上村優也が海外遠征初戦で勝利しヤングライオンTシャツを投げ捨てLA道場入りを志願!柴田勝頼が「カム、ウィズ、ミー!」
15日、アメリカ・ロサンゼルスにて新日本プロレス『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents RESURGENCE』が開催。第3試合では上村優也の海外遠征初戦として、リオ・ラッシュ&エイドリアン・クエスト&クリス・ディッキンソン&フレッド・イェハイ&上村優也vs[TEAM FILTHY]トム・ローラー&JR・クレイトス&ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン&ダニー・ライムライトによる10人タッグマッチが行われた。
上村は2018年に新日本プロレスでデビューし、3年間ヤングライオンとして研鑽の日々を送っていた。そして今年8月1日の後楽園ホール大会でオカダ・カズチカを相手に壮行試合が行われ海外遠征に出発。この日が海外武者修行初戦となっていた。
試合はTEAM FILTHYがノータッチルールを生かした乱戦で攻め立てていき、リーダーのトムをリオが押さえ込むもクレイトスのパワーで圧倒されてしまう。
上村の出番がないまま試合は進み、終盤でライムライトとエルボーの攻防。ライムライトがスワンダイブ攻撃を狙ったところをリオが上村を突き飛ばして救出すると、リオはバックスピンキックからラッシュアワーを発射し、ふらつくライムライトを上村が閂スープレックスで叩きつけ3カウントを奪った。
遠征初戦を勝利で飾った上村は「LA道場で強くなるぞー!柴田さーん!!」と柴田勝頼を呼び出し、柴田は「カム、ウィズ、ミー」とLA道場Tシャツを渡し歓迎。
上村はLA道場Tシャツを着てヤングライオンTシャツを客席に投げ捨てると「アメリカに来て数日経ちますけど…ココならボクが求めてるレスラー像に少しでも近づけると思う。明日からLA道場で練習して、来たからにはアメリカの新日本プロレスをガッツリ盛り上げたいと思います。最後シャツを投げたのは、もうボクはヤングライオンじゃないっていうそういう気持ちの現れなんで、別に今まで野毛道場でやってきたことを捨てたわけじゃないっす。野毛道場で今までやってきたことと、これからLA道場で、もっと色々学んで、強いプロレスラーになりたいと思います。ありがとうございました。Thank you」と思いの丈を語った。