“筋肉女子Youtuber”ちゃんよたが涙のデビュー戦!「プロレスデビューを母に伝えた時、泣かれて見に行きたくないって言われた」
14日、新宿FACEにて『P.P.P. TOKYO~SOD BASARA Presents 酒池肉林祭~』が開催。セミファイナルでは“筋肉Youtuber”ちゃんよたのプロレスデビュー戦が行われた。
ちゃんよたは“筋肉Youtuber”として約5万人の登録者を誇り、昨年の11月にSOD専属女優としてセクシー女優デビュー。先日開催された東京都パワーリフティング新人戦63kg級に出場して優勝し、来年3月に行われる全国大会への出場権を獲得した超本格派筋肉女子である。
昨年のPPPで初めてプロレスを観戦し、夏すみれの試合を見て『私もカッコよくて強いだけじゃなくて、すごくキレイで華のある女性になりたい』と憧れプロレスラーの道へ。プロレスの合同練習を週2、パワーリフティングの練習を週6、さらに柔術の練習も行いながら、K-1ヘビー級ファイターの京太郎と公開練習も開催。この日行われるデビュー戦に向けて撮影も続けながら特訓の日々を送っていた。
しかし大会前日、パートナーであったバンビが新型コロナウイルス濃厚接触者になったことで急遽欠場。デビュー戦の対戦カードがちゃんよたvs真琴with松本都とまさかのハンディキャップマッチとなってしまった。
試合は真琴とちゃんよたがじっくりとしたレスリングの攻防を見せるが、松本が介入すると2vs1でちゃんよたの顔面や腰を攻めていく。ちゃんよたは必死にエルボーを打ち込んでいき、パワーリフティングを活かしたスクワット式アルゼンチンバックブリーカーで真琴を絞り上げる。だがこれを逃れた真琴がブレーンバスターで投げ捨てると、スリーパーから変形コブラクラッチで捕らえ動きを止め、最後は新技の盛艶のうねり(=変形えびす落とし)で叩きつけ3カウントを奪った。
真琴は「ちゃんよたさんが色物と言うか、チャラチャラした感じで来るなら今日潰しておこうと思って結構デビュー戦の相手にキツくしちゃいました。でも彼女はそれを超えてきた。印象は真逆に変わりました。ほんとに真面目さが試合しててわかるので感動させられちゃいましたね。私11月1日にプロレスの聖地(後楽園ホール)で(デビュー15周年記念の)自主興行をやるんですけど、ちょっとオファー考えようかなと思ってます」と高く評価。
ちゃんよたは号泣しながら「沢山応援してくださったのに負けてしまって、本当にごめんなさい。もっともっと強くなります。私は遊びでプロレスやってないです!本気でやってます!AV女優ということで色物に見られることもあるかもしれないですけど、1からまた頑張るので応援よろしくお願いします!あと、今日ほんとは一緒に闘うはずだったバンビさん、私が練習始めた時からずっと一緒に練習してくださって、私がプロレスデビューを母に伝えた時、泣かれて見に行きたくないって言われた時に『私がプロレス界のお母さんになるよ』と言ってくださいました。もっともっと強くなってその姿をバンビさんに見せたいです!本当にありがとうございました」と、顔をぐしゃぐしゃにしながらプロレスラーとしてリングを降りた。
ちゃんよたは体格だけ見れば既存の女子レスラーよりガッシリとしており、演者としてのスター性も申し分ない。今後キャリアを積んでどのように大成していくのか、業界の垣根を超えた注目が集まる。