ALL TOGETHERでローカルインディーの意地が光る!愛媛プロレスの星・ライジングHAYATOがIWGPジュニア王者の高橋ヒロムと熱戦!

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 9日、東京都・両国国技館にて、『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』が開催された。

 2011年3月11日の東日本大震災に見舞われた日本のプロレスファンを元気づけるべく、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリングNOAHの3団体が団体の垣根を超えたチャリティー大会『ALL TOGETHER』を東京・仙台で2大会開催。
 そして、今回は新型コロナウイルス禍に見舞われたプロレスファンを元気づけるべく、再び3団体が集結し『ALL TOGETHER AGAIN』を開催するに至った。

 以前ほど団体と団体を隔てる壁は高くはなく、現在は3団体間の選手の相互参戦も進んでいるものの、3団体の混成タッグやユニットをまたいでのドリームチームが続々誕生。全11試合の交流戦が並んだ。

 セミファイナルでは、高橋ヒロム&青柳亮生&AMAKUSAvsマスター・ワト&ライジングHAYATO&HAYATAの6人タッグマッチが実施。
 IWGPジュニアヘビー級王者のヒロム、世界ジュニア王者の亮生、GHCジュニア王者のHAYATAの他、今年のBEST OF THE SUPER Jr.優勝者のワト、前GHCジュニア王者のAMAKUSAと豪華なメンバーが並ぶ。
 そして、ライジングHAYATOは全日本と愛媛プロレスのダブル所属選手。“プロレス界が1つになる”をテーマに掲げたALL TOGETHERにローカルインディー団体所属の選手が出場しセミファイナルを任されるということには大きな意義がある。

 3月1日の『ジュニア夢の祭典』メインでも闘った亮生とワトがバチバチとやり合う中、大会前の会見で互いを強く意識し合ったヒロムとHAYATOが華麗な攻防を展開。お祭り気分の中でHAYATAは虎視眈々と勝利を狙う殺伐とした空気を醸し出し、AMAKUSAはヒロムとの連携でブエロ・デ・アギラを繰り出し大歓声を浴びる。
 最後は全日本ジュニアの未来を担う亮生とHAYATOの対面となり、亮生がスパニッシュフライからファイヤーバードスプラッシュを見舞って3カウントを奪った。

 試合後、ヒロムはHAYATOについて「俺に触れて、間違いないからね。IWGPジュニアヘビー級チャンピオンに触れて、HAYATOさん、アンタは正解だ。24歳かぁ……。すごいね。無敵だよ。何やっても無敵な年だよ。でも、こんなコメントを出すということは、ヒロムちゃんも、いよいよ中堅なのかなぁ。うれしいような、寂しいような」と熱弁。
 さらにHAYATAについては「もちろん興味あるよ。『いつかどこかで』って、最後言いましたね。楽しみにしてます」と語り、団体を超えての頂上対決にも期待をもたせた。

 対するHAYATOは、「高橋ヒロム、いや、ヒロムちゃん。いつかそのうるさいお口、静かにしてあげるから。負けちゃったけど、みんな俺のこと好きになってくれた?俺はみんなのこと大好きだよ」とナルシーなキャラを貫きつつ熱い気持ちを込めたコメントを残した。

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