NOAHの頂上決戦は元ダブプロレス&元道頓堀プロレス対決へ! GHCジュニア王者・HAYATAの15周年記念試合でYO-HEYが挑戦決定!

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 22日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『UP TO EMOTION 2021』が開催され、日高郁人を下してGHCジュニアヘビー級王座を防衛したHAYATAへYO-HEYが挑戦を表明した。

 NOAHのジュニアヘビー級戦線では、昨年後半からユニット間での裏切り・脱退が多発しており、日々勢力図が書き換えられているという乱世のさなかにある。
 そんな中、NOSAWA論外が新たなユニット“PERROS DEL MAL DE JAPON”を結成し、以前から行動をともにしていた日高郁人、鈴木鼓太郎に加え、DRAGON GATEでヒールユニット“R.E.D”を率いるEita、そして空中分解したFULL THROTTLEからYO-HEYを加えて万全の体制で好発進。小川良成らの“STINGER”との抗争を宣言し、日々因縁を深めてきた。
 STINGERとの全面戦争の中、日高はGHCジュニア王者のHAYATAへ挑戦を表明。これに対して論外は「これ獲れなかったらクビくらいの覚悟で行け」と厳しく発破をかけ、日高も「クビで結構」と強気の姿勢で決戦へ臨んだ。


 ゴングが鳴ると、両者堅実かつスピード感あるグラウンド戦を展開し、日高が足関節への一点集中攻撃で流れを掴む。
 HAYATAは敢えて痛む足での蹴り技でやり返し、セカンドロープからのムーンサルト・プレス。日高はこれを受け切って足をロープにくくりつけながらのドラゴンスクリューから足4の字固めと冷酷なまでの足攻めを続け、エプロンへのハングドマンDDTからSMF。HAYATAのハンドスプリングエルボーを被弾しても日高はアイル・ビー・バックからのニールキックを叩き込み、アピールなしでのショーンキャプチャーを仕掛けるが、HAYATAはこれをキャッチしてフェイスバスター。さらにHAYATAは顔面へのトラースキック連打から403インパクト、続けてクロス式403インパクトで突き刺して3カウントを奪った。

 試合決着直後、YO-HEYがリングに上がり「お前、次の広島でデビュー15周年なんだってな?その記念すべき広島、最悪の日にしてやる。次の挑戦者はこの俺や」と挑戦表明。これを受けたHAYATAは無言でリングを後にした。

 試合後、日高は「俺はクビか……?」とおっかなびっくりで問いかけるが、論外は「これからもやってこう。クビなんて誰が言ったんだよ?知らねーぞそんな話!」と今後も日高とともに闘っていくことを表明。
 そしてノーコメントで会場を後にしたHAYATAに対し、YO-HEYは「過去を遡れば、アイツにはさんざんひどい目にあわされて、美味しいところを全部……何年も何年も色んな恨みがある。その恨みをアイツのデビュー15周年、メチャクチャ記念すべき大切な試合でオイラがメッチャクチャにしてアイツからベルト奪って俺が新しいNOAHジュニアを築き上げていく。それだけや」と語り、不敵な笑みを浮かべた。

 大会終了後、NOAHから8月1日の広島大会で両者のGHCジュニア戦が正式発表。
 HAYATAとYO-HEYは、2013年9月にともに道頓堀プロレスに入団し、2014年9月にともにダブプロレスに移籍、そして2017年9月にはともにNOAHに入団するなど切っても切れぬ縁がある。HAYATAは長年苦楽をともにしてきたYO-HEYと15周年記念試合でGHCジュニア王者戦を行うこととなり、HAYATAの地元凱旋興行でもある広島大会での激闘に期待が高まる。

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