【試合結果】11・3 全日本プロレス後楽園ホール大会 【GAORA TV王座】TAJIRIvsスペル・クレイジー カーベル伊藤&金児憲史&神田穣vs佐野直&原学&大久保一樹
『Lucha Fiesta Tour 2018 supported by AJP』
日時:2018年11月3日(土・祝)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1370人・超満員
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○岡田佑介
3分49秒 サドンデス→片エビ固め
●佐藤恵一(フリー)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●渕正信/西村修(フリー)
4分56秒 首固めを切り返す→首固め
○大森隆男/ブラックめんそーれ
▼カーベルpresents 石原軍団襲来 スペシャルエキシビジョンマッチ
●佐野直(フリー)/原学(ソウルモード)/大久保一樹(頑固)
12分24秒 佐野のマスク剥ぎ→反則
○カーベル伊藤/金児憲史(石原プロモーション)/神田穣(石原プロモーション)
▼ドラゴンスクランブル
【退場順】ブラック・タイガーVII→丸山敦→レッド・イーグル(フリー)→青木篤志&佐藤光留(パンクラスMISSION)→X(=ウルティモ・パンダ)→ヨシタツ(フリー)
○諏訪魔
16分49秒 OTR
●ゼウス
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○宮原健斗/野村直矢/青柳優馬
16分8秒 回転足折り固め
[Sweeper]ジェイク・リー/●崔領二(ランズエンド)/岩本煌史
▼GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者】△TAJIRI
12分46秒 ダブルフォール
【挑戦者】△スペル・クレイジー(フリー)
※第16代王者が4度目の防衛に成功
▼Lucha Fiesta スペシャル6人タッグマッチ 60分1本勝負
○ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/スペル・シウダダーノ/X(=Mr.パチューカ)
21分20秒 ラ・マヒストラル
ディラン・ジェイムス/エル・ディアマンテ/●サム・アドニス
石原軍団の若手二人が全日本プロレスのリングで佐野直らを相手にプロレスデビュー!TAJIRIがスペル・クレイジー相手に王座防衛!石川修司がCFパチューカ公認マスクマンへ!?
第1試合
バックの取り合いから岡田がグラウンドに引き込むもお互い極めきれず距離を取る。
岡田がバックをとりヘッドロック。佐藤がロープに押し込み胸を叩いてブレイクも、岡田がビッグブーツからロープに飛ぶが佐藤は風車式バックブリーカーで迎撃。佐藤はコーナーに振って串刺しバックエルボー2連発から逆コーナーに振って走り込むが、岡田は足を前に出して迎撃しコーナーに登り飛び込むが、足を滑らせて落下したところを佐藤は蹴りつけてボディスラム。フォールも2。
岡田はロープに振ってドロップキック。フォールも2。
岡田は投げようとするが、耐えた佐藤がエルボーからロープに飛ぶも、岡田は追走してスイングDDT。フォールも2。
岡田はフィッシャーマンを狙うが、耐えた佐藤がボディブローからトラースキック。ロープに飛んだところをオカダがビッグブーツも、避けた佐藤に岡田はラリアット。さらにフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
岡田はフィッシャーマンバスターで叩きつけてそのまま丸め込み3カウント。
<試合後コメント>
佐藤恵一
――厳しい結果になってしまいましたが?
「いやもう、そうですね。……来るところまで来たかなぁと思いましたね。僕も彼も。でもきっと岡田くんも僕に勝って。……でも試合の中の細かいところ見たらわかるんじゃないですか?
飼い犬。あくまで君は飼い犬。首に太い太い首輪をつけられてるだけの飼い犬ですよ。」
――とは言え新しくデビューする選手もいるので、生存競争という意味ではますます厳しくなるかと思いますが?
