「こんな無様なことない」スペル・クレイジーがGHCジュニア王者の原田大輔を試合後に奇襲しライガーボム葬!

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 17日、神奈川県・横浜ラジアントホールにてプロレスリングNOAH『N Innovation』が開催された。

 混迷極まるNOAHのジュニアヘビー級戦線は大いに盛り上がりを見せており、今年1月から正規軍の原田大輔らがジュニアの新ブランド『N Innovation』をスタート。
 NOAHが4月29日&30日に予定している両国国技館2DAYSの内、29日はジュニアだけのN Innovationで行われることが発表されており、原田は「ヘビーとジュニア、プロレス界の永遠のテーマなのかもしれない。いつまで待っても比べられるときが起こります。だからこの4月29日の両国国技館でN Innovationとしてジュニアの世界を作り上げて、試合内容でも集客でも話題性でも2日目のヘビーと真っ向から勝負していきます。NOAHジュニアはスゴいんです。それを絶対証明する」とその意気込みを語っていた。

 この日はビッグマッチが発表されて以後最初のN Innovation。
 メインイベントでは原田大輔&覇王vsスペル・クレイジー&日高郁人のタッグマッチが行われた。
 23日の名古屋国際会議場大会で予定されているGHCジュニアヘビー級王座戦では、王者・原田大輔にスペル・クレイジーが挑戦することが決まっており、大一番に向けた前哨戦として注目が集まった試合だ。

 試合は、原田とクレイジーがそれぞれ日墨の色を出し合う腕関節の取り合いに始まり、原田&覇王の正規軍タッグが日高に狙いを定めようとするも日高の巧みなテクニックで翻弄され覇王が捕まってしまう。
 クレイジーの老練なサブミッションで足へ集中攻撃を食らった覇王だが、終盤には足のダメージを物ともしない多種多様なミサイルキックで躍動。原田とのコンビネーションで日高をあと一歩まで追い込むも、必殺のファイヤーバードスプラッシュをクレイジーに妨害されて仕留めるには至らず。
最後はクレイジーが垂直落下式ブレーンバスター、エプロンからぶっこ抜く雪崩式ブレーンバスター、ライガーボムと大技を畳み掛けて覇王から3カウントを奪った。

 試合後、原田はクレイジーの眼前にベルトを掲げて視殺戦を展開するが、原田が背を向けた瞬間にクレイジーが組み付き、ライガーボムで叩きつけてKO。王座奪取を革新したクレイジーは意気揚々と去っていった。

 バックステージに戻ったクレイジーは「分かってるよな、ハラダ!俺がチャンピオンになってやる。もう準備は万端だ!」と自信たっぷり。
 対する原田は「クソ!こんな無様なことないでしょ? 絶対超えてやる。クレイジーを倒す」とうなだれた。

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