【会見全文】ベストボディ・ジャパンプロレスが2周年記念大会で半年ぶりの再起動!50歳となるなべやかんが至宝奪還に燃える!大石と旭が敵味方に分かれて望まぬ抗争?!

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 20日、都内・ベストボディ・ジャパンオフィスにて、8月27日に東京都・新宿FACEにて開催されるベストボディ・ジャパンプロレス『BEST BODY MANIA 2020 ~2周年記念大会~』についての記者会見が行われた。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリング(BBJ)とは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
 BBJは旗揚げ以降月に1度のペースで大会を開催してきたが、新型コロナウイルス流行の影響を受け、今年2月の新木場1stRING大会を最後に活動自粛。今大会が約半年ぶりの再起動となる。

 現在BBJは現在元たけしプロレス軍団(TPG)のダンカンが結成したヒールユニット“ダンカンプロレス軍団(DPG)”の侵略を受けており、BBW無差別級王座をベストボディ・ベイダー、BBWタッグを大和ヒロシ&諸橋晴也、BBW女子王座をBBJ生え抜きの“エリナ様”こと山中絵里奈が3本のベルトをDPGが保有。さらに正規軍の精神的支柱であった大石真翔もDPGへと寝返ってしまった。
 前回2月の新木場大会では、正規軍とベストぽっちゃり軍が結託して“打倒DPG”を宣言しており、今大会ではBBW無差別級王座、BBWタッグ王座戦が組まれるなど、止まっていた時が半年ぶりに動き出した。

 まず会見に登場したのは、谷口智一代表、なべやかん、唐澤志陽、旭志織の4人。


谷口「本日も大変暑い猛暑の中お集まりいただき誠にありがとうございます。誠にありがとうございます。コロナの影響でプロレスを始め、世間がしばらくイベント関係が止まっていたんですが、当社ベストボディジャパンプロレスも、2月21日からちょうど半年ぶりに再開致します。ちょうど時期が旗揚げした夏場ですので、再開とともに開催する試合が2周年記念試合となるのですが、一番の見所はやはりメインイベントで私が年明け挑戦させていただいたベイダーへ、ウチのエースのなべやかん選手が挑戦して、おそらくタイトルを取ってくれると思いますので、それを機に、コロナの影響に負けないように更に盛り上げていけたらと思います」

(なべやかんのスマホにメッセージが届く)

なべやかん「ちょっといいですか。ウチにバキュームけーすけっていう選手がいるんですけど、そのけーすけが『自分の試合が入ってない』とLINEしてきまして……」
谷口「もう辞めたでしょ?練習来てないじゃない」
やかん「練習来ないですけど、辞めてはないみたいです。色々と練習に来られない理由が
『トイレが流れなくなった』『犬の歯が抜けた』『深爪をした』『手首を捻挫した』『足にテーピング巻いた』とか意味は分かんないですけど、そういうことで練習来てないんで(試合が組まれていないのは)しょうがないんじゃない?と送ったんですけど、『許せない』と。『2周年だかなんだか知らないけど、ぶっ壊してやる!メチャクチャにしてやる!』と。『ダンカンプロレス軍団に対抗してけーすけ軍団を作ったるで!』と」
谷口「誰が入るんですかそれ」
やかん「分かんないですけど、松野さんを引き抜こうとしてますね。まあ松野さんも嫌がると思うんですけど。とりあえずぶっ壊しに来るそうなんで」
谷口「へー。ちょっと準備しときます」
やかん「ヤカラですからね」


唐澤志陽
「2周年大会に参戦できて非常に光栄です。ありがとうございます。実はですね、だれも知らないんですけど、私も実は今年でデビューして10周年ということで最初はキックボクサーとしてですけど、リングに上って今年で10年ですので、ちょっとそれを知ってもらいたくて、今日来ちゃいました。ベストボディということなので、しっかり身体も8kgくらい減量しまして、ベストボディっぽく仕上げて来ましたのでバキバキです!頑張ります!」