「あぁう~ん、そうですね。僕の人生、なるようになるかなとは思うんで。前もちょくちょく言ってますけど、一年経ったらこうなってるって誰も予想できてないと思うんですよね。次に誰がデビューするとか知らないけれど、一年後とか明日の事も分からないから。まぁいいや。さっき言った通りです。彼も彼の生き方があるから。でも太い首輪は外した方がいいと思うよ」
第2試合
先発はブラックと渕。ブラックはシャーシャー言いながら挑発していくが、渕はかまわずヘッドロックからナックル。
渕はロープに押し込むがブラックは切り替えしてチョーク。これは離すが再度チョーク。渕はガットショットからヘッドロックで捕らえナックル。さらにボディスラムで叩きつけて西村にタッチ。
西村はロープに振ってバックエルボー。さらにダブルアームスープレックスからフォールも2。
西村はボディスラムからダイビングニードロップも、避けたブラックが大森にタッチ。
エルボースマッシュの打ち合いを大森が制し、ロープに振るも西村はパントキックからエルボースマッシュ連発で倒し渕にタッチ。
渕は走り込んでドロップキックから投げようとするが、ブラックがカット。西村がブラックをエルボースマッシュ連発で迎撃し、渕は大森にサミングからロープに振るとドロップキック。これを大森はロープを掴んでスカすとアックスボンバーを狙うが、渕はガットショットから首固め。これをブラックがひっくり返し大森が3カウントを奪った。
第3試合
7月2日のどすこいプロレスでプロレスを初観戦した石原軍団が、エキシビジョンマッチでプロレスデビュー。
選手が入場すると、観客席にお菓子や日用品などのプレゼントを餅撒きのように投げ入れる“カーベルタイム”へ。
先発はカーベルと佐野。カーベルは佐野を無視してエプロンの大久保にエルボー。動揺する佐野がロックアップからカーベルがロープに押し込みクリーンブレイク。
再度ロックアップから佐野がロープに押し込むと強烈なビンタからナックル。佐野は首投げから顔面を踏みつけロープに顔面をこすりつける。佐野はリストをとっていくが、カーベルは切り替えしてヘッドロックからかにばさみで倒しリバースインディアンデスロック。さらにロメロスペシャルで捕らえるがこれは大久保がカット。
カーベルはエルボードロップからジャイアントスイング。カーベルは神田にタッチ。佐野も原にタッチ。
原がローからミドルで牽制すると、神田もミドルで牽制。だが原は強烈なミドルを叩き込み、神田がローも原がタックル。だが神田がバックを取りスリーパーで捉えるが、原が逃れ距離を取る。
神田がローで牽制していくが、原がミドルから左右の掌底。ガードして亀になった神田に原はヘッドロックからわき固め。これは金児がカット。
原は神田をロープに押し込み顔面を踏み潰していくと、ロープに飛ぶが神田はスリングブレイドで迎撃しエルボードロップ。フォールも2。
原はエルボーからミドルキックで倒し、立ち上がった神田が「来いやー!」と叫ぶと原は容赦ないミドルキックを打ち込んでいく。神田は3発目をキャッチするとヒールホールドへ。これは佐野がカット。原は大久保にタッチ。神田も金児にタッチ。
額をこすりつけにらみ合うと、お互いミドルで牽制。金児は前蹴りから距離を詰めてロックアップ。大久保がロープに押し込むとクリーンブレイク。
大久保のミドルに金児はロー。ローの打ち合いからロックアップ。大久保がヘッドロックからショルダータックル。金児が挑発すると大久保はショルダータックルでふっ飛ばし、エルボー連発も金児はチョップ。大久保は強烈な張り手を見舞い、金児はミドルキックも大久保がミドルキック連打。金児のローに大久保はミドルから首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも1。
大久保は逆片エビ固めで捕らえるが、金児はロープを掴みブレイク。
大久保は再度逆エビ固めで捕らえるが、金児はなんとかロープへ。
大久保は首相撲から膝蹴り連発。ロープに飛ぶが金児はジャンピングニーで迎撃し、ミドルキック連発からブレーンバスター。さらにギロチンドロップからフォールも2。
金児はカーベルにタッチ。
カーベルはココナッツクラッシュからソバット。吹っ飛んだ大久保に原がタッチ。
原がミドルキック連発もカーベルはドラゴンスクリュー。フロントネックで捕らえてからコーナーに振ると、石原軍団も出てきてトレイン攻撃。カーベルは50音チョップからコーナーに乗せて雪崩式フランケン。フォールも佐野がカット。さらにマスクを剥ぐと、これでレフェリーが反則をとり佐野の反則負けとなった。
試合後も佐野たちはカーベルを痛めつけ、原と大久保はロープに振るも、カーベルは二人まとめてドロップキックで迎撃しノータッチトペ・コンヒーロ。
<試合後コメント>
カーベル伊藤&金児憲史&神田穣&宮下裕治
カーベル「いやぁ、どうでしたか!初プロレス!初リング!」
神田「楽しかったです!」
金児「いやぁ、シビれました!」
カーベル「怪我はないですか!」
2人「大丈夫です!」
カーベル「皆さん!見てくれましたか!チャレンジ=ビューティフル!それをリスクを犯してでも形にした俳優2人は素晴らしいと思います!まして、デビュー戦で不本意ながら反則ですけど、神田&金児!勝ちましたからね!歴史には残るはずです!」
神田「カーベル社長にお誘いを受けてから、この中で自分ができるかなと思ってたんですけど、全日さんとカーベル伊藤さんのサポートでここまで成長できて、こうやって新たな自分を見出したこと、とてもうれしく思います!」
金児「ホント皆さんの支えがないと立てなかったリングなので、その支えていただいたすべてのスタッフの方、カーベル社長、スタッフの皆さん、石原プロの仲間たち、ほんとに感謝したいです。一皮むけました!今年たくさんデビューしましたし。いい40歳を迎えられました!ありがとうございました!」
――神田さん、金児さんのお二人は今回試合が決まってからどのようなトレーニングを
金児「カーベル伊藤さんに受け身から1から指導し直していただいて、私は石原プロ入団当時、色んな合宿生活で色んなアクション、空手の練習とかさせていただいてたんですけど、それをブラッシュアップしていただいて。後は個人でイメトレとか。あとは神田は柔術とかを今はやってるんで、それはすごく生きてました」
カーベル「すごかったでしょう!神田さん!レスリングの技術ね。全然なんにもプロレスラーに負けてないいいサブミッションが出来てました!」
金児「プロレスの方でデビューするの?(笑)」
神田「いや、役者で!(笑)」
カーベル「金児さんのこのナチュラルな体を生かしてあれだけの攻撃を見事に受けきってたんでね、やっぱり体がでかい俳優さんは色んな可能性を秘めているなと思いますね!」
――リングに上がると、アドレナリンが出たりして熱い気持ちになった?
