“ビッグダディ”林下清志さんが若手男子プロレスラーに唇を奪われるも「意外とチュー上手いなぁ♪」と大喜び
20日、東京都・後楽園ホールにてDDTが『BLACK OUT presents KING OF DDT 2021 2nd ROUND』を開催し、“ビッグダディ”林下清志さんが岡田佑介のキステクを絶賛した。
この日の第2試合では、『ステーキ食いやがれpresents岡田佑介DDTプロレス所属記念!お戯れシリーズ第三章』と題された男色ディーノvs岡田佑介のシングルマッチが行われ、特別立会人として『痛快!ビッグダディ』シリーズで知られる林下清志さんが参加した。
この試合はプライベートでも仲が良いという清志さんが店長を務める『ステーキ食いやがれ』のプレゼンツマッチとして行われるということで、対戦を前に控えた記者会見に清志さんも登場。
しかし、会見で岡田の対戦相手である“超大物X”の正体が男色ディーノであることが明かされると、清志さんは「超大物って誰かと思ったら……ディーノはカレーで言えば福神漬だろ!」と落胆。これに怒ったディーノが清志さんをリップロックでKOしてしまう。
その後、2人が『ステーキ食いやがれ』で食事を楽しんでいると、ディーノが店のアルバイトに扮して潜入しており、店をジャック。清志さんは口にソーセージを突っ込まれた上でトイレに監禁されてしまう。ディーノは「勝ってこの店の名前を『ステーキしゃぶりやがれ』にしてやる!」と高笑いしており、これによって清志さんとディーノの間にも因縁が生まれていた。
試合前の記念撮影の後、清志さんはリングを降りる前にディーノへミドルキックを見舞うなど未だ冷めぬ怒りを見せる。
ゴングが鳴ると堅実なグラウンド戦が展開される中、ディーノが積極的に岡田の岡田をいてこまそうとしていく。ディーノが場外で清志さんを襲おうとするも、岡田が即座に救出して全日本プロレス仕込みのクラシカルな腕への一点集中攻撃を展開。しかし、岡田が得意とするダイビングヘッドバッドをかわしたディーノが岡田の生尻をぺろりと出した上で寝バックでパンパンと腰を打ち付け始める。
清志さんがリングに上がる素振りを見せてディーノの気を引くと、岡田は丸め込みからのブレーンバスター、リングの対角線で飛んでいくダイビングヘッドバッドを決める。しかしディーノが岡田の攻撃をレフェリーに誤爆を誘って失神させると、無法地帯となったリングでディーノがバックで腰をパンパンと打ち付け始める。
ここで清志さんがリングに飛び込んできてディーノにスピアータックルを見舞ってカット。怒りのディーノが清志さんへ男色ドライバーを狙うと岡田が救出し、意を決して目を固く閉じながらディーノへリップロックを発射。これが清志さんに誤爆し、清志さんは岡田に唇を奪われた上で押し倒されるという恥辱を味わうこととなる。
試合は勘違いに気づいて慌てふためく岡田をディーノがゲイ道クラッチで押さえ込んで3カウントが入って決着。マイクを取った岡田は「お父さん、しょっぱくてすみません。こんな感じになっちゃいましたけど、今僕はDDTで頑張ってます。DDTにいる以上、俺はここでプロレスラーとしててっぺんめざす!」と生真面目な人柄が見える想いを叫ぶ。
これに対し、5人の元妻を持ち数々の浮名を流した清志さんは「岡田くん、勝負は勝ちもあるし負けもあるし、ちょっと残念だけど結果はしょうがない。ただ、1つ収穫があった。意外とチュー上手いなぁ~♪」と岡田のキステクに太鼓判を押して上機嫌に去っていった。
いいところを見せられず落ち込む岡田を清志さんが「今日より明日、明日より明後日。しょうがない、結果は」と励まし、岡田のキステクを「ビックリした」と改めて絶賛。
「キス、そんなに良かったっすか?これで俺も女の子にモテる道が開けたぜ!」と大喜びの岡田に対し、清志さんは「あ、女なんだ……」とボソリとつぶやいた。
なお、コメント終了後には今林久弥APより、「ディーノが勝手に言っていたことですので店名は『ステーキしゃぶりやがれ』にはなりません。スポンサーさんにそんなことはしませんので……協賛募集中でございます……」というフォローが入り、東京都江東区・門前仲町駅ちかくで林下清志さんが店長を務めるステーキ店『ステーキ食いやがれ』の名誉は守られた。