旭志織
「個人的には久々のベストボディジャパンさんへの参戦になるんですけど、あのー、ちょっと……発表されたカードを見て驚いたというか、事後報告だったんで存じてなかったんですけど、あのー、通常、パートナーである大石真翔と敵対というか、対戦する側に回っているというのが個人的にビックリしているところでして。やりにくさがかなりあるんですけど、やれと言われればやりますけど、これは何らかの意味があったのかなと……どういった意味でこのカードが組まれているのかなと……」
谷口「直接今日、本人が理由を説明に来るとか言ってたけど……」

(大石真翔が会見に乱入)


大石「うるさいよ。黙って座ってればいいんだよお前は」
谷口「なんか仲間割れしたんですか?」
旭「そんなことないですよ!僕、今日、この集合時間大石から聞いたんですもん!」
大石「な、仲は別に……聞くところによると、進垣リナからの嫌がらせだと。進垣リナがベストボディジャパンに参戦していて、ダンカンプロレス軍団に憤りがあるということらしいよ!それで、私に嫌がらせをしようということで、組まれたんじゃないかなと俺は踏んでる!」
旭「ダンカンプロレス軍団……?」
大石「ダンカンプロレス軍団の大石真翔です、私」
旭「あっ……そうですか!なるほど!見えました!状況が!そういうことか!なるほどぉ!ワルモンだぁ!」
やかん「旭さんもあっち行っちゃダメですよ」
大石「……まあ、悪者……うん……」
旭「Twitter見たことあります?メチャクチャお子さんとの……あれがワルモンですか?」
谷口「悪者っぽくないですよねえ?」
大石「ベストボディジャパン……プロレスを、俺は、ゆ、許せないだけだ……俺は!」
旭「僕に対しては特に何もないんですか?」
大石「お前に対しては特になにもない!なんなら好きだ!でもこうなったら、全部進垣が悪い!全部進垣が悪い!そう思ってる!だから俺は進垣の味方にいる旭志織なら殴れる!」
旭「えっと、じゃあ僕は進垣の気持ち?憤り?に加勢しますよ」
大石「そうなったらお前は敵だよ!俺たちダンカンプロレス軍団の敵だ!」
やかん「旭さんは進垣さんと大石さんのどっちが好きですか?」
旭「大石さんですね!!」
大石「そっ……そういうこと言うんじゃねえよぉ?!やりにくい!やりにくさがある!だからセミファイナル前でこんな大会ぶち壊してやる!」
やかん「けーすけさんと同じじゃないですか」
旭「進垣は大石さんに憤ってるわけでしょ?だったら私と大石さんが組んで進垣と山中さんとでやればいいんじゃないですか?」
大石「エリナ様もダンカンプロレス軍団だ!馬鹿か!だから軍団で組んでるんだよ!」
旭「あっ、そういうことかあ」
大石「馬鹿っ!!」
旭「久しぶりの参戦なんで構図が見えて無くて(笑)」
やかん「悪の道から救っていただく感じで」
旭「はい」
大石「いくら旭がなんと言おうと、俺はダンカンプロレス軍団でやっていく!なんならお前もダンカンプロレス軍団に入りたいはずだ!」
旭「やめてくれよぉ」
大石「まあとりあえず、2周年大会ではこんな興行ブチ壊してやるからな!」

 大石が捨て台詞を吐いて去っていき、改めてやかんが試合の意気込みを述べる。


やかん「今回メインでタイトルマッチをやることになったなべやかんです。後2日で年齢が50になりまして、試合の時には50歳で。まあこんな世の中なんで、仕事も大分少なくなって、50歳最初の仕事がプロレスということになりました。49から50になって、まさか、プロレスを自分がやることも自分の人生で想定外だったんですけど、まさか50歳になって、プロレスでタイトルマッチをやるってことは、想定外中の想定外で。
 自分の父親(なべおさみ)が49から50になる頃、そんな活動はしてなかったものですから。で、うちの父親が49から50になるときになにをやっていたかっていうと、ちょうど明大替え玉事件の記者会見をやってて、50から蟄居するという・芸能界から干されるという仕打ちを受けていたところなんですけど、それとは違った意味で、私は華やかな方の、父親の場合は世間からの仕打ちで痛い思いをしましたが、私の場合はリングの上で今回かなり痛い思いをしないとベルトは獲れないのかなと思ってます。ましてやベイダーという、それこそこのベストボディジャパンプロレスをぶっ壊そうとしているダンカンプロレス軍団のトップ選手でございますから、それをなんとか破壊したいと思っています。私はダンカンさんのいた事務所から出た人間なので、そこからの攻撃に対していかに防ぎ、そしていかにその邪魔を弾き返すかと思っています。今回は挑戦者なので、挑戦者らしくガムシャラに食らいついていきたいと思います。以上でございます」

