岩本はカウンターの背負投げやジャーマン・スープレックスで対抗。さらに追撃を狙っていくが、イサミが八咫烏、絶槍、勇脚・斬と畳み掛けて3カウント。約4年半ぶりにアジアタッグ王座に返り咲いた。

 ヤンキー二丁拳銃の2人はバックステージに戻ると、昨年8月に新調されたアジアのベルトを愛で、裕向は「かっこいいじゃん、これ。メチャクチャかっこいい。俺らがこのベルトと一緒に新しい時代を作っていきましょう。ね!新しいベルトとともに新しい時代を俺たちで作っていこう!」と大喜び。
 そしてイサミは「令和を駆け抜ける、未だにヤンキーは現役だぞっていうのを見せつけてやるから。防衛戦は666でやるかもしれないし、BASARAでやるかもしれないし、大日本プロレスでやるかも知れないし。俺らの試合の前にさ、横須賀選手が世界ジュニアの防衛戦をDRAGON GATEでやるって言ってたじゃないですか。じゃあ俺たちだっていいでしょう!」と他団体での防衛戦を示唆。
 しかし、イサミは「前回アジア獲ったときに1個だけ叶わなかった願いがあって、これを持ってるうちに世界タッグの人たちと、タイトルマッチじゃなくていいから “世界vsアジア”をやりたい。アジアは世界に通用するのか、絶対に負けられない戦いがここにあるってやつです」と、現世界タッグ王者である“暴走大巨人”諏訪魔&石川修司との全日本プロレスのリングでの対戦を熱望した。

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