SANADAが“元二冠王”EVILから勝利!飯伏幸太へ「プロレス界の希望となるSANADAからの挑戦表明というギフト、受け取っていただけますか?」
1月5日、東京ドームにて新日本プロレス『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』が開催。第4試合ではSANADAと“キング・オブ・ダークネス”EVILのスペシャルシングルマッチが行われた。
かつては同じロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンで戦っていたSANADAとEVIL。昨年7月にEVILが裏切りBULLET CLUBに加入すると、内藤哲也から反則・介入を繰り返した試合でIWGPニ冠王座を奪取。その後もラフファイトを繰り返しているEVILは、戦前の会見でSANADAが「G1で完壁に3カウントを獲っているんですけどどうも彼は納得してないようなので、ここは敢えて東京ドームという大きな舞台で『何度やっても一緒だよ』というのを分からせてやります。あと、腐ってもEVILは元二冠チャンピオンなので元二冠チャンピオンに連勝すれば、タイトル挑戦の資格は生まれると思うので、結果残します」とコメントしている所をディック東郷に襲撃させスポイラーズチョーカーで絞め上げていた。
試合が始まるなりEVILがEVILを狙うが、SANADAが切り返すとパラダイスロック。場外戦になるとEVILがSANADAを本部席に叩き込み、阿部リングアナが吹っ飛び失神してしまう。
EVILはSANADAにイス攻撃を叩き込み、さらに東郷がコーナーパッドを外して金具がむき出しのコーナーに叩き込む。東郷はスポイラーズチョーカーで絞め上げマウントナックル連打。さらにEVILとのマジックキラーと介入していくが、SANADAはエプロンに降りた東郷にEVILを叩き込み、その反動で東郷は場外の机に突っ込みKO。唖然とするEVILにSANADAはオコーナブリッジを仕掛け、これを返したEVILのEVILをSkullEndで切り返すと、最後はラウンディング・ボディプレスを投下し3カウントを奪った。
この結果を持って、SANADAはメイン後にリングに上がり「チャンピオン、こんなときだからこそ、プロレス界の希望となるSANADAからの挑戦表明というギフト、受け取っていただけますか?」」と飯伏幸太に挑戦表明。飯伏も「彼のことも僕は認めてるんで。いつでも挑戦、大丈夫です。いつでもいいですよ。今日でもいいです。今からでも」と挑戦を前のめりで受け入れた。