赤井沙希が変態の股間を踏み潰して退治も王座奪取ならず!

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 31日、東京都・新宿FACEにて『ベストボディ・ジャパンプロレス~BBJ SAKURA 2022~』が開催され、赤井沙希がBBWスーパーボディ級王座戦に挑むも戴冠を逃した。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリング(BBJ)とは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
 コンテスト出場経験者を中心にこれまでリングに縁がなかった人材をプロレス界へと積極的に勧誘しており、現在はスターダムで活躍する白川未奈を発掘したという実績もある。

 同団体の王座の1つであるBBWスーパーボディ級王座はシングル王座ではあるものの、多くの場合タッグマッチ内で王座戦が行われ、試合の勝者が王者を獲得する特殊ルールで争われている。

 この日はBBWスーパーボディ級王座戦としてなべやかん&アントニオ小猪木&バキュームけーすけvsチェリー&赤井沙希&竹林早苗の6人タッグマッチが実施。(※王者チェリーに対し残る5人が挑戦)

 挑戦者の1人であるバキュームけーすけは漫才師や俳優などの活動をしつつプロレスラーとしても闘う57歳。リング上では女子選手にむき出しの欲望をぶつけることから対戦を嫌がられる“変態”として知られている。
 けーすけの必殺技は試合の流れをぶった切って行う一発ギャグで会場の空気をキンキンに冷やすこと。これは大多数には不評を買っているが、BBJに毎回解説として参加しているブル中野さんを始めとした極少数の熱狂的ファンを生み出すなど独特な魅力を持っている。


 試合が始まると、身長174cmの赤井が仕掛けた手4つに対して153cmのやかんと158cmの小猪木が全く届かず、さらに2人がヤケクソで放ったぐるぐるパンチも頭を押さえて止められた末に放り投げられ鼻で笑われるという光景が繰り広げられる。
 “強くて美しい長身の女性に手も足も出ない”という一部マニアには垂涎モノのシチュエーションに大興奮のけーすけがエクソシストブリッジで赤井に股間を突き出しながら突進していくと、赤井は絹を裂くような悲鳴を上げてコーナー上に逃げつつ股間を思い切り踏み潰して退治。
 それでも折れないけーすけはチェリーや竹林の胸を揉みに行こうとするが、小猪木のアゴややかんの乳首をつまむ結果に終わり不発。敵味方の不評を買ったけーすけは、小猪木の延髄斬り、やかんのセントーン、竹林のY字バランス式ギロチンドロップ、赤井のPK、チェリーのチェリートーンボムを被弾して3カウントを奪われた。

 チェリーが王座を防衛する結果に終わり王座戴冠を逃した赤井だったが、けーすけの魔の手から逃れて試合を無事に終われたことに安堵し、チェリー&竹林と笑顔で握手を交わした。

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