金児「怖いという気持ちがまずありました。怖いから死ぬ気になりました。そして受け止めてくださる相手の選手がいるから成り立つものなので、そこは感謝です」
神田「僕はやってて正直楽しかったです。僕はちっちゃい頃から格闘技が好きで、ずっと親にも格闘技をやりたいと言ってたんですけど断られ続けていて。で、念願の後楽園ホールに立てたことを光栄に思いますし、すごいやってるときも日頃格闘技でやってることを活かせたらと思って。相手との距離感とかガードとかしっかり出来たと思うんで、やっぱ日々の積み重ねは大切だなって改めて実感しました」
――ヒールホールドを極めたときは「決まった!」と思いました?
神田「思いました!(笑)でもそれよりも、キックが痛すぎて……。あの流れからどう返そうかって考えながら、その時、ちょうど先週くらいに教えてもらったヒールホールドが頭にあったので、使いました!」
カーベル「ドンピシャのタイミングでヒールホールドが決まって素晴らしかったと思います!」
金児「あと、今日見に来てくれて一番嬉しかった、同期の宮下裕治がいるんですけど、18年石原プロで一緒にやってきたんです」
(宮下が呼び込まれ、3人と握手)
カーベル「宮下さん、見ててどうでした?」
宮下「いやぁ、新人の試合とは思えないくらい(笑)ちゃんと試合になってたんでビックリしました。金児に関してはブレーンバスターやってたんで、『これは相当訓練したな』と思ってビックリしました。楽しかったです」
カーベル「よく投げきりましたよね。重たい選手をよく投げきったと思います」
宮下「あの張り合い、すごく見応えあった」
カーベル「見てくださいよ、真っ赤になってるの分かるから!」(金児、神田の胸を指しながら)
宮下「普段真県にならない金児の顔が見れました(笑)」
金児「なっとるわ!(笑)」
――今後について、再びリングに上がる予定は
神田「機会があったら是非やりたいですけど、とりあえず役者の方に専念したいなと思ってます(笑)」
カーベル「やるとなると石原プロが難色を示すかもわからない(笑)」
金児「僕も、リングに立つと『もう一回やりたい』という気持ちになるくらい、ホントにステキな場所でした。でも、そうなるとちゃんと身体を作らないと。悩んだんですよ。プロレスラーになっちゃいけない。役者の道もありますから。その両立が難しいという気持ちがありまして。でも、折り合いが付けばまたやらせていただきたいと思います!」
カーベル「お声がけしますからね」
神田「待ってます!鍛えておきます!」
――異業種とはいえ、石原軍団としては“強い男”の姿を見せなければいけなかったと思います
金児「それは見てくださったお客さんがどう判断するかですね。僕らは自分が強いと思ってやってないと言うか、胸を借りるという気持ちが大きくてですね。相手はプロの方ですから。僕らは所詮何ヶ月か練習してリングに立たせていただいているド素人なので。そこに関しては胸を貸してくださった方々、そしてそれを見てくださった方がどう判断するかだと思います」
神田「そうですね」
――試合中、観客席から「顔はやめて!」という声が飛んでいました。俳優として、顔面を攻撃されることには抵抗があった?
