混迷のNOAHジュニアを正規軍が統一?!原田大輔&大原はじめがGHCジュニアタッグ王座奪取!

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 31日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAHが『三沢光晴メモリアル2021 in 後楽園ホール~Forever in our hearts~』を開催し、原田大輔&大原はじめがGHCジュニアタッグ王座奪取に成功した。

 今大会は2009年に亡くなったNOAHの創設者である三沢光晴さんのメモリアル大会として実施。本来であれば大田区総合体育館にて行われる予定であったが、3度目の緊急事態宣言による影響で延期となり、場所を聖地・後楽園ホールに移しての開催となった。

 この日の第1試合では、GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合が行われ、5度の防衛を続けている小川良成&HAYATAに原田大輔&大原はじめが挑戦。

 試合は小川の挑発に原田が全力で応えてぶつかって行く勢いある立ち上がりから、大原とHAYATAのテクニカルなグラウンド戦が展開されるなど静と動が目まぐるしく入れ替わる展開に。
 小川の的確なラフ攻撃が刺さっていき大原が捕まる展開となり、救出に入った原田も小川の場外攻撃からHAYATAのサブミッションの餌食に。足への一点集中攻撃を受けて絶体絶命のピンチとなった原田だったが、HAYATAへフロントスープレックスでカウンターを決めて大原にタッチ。
 大原は1vs2の局面でも大立ち回りを見せ変幻自在のバックブリーカーでHAYATAを追い込んでいくが、HAYATAのジャンピングハイキックを顔面に被弾。小川は大原のダメージを見逃さずDDTを中心に頭部を攻め、タイガー・ドライバーの体勢に入ると会場からはどよめきが起きる。
 これをなんとか阻止した大原が気迫のエルボーで原田に繋ぐと、小川は中盤に見せた足攻めを再開し足4の字固めでの決着を狙うが、これを大原が救出しHAYATAを場外に排除して「原田!頼む!」とプランチャで飛んで行く。勝負を託された原田はニーアッパーからローリングエルボーのコンボを2連発から片山ジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけて小川から3カウントを奪った。

 試合後、大原は「俺は無冠の時代が長かった。苦しく、つらく、長い。このベルトまですごい遠い道のりだった。諦めないでやって来たことがこうやって、このベルトという結果で、諦めないことの大切さが証明できたと思う。俺がNOAHジュニアの中心に返り咲いた暁には、もっともっとNOAHジュニアを盛り上げてさらに篤くムイビエンにしていく」と涙ながらに思いを語り、原田も「俺は大原を間近で見てたから諦めないで闘い抜けた。大原が最後俺に託してくれたからベルトを獲れた。あの強い2人から獲ったんや。俺たちがずっと防衛していく」と大原を讃えるとともに長期政権化を誓った。

 なお、この日の第3試合では小峠篤司が進祐哉からGHCジュニア王座の防衛に成功。これによってジュニアのベルトはすべてNOAHジュニア正規軍が手にすることとなった。

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