金児「そんなのはプロレスの内ですから(笑)僕も殴られたことがないわけじゃないですし、そういう痛みも分かっていますので、打ち身はどうでもいいんです。関節とか痛めなければいいと思ってるので、『顔はオッケーです』というのは事前に言わせていただきました」
カーベル「思い切り張られてましたからね(笑)」
金児「飛びましたね、大事な記憶が何個か……(笑)」
――おふたりとも格闘技の心得はあるかと思うのですが、プロレスについてはどういう考えをお持ちでしたか
金児「僕は世代ですから!土曜の4時にやってたんですよ、ワールドプロレスリング。それを見て育ってますから、そのときの長州力さんであるとか、マサ斎藤さん、ヒロ斎藤さん、ジャンボ鶴田さん……それを見て、小学生の時に家で技を掛け合ってガラスを割ったとか苦い思い出もあります。だから、夢でした。リングに立てるのは」
神田「僕は20歳まで海外に居たんですけど、日本に帰ってきてから格闘技のジムに行って、そこで全日のジェイク・リー選手と同じジムで練習してて、日頃から全日さんのプロレスの話とかしてて、今回も全日さんの道場でも練習させて頂いてたんですけど、日頃からジェイク・リーさんに道場でプロレスを教わったりしていました」
カーベル「それが生きてたね、2人とも!素晴らしいです!」
ウルティモ・ドラゴン挨拶
ウルティモ「皆さん、本日も早くから全日本プロレスルチャフェスタ2018にご来場いただきまして誠にありがとうございます。昨年に引き続き、第2回ルチャフェスタということで、今回もメキシコから大勢のレスラーがこの後楽園ホールに駆けつけてくれました。まだまだ日本では無名な選手も居ますが、今日は最後までしっかりとルチャリブレを堪能していってください」
挨拶の途中でサム・アドニスが登場。トランプ大統領の顔が入ったアメリカ国旗を振り回す。
ウルティモ「ちょっと待てお前、お前さ、去年も、去年もトランプ大統領の。いい加減やめたらどうだお前それ」
サム「マイクを渡せ!お前は黙れ!(マイクを奪い)ありがとうございます!今日はアメリカを代表してウルティモと戦いに来た。だが対戦相手の中にXがいる。Xは誰なんだ!」
ウルティモ「簡単に言うとな、秘密だからXにしてんだよ。今ここでお前言ったら、Xじゃなくなるんだよ」
サム「お前が今ここで言わないなら俺はアメリカに帰るぞ」
ウルティモ「帰ってもいいけどギャラは出ないぞ。ヒントをやろう。彼は、マスクマンだ。OK?」
サム「マスクマン?メキシコのレジェンドだな?メキシコのレジェンドだと思っていいんだな?」
ウルティモ「日本のファンの皆さんに説明します。メキシコのお友達がたくさん来てますけども、今彼らがクレーロと言ってますけど、クレーロというのは日本語に直すとクソ野郎です。おい、もう一つ教えてやるよ。マスクマンでな、日本人だよ」
サム「日本人のマスクマン?小さいしあほだし、なんの問題もないな」
ウルティモ「お前の言う通りたしかに俺は小さいよ。アホな方だと思うし、でもな日本人みんな小さいわけじゃないんだよ、もう一つ教えてやろうか。彼はでっかいぞ。ソービッグ。お前ら知りたいか?X知りたいか?今日、メインイベントに登場する日本人マスクマン、しかし名前はメキシコの名前をつけました。ミスターパチューカ。せっかく日本にいるんだから一つ教えてやるよ。日本のプロレスは、日本のプロレスファンはスマートなんだよ。サム、いいかサム、ちょっと待て聞け、日本のファンはスマートだから、正体がわかってても知らないふりするんだよ。いいか?お前だってな、お前の友達こんなでかいんだぞ、卑怯だ。ミスターパチューカと組んでお前らのこと、もう来年は呼ばないから」
サム「キスマイアス!」
第4試合
まずは諏訪魔とヨシタツでスタート。ロックアップからヨシタツがロー連打。諏訪魔がバックを取って投げようとするが、ヨシタツが丸め込むも諏訪魔はヘッドシザースで切り返し距離を取る。
ヨシタツがヘッドロックからショルダータックル。再度ヘッドロックから締め上げるが、諏訪魔はコーナーに押し込みボディブローから膝蹴り。逆コーナーに振るがヨシタツはショルダータックルで迎撃し、再度ローブに飛ぶとラリアットを避けてショルダータックルで倒す。ヨシタツはコードブレイカーを狙うが、諏訪魔は着地するとヨシタツは着地し前蹴りからスリーパー。ここで青木と光留が登場。
光留と青木はヨシタツと諏訪魔を無視して睨み合うと、握手をしてからクリーンに試合を開始。「助けろ」と叫ぶ諏訪魔を見かねて、仕方なくヨシタツをストンピングでカットすると、青木がヨシタツにドロップキックから光留が串刺し攻撃を狙うがヨシタツは膝蹴りでカットしフォールも青木がカット。
青木はヨシタツにエルボーからフロントネックで捕らえると、諏訪魔が場外に投げようとするが光留は諏訪魔ごと場外に投げようとする。ロープに引っかかった諏訪魔を青木が救出し、ヨシタツもリングへ戻る。
ここで丸山とイーグルが登場。
丸山がイーグルに前蹴りからヘッドロックで捉えショルダータックルで倒す。更に走り込むがイーグルはドロップキックで迎撃し、アームホイップ連発からブレーンバスター。他の選手はそれを眺めている。丸山がイーグルをコーナーに振って走り込むとイーグルが前蹴りで迎撃しミサイルキック。イーグルは丸山にOTRを狙うが、ロープを掴んで耐えた丸山をイーグルが落とそうとしたところを光留と青木がカット。
丸山はイーグルにOTRを狙うが光留と青木は丸山ごと落とそうとするも、諏訪魔が光留の足を持って一緒に落とそうとする。ヨシタツが諏訪魔の足を持ってもろとも落とそうとするが、これはなんとか全員リングへ戻る。
ここでブラックVIIとゼウスが登場。
リング上が混沌とする中、ブラックVIIがゼウスにショルダータックルもゼウスは弾き返す。
丸山とヨシタツがゼウスに膝蹴りからロープに振るもゼウスはダブルラリアットで迎撃。ゼウスはイーグルを担ぐと丸山とブラックVIIに投げつける。仲間割れしたブラックVIIと丸山だったが、ブラックVIIが握手を要求し、丸山がこれを握るとガットショット。コーナーに振ると丸山にトレイン攻撃から、ブラックVIIだけ丸山が前蹴りで迎撃し前方回転エビ固め。これで3カウントとなりブラックVIIは退場となるが、これを全員でひっくり返し丸山もフォールされると3カウントで失格。
ここで江南スタイルが鳴り響き、ユン・ガンチョルが登場するかに見せてウルティモ・パンダが登場。リング上で踊ったパンダを全員で袋叩きにし、コーナーに振るとイーグルが走り込むがショルダースルーで落とし、走り込んで来た青木を叩きつけるとイーグルはOTR。
青木と光留がパンダをロープに振るが、パンダはダブル攻撃を避けてロープを往復。だが疲れてロープにもたれかかるパンダに青木と光留は走り込むが、パンダはロープをたゆませ場外に落下させる。青木と光留はOTRで失格。
パンダは諏訪魔とゼウスに交互にチョップ。ゼウスが強烈なチョップで倒すと、諏訪魔が引き起こして羽交い締め。ゼウスが走り込むも、パンダは前蹴りから諏訪魔の足を踏みつけ、二人まとめてホイップしようとするが、諏訪魔とゼウスは耐えてそのまま場外に投げ捨てOTRさせる。
ヨシタツがゼウスにエルボー。諏訪魔にもエルボー連打からゼウスを蹴りつけるも、ゼウスはエルボーからコーナーに叩きつけて串刺し攻撃を狙う。ヨシタツは前蹴りで迎撃し諏訪魔にスワンダイブミサイルキックから、ゼウスに膝蹴りを叩き込んで諏訪魔に走り込むも、諏訪魔はロープをたゆませてヨシタツを場外に落下させOTRへ。
ゼウスがチョップを叩き込み、諏訪魔がロープに振るがゼウスはジャンピングラリアット。さらにチョークスラムを狙うも、諏訪魔は耐える。ゼウスはチョップからラリアットも、受けきった諏訪魔がラリアット。ゼウスも受けきりラリアットの相打ちからゼウス走り込むも、避けた諏訪魔がジャンピングショルダータックルからラストライドを狙うが、ゼウスが暴れてそのまま場外に落下。諏訪魔ももつれて場外に落下するが、諏訪魔がエプロンでワンバウンドしたぶん遅く落下したとのことで諏訪魔の勝利となった。
<試合後コメント>
ウルティモ・パンダ
「ベイビーの頃から、子供の頃からずっと夢見てきた。日本を愛している。マスクだから見えないだろうけれど、涙がこみ上げてきていたよ。」
――日本の選手で一番好きなのは誰ですか?
「いま現在の?それともオール・タイム?」
――ではまず現在の選手を。
「ケント(宮原健斗)。オール・タイムならミサワ。でも今ならケントだね。」
――なぜパンダをモチーフに選んだのですか?
「なぜかって?誰だってパンダが好きだろう?それに僕自身食べるのが大好きだからね(笑)。パンダは子供も好きになってくれて、自分も子供が好きだからベリー・ベリー・ハッピーさ。」
――そちらの国でもパンダは人気ですか?
「もちろん!カンフー・パンダというキャラクターも人気だしね。」
――ちなみに菊タロー選手のことはご存じですか?
「よく知ってるよ!カリフォルニアで試合をしたこともあるんだ。彼とはいい友達さ。キクタロー、エベサン。ルチャ・リブレからはスペル・ポルキー。これらの選手たちを見て、影響を受けてきたのさ。」
――では最後にメッセージをお願いします
「日本が大好きだし、日本のファンも愛してる。また戻ってきます。」
第5試合
先発は青柳と岩本。ロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防になるが岩本はヘッドシザースで捕らえ青柳が逃れると距離を取る。岩本は崔にタッチ。青柳も野村にタッチ。
崔が腕をとっていくが、野村がアンクルホールドで捕らえ切り返すも崔も足をとりお互い極め合う。これは野村がロープを掴みブレイク。崔はジェイクにタッチ。野村も宮原にタッチ。
ロックアップから宮原がロープに押し込みクリーンブレイク。ロックアップからジェイクがロープに押し込むと、ミドルキック連打から場外に蹴り出す。青柳と野村が出てきて乱戦になりそのまま場外乱闘へ。
リングに戻ると、宮原がジェイクの顔面を踏みつけてストンピングから青柳にタッチ。
青柳はストンピングから野村とともにロープに振ると、野村がカニバサミから青柳がエルボードロップ。フォールも2。
青柳はロープに飛ぶが、崔がエプロンから蹴りつけるとジェイクがボディスラム。ジェイクは崔にタッチ。
崔はボディスラムからフォールも2。
崔はサッカーボールキックからフォールも2。崔は岩本にタッチ。
岩本は背中にハンマーブローからコーナに叩きつけて崔にタッチ。
崔はボディスラムからスリーパー。そこへジェイクがサッカーボールキックを連続で叩き込み、崔がフォールも2。
崔はジェイクにタッチ。
青柳はエルボー連打からロープに飛ぶが、ジェイクはモンキーフリップからフォールも2。
ジェイクは逆エビ固めを狙うが宮原がビッグブーツでカット。ジェイクはビッグブーツで宮原を場外に叩き出すとロープに飛ぶが、青柳はジャンピングニーで迎撃し野村にタッチ。
野村はショルダータックルからエルボー合戦へ。野村がエルボー連打もジェイクがコーナーに振るが、野村はショルダータックル2連発で迎撃し、串刺しジャンピングエルボーからノーザンライトスープレックスホールドも2。
野村は担ごうとするが、耐えたジェイクがレッグラリアートから岩本にタッチ。
岩本は串刺しバックエルボーからランニングエルボー。エルボーの打ち合いから野村が走り込むも岩本は丸め込むが2。岩本は孤高の芸術を狙うが、耐えた野村を腰投げからバタフライロック。野村はロープへ足を伸ばしブレイク。
バックの取り合いから岩本がロープに飛ぶが野村はスピアーで迎撃し宮原にタッチ。
宮原はビッグブーツからロープに振ろうとするが岩本は一本背負いで迎撃し崔にタッチ。
崔は走り込むが宮原はビッグブーツで迎撃し、ロープに飛ぶとラリアットを避けて低空ドロップキックから顔面にドロップキック。
青柳と野村がコーナーに振ってトレイン攻撃から宮原がブレーンバスター。フォールもジェイクがカット。
宮原はコーナーに振られトレイン攻撃から、ジェイクがランニングニー。フロントネックで捕らえ、崔がジェイクごとSTOで叩きつけて宮原がDDTで突き刺さる。フォールも野村がカット。
崔は山折りからフォールも2。
崔は那智の滝も、避けた宮原がビッグブーツ。エルボー合戦から崔がミドルキックを叩き込んでロープに飛ぶが、宮原はラリアットを避けてジャパニーズレッグクラッチホールドで3カウント。
<試合後コメント>
宮原健斗
「三冠!初披露だ!どうだ!皆さん、カメラに収めたか?この三冠が似合う男!第62第三冠ヘビー級チャンピオン!今日を皮切りに、三冠ヘビー級チャンピオンとして日本全国を盛り上げる!今日がスタートだ!」
――試合後、ジェイク選手がつっかかってきました
「ついに来たか。この俺がベルトを巻かなければスタートしなかった物語がついに始まった。日本全国、皆さん準備はいいですか?三冠ヘビー級チャンピオンの宮原健斗が日本全国を盛り上げる!11月からだ。みんな待ってろ」
ジェイク・リー&岩本煌史
――最強タッグ前と言う事もあり、特に宮原選手を意識した攻撃が目立ちました
ジェイク「そうです。もちろんです。チャンピオンも宮原健斗に変わったので、必然的にターゲットも宮原健斗になります。」
――DDTとSTOの合体技を出していましたが?
ジェイク「肉を斬らせて骨を断つじゃないですけど、自分から歩み寄って自分が痛い思いをしないと崔領二とはもっと深い信頼関係を結べないのかなと。」
――まだ合体技は考えていますか?
ジェイク「もちろんもちろん。その中のひとつであって、けどそれはやっていく戦いの中で見せられるものは見せていこうと考えているから。そこは最強タッグを見ていただければわかってくると思うので。」
――岩本選手はいつものことですが、ヘビー級5人に囲まれた中でも宮原選手相手へのきれのいい動きを見せてくれました。もちろん目標としてはジュニアでの戦いの充実があるわけですが・・・
岩本「ジュニアはヘビーより弱いという、誰もがそういう先入観を持ってると思います。実際結果もそうなっています。実際ね。ただそれを切り崩すから面白さが出るのであって、それをやらなくちゃいけないのは全日本のジュニアでは自分かなっていう自負もありますし。
あとはヘビーの中に混ざってのジュニアももちろん戦う理由はあるんですけど、ジュニア同士で全日本のリングで戦って、ジュニア凄いなっていうのも今後自分が見せていきたいテーマだと思っていますね。」
――全日本プロレスでは6人タッグもひとつの名物としてありました。今日の対戦を見てそのことをまたファンの方たちも思い出したのではないかと思いますが?
ジェイク「もちろんもちろん。明日も明日で2人のタッグ。これもまた見出すものがあると思うんで。ヘビーとジュニアが絡むから出せるものがあると思うんで。それはそれで崔さんとのタッグとは別でやっていきたいと思っています」
岩本「ヘビー同士のタッグでは見せられない、ヘビーとジュニアが組んでいるからこそ見せられるタッグチーム力というのをジェイク、岩本組で見せられたらなぁというのを思っていますね。」
第6試合
ロックアップからクレイジーがロープに押し込むがブレイク。
リストの取り合いからTAJIRIがアームホイップ。クレイジーがバックを取り投げようとするが、TAJIRIが耐えてホイップするとクレイジーは場外へ。客席で帽子をかぶり挑発するとリングへ戻る。
手4つからクレイジーがリストを取ってヘッドロック。TAJIRIがロープに押し込みブレイク。
グラウンドの攻防からクレイジーがマフラーホールド。そのまま回転しフォールも1でTAJIRIは回転し場外へ逃れる。
クレイジーはヘッドロックからショルダータックル。さらに走り込むがお互いアームホイップの応酬。お互い拍手から握手し抱き合うが、TAJIRIが腕を上げるとガットショット。クレイジーがロープに振るが、TAJIRIはフランケンで投げ捨てる。クレイジーがエルボーも、ガードしたTAJIRIがリバースロメロスペシャル。だが下になったTAJIRIがフォールとみなされレフェリーがカウントを叩く。TAJIRIはこれを離し抗議。
TAJIRIはロープを上げてクレイジーにリングに戻るよう指示。クレイジーがロープをまたぐとTAJIRIはガットショットからスリーパー。
逃れたクレイジーが走り込むもTAJIRIはカニバサミからフロントネック。立ち上がったクレイジーがボディにエルボーからロープに飛んで走り込むと、巻き投げて変形ロメロスペシャル。だが下になったクレイジーにレフェリーがカウントを叩き、2でクレイジーはこれを離す。
TAJIRIはエルボー連発からチョップ。チョップの打ち合いからTAJIRIがミドルキックを打ち込みコーナーに振るが、クレイジーはソバットで迎撃しサードロープからのムーンサルト。セカンドロープからのムーンサルト。さらにムーンサルトも避けたTAJIRIをなんとか丸め込むが2。
クレイジーはロープに振って風車式バックブリーカーを狙うが、TAJIRIは巻き投げてハイキック。フォールも2。
クレイジーはコーナに振って走り込むが、TAJIRIはタランチュラで捕らえる。
TAJIRIはハイキックも避けたクレイジーが足を刈って倒しロコモーション式のロメロスペシャルからそのままTAJIRIの肩をつけるが、両者肩がついていたためダブルフォールのまま3カウント。引き分けとなり、王座はTAJIRIの防衛となった。
<試合後コメント>
TAJIRI
「なんかリングでクレイジーの顔見たら、なんかね、和んじゃいましたね。とりあえず防衛ということで、今日はね、番外編かね」
――クレイジー選手と久しぶりに手を合わせていかがでしたか
「やっぱ昔のほうがキレもあって早かったけど、メキシコの大御所になったというか、重厚になってますよね。やっぱり。時々昔のようなことをうちらが、細胞が覚えていることをやろうとするんですけど、なんかそれでもフィットしなくなってますね。やっぱ変わったね、俺もクレイジーも。GAORA TV防衛できました。で、次、引き続き変わらず誰でもいいです。興味ある方は名乗り出て下さい。そのスタンスは変わらないです」
スペル・クレイジー
「ツカレタヨー。TAJIRIさん。もう一度チャンスを!もう一度!オネガイシマス、チャンピオンシップ、オネガイシマス!」
第7試合
先発はウルティモとサム。挑発をしあい、両者触れ合わずタッチ。
シウダダーノとディアマンテは、シウダダーノがホイップしていき両者タッチ。
ウルティモがサムにショルダータックルも、サムは受けきって挑発。ウルティモは走り込むとショルダータックル。受けきったサムにさらにドロップキックを叩き込み場外に落とすが、ディアマンテが出てきてエルボーで倒す。ウルティモはヘッドシザースホイップでディアマンテも場外に落とすと、ウルティモはパチューカにタッチ。ディアマンテはディランにタッチ。
ロックアップからパチューカがヘッドロックで捕らえショルダータックル。ディランは受けきってショルダータックルの打ち合いからラリアットの相打ち。ディランはマスクに手をかけ首投げからマスクを剥ごうとするが、レフェリーがイエローカード。
パチューカがコーナーに振って串刺しラリアット2連発。3発目はディランも前に出てラリアットの相打ちからエルボー合戦。ディランがチョップ連発からマスクに手をかけるが、耐えるとサミング。パチューカは膝蹴りからナックル連打。レフェリーがパチューカにレッドカード。パチューカはこれで退場。抗議したウルティモにもイエローカード。
サムがウルティモをコーナーに乗せてマスクを剥ごうとするが、耐えたウルティモをリングに落とすと、ディアマンテもシウダダーノをコーナーに乗せてマスクを剥ごうとする、耐えたシウダダーノにディアマンテが低空ドロップキックからマスクを剥ごうとするが、ディランが何故かカットしマスクに手をかけるなと抗議。
ディランはシウダダーノをボディスラムからディアマンテが低空ドロップキック。そのままシウダダーノをつれて場外乱闘へ。
サムがウルティモをリングに投げ入れディランにタッチ。
ディランとサムはダブルのバックエルボーでウルティモを場外に叩き出し、シウダダーノにディランがチョップからエルボー。ディアマンテとサムがシウダダダーノをロープに振り、ディアマンテがバックエルボーからサムが担ぎ上げて合体フェイスバスター。フォールも2。
ディアマンテがシウダダーノをサーフボードストレッチで捕らえ、ディランが顔面を踏みつける。カットに来たウルティモをコーナーに振りトレイン攻撃からフォールも2。
サムがシウダダーノに握手を要求。ディアマンテがシウダダーノの背後からハンマーブローを叩き込み羽交い締めにすると、サムがチョップを叩き込みディアマンテがロープに振りスパインバスター。ディアマンテはサムにタッチ。
サムはストンピングからブレーンバスター。サムはディランにタッチ。
ディランはブレーンバスターからエルボードロップ。フォールも2。
ディランはコーナーに振って串刺しラリアットから、再度串刺し攻撃を狙うもシウダダーノはこれを避ける。ディランは背後から急所攻撃を叩き込み、さらに急所を踏みつけるとレフェリーがレッドカードを出しディラン退場。
サムがウルティモのボディにナックル連打から顔面を踏みつけ、コーナーに振るとディアマンテが串刺しラリアット。サムも串刺しボディスプラッシュから、シウダダーノもコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。だがシウダダーノは避けてエプロンに降りるとサムにエルボーからディアマンテにコーナーから飛びつきフランケン。サムをコーナーに振って串刺しラリアットからウルティモがソバットで場外に叩き落とし場外乱闘へ。
リングにディアマンテとシウダダーノが戻り、シウダダーノがロープに振ってショルダースルー。さらにロープに振ると風車式バックブリーカー2連発からコーナー下にセットしムーンサルト。フォールも2。
リングにウルティモとサムが戻ってきて、中央に振ると同士討ちさせてエストレージャ。これがくだけるとサムがウルティモにエルボーからバックをとるが、ウルティモはディアマンテとサムをまとめてホイップ。シウダダーノはプランチャを投下し、ディアマンテはケブラーダ。ウルティモがコーナーからのプランチャを投下。
リングに戻り、サムがウルティモをレフェリーに振り、サムはウルティモを蹴りつけレフェリーに叩きつける。ウルティモがフランケンで丸め込むもレフェリーはカウントを叩けず、ウルティモはソバットからアサイDDT。ここで別のレフェリーが入ってきてカウントを叩くが、ディランがレフェリーの足を引っ張り場外へ引きずり出す。石川が走り込みディランを引きずり回していくが、サムがそのすきにウルティモのマスクを剥いでレフェリーがカウントを叩くと、ここでパチューカが入ってきてカウントを阻止。
サムが抗議するが、パチューカがロープに振ってジャンピングニー。
パチューカマスクを脱いだ秋山準がマスクをウルティモに被せて、ウルティモがラ・マヒストラルでサムから3カウント。
エンディング
ウルティモ「今日は最後までご声援のほど本当にありがとうございました。普段の全日本プロレス、明るく楽しく激しいプロレスと一味違いましたが、皆さん、ルチャフェスタどうでしたか?最初、パチューカを出す時に、いろいろ賛否両論でしたけど、すいません先に、自分全く趣味ではないんですけど、去年からサッカー観戦が趣味になりまして、パチューカといえば、去年まで本田圭佑さんが在籍されたメキシコから一時間ぐらいのところにあるチームです。このチームにパチューカ選手を出したいと言ったら快く参戦してくれまして、ただひとつだけ条件があると。中身は強いレスラーにしてくれと言われました。そして、全日本プロレス強いレスラー探したんですけど、やっぱり僕はこの石川修司、そしてやっぱり、この人でしょう、秋山準。来年もやりますからね。来年もやりますか!わかりました、じゃあ来年もこの全日本プロレスのリングでルチャフェスタやりましょうどうもありがとう!」
<試合後コメント>
ウルティモ・ドラゴン
――今年はシリーズという形で全国を回っていきますが、今日開幕していかがですか
「なんか、こういうスローなプロレスもいいよね。今はなんか速いのが走ってるけど、自分はもうプロレスラーとしては年寄りなんで。こういうプロレスは自分が独占させていただきたいなと」
――今日は、サム・アドニス選手とのタイトルマッチの前哨戦でもありました
「リング上ではやかましいこといいますけど、ホントはすごい選手ですよ。素晴らしい選手です。シングルだったら彼は彼なりに引き継いでいるものがあると思うんですけど、そのへんは自分もインサイドワークとか、出来ることで勝ちます」
――今日はマスクマンに変身された石川修司選手と良いコンビネーションが見られました
「そうですね。なんかあったら助けに来てくれて。昔から変わらないですよ。強い人を雇って、なんか危なくなったら助けてもらう。常套手段なんじゃないですか?(笑)」
――この案は前から考えていた?
「もちろんです。でもそれを引き受けてくれた二人がすごいよ。自分のスタイルがちゃんとあるのに、こういうちゃんとしたルチャのコンセプトを理解してくれる。プロですよね。プロの中のプロですよ。素晴らしい」
――今日開幕したばかりですが、リング上で来年もやることを宣言していました。既にもう手応えを感じている?
「そうですね。こういうものってファンが望めばね、望まないのにやってもしょうがない。(ファンの)反応は良かったと思いますね」