――谷口代表、約半年ぶりとなる今大会のカードは中止となった3月大会の予定カードと全く同じカードですが、この試合にかける想いは
谷口「松野さんと小猪木さんは、ウチではベテランのレジェンド級のお2人なので、同期の高尾蒼馬と組んで、ベテランの試合運びを体感したかったので、色々な意味で楽しみなカードではあります。待ちに待ったカードです。2周年大会にずれ込んではしまったんですけど、色々な意味で楽しみたいと思いますね」

――やかん選手、今回は王者のベイダー選手と王座をかけて闘いますが、対策などはありますか
やかん「直接1vs1では戦っていなかったんですけど、タッグとかでは戦っているので。意外とフェアに見えてフェアじゃないところもあるので、そういうところを気をつけていかなくちゃいけないのかなと。やっぱり反則技も随所に出てくるので、そのへんをいかに想定していかなきゃいけないのかなと。相手の術中にハマらないよう、自分のペースをどれだけ保てるか。向こうもベテランなので、そこにどう食らいついていくか、暑いので体力も相当消耗すると思うんですけど、体力負けをしないように、炎天下マラソンして鍛えています!」

――旭選手、複雑な心境となるカードだと思いますが、進垣選手とのタッグについてはどうのように思いますか
旭「これはウチの、2AWという同じ団体で活動しているんですけど、実はうちの団体の中では若干仲が悪くなっている状況でして、進垣リナと。タッグのチームワークという点では個人的には期待していないです。なので、進垣は進垣の闘いをしてくれればいいし、私は久しぶり、5年か6年ぶりの大石真翔との対戦を楽しみにしていますね。タッグマッチというよりは、個人と個人で自分の戦いをするだけなのかなと思っています」

――谷口代表、コロナの状況下での大会開催において、来場者への感染防止対策はどのようなものを考えていますか
谷口「当社で他のイベントもいくつか開催しているんですけど、どれも世間の皆さんがされている感染症対策基準以上のことはしておりまして、まず座席の間隔はしっかり空けて、座席数は通常の半分以下に設定しています。来場者はマスク着用、声援も抑えめにしていただいて、入場時の検温・消毒の徹底。あと大会中の換気は徹底して、ずっと開け放した状態で密にならないよう空気の入れ替えを致します。基本的な政府のガイドラインに則ったイベントの感染症対策をした上での開催を予定しております」

――プロレスでは場外戦で客席になだれ込むこともあるが、それは禁止とする?
谷口「最小限に(笑)コロナ禍の中での闘いを各レスラーの皆さんにお願いして、まあプロレスですので全く無しというわけにはいかないと思うんですが、出来るだけこのコロナ禍の中での闘い方を見せられると思いますので、闘う上での感染対策を取った上で試合を運んでいければと思います」

『BEST BODY MANIA 2020 ~2周年記念大会~』
日程:2020年8月27日(木)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE

▼BBW世界スーパーボディ級選手権試合 タッグマッチ
【第3代王者】竹林早苗/【挑戦者】石井慧介(ガン☆プロ)
vs
【挑戦者】チェリー(フリー)/【挑戦者】水波綾(フリー)
※通常のタッグマッチ形式で試合を行い、勝利した選手に王座が移動。竹林が勝利した場合はそのまま防衛となる。

▼タッグマッチ
田中稔(フリー)/佐藤恵一(フリー)
vs
鈴木悟(フリー)/桜井鷲(ガン☆プロ)

▼シングルマッチ
岩崎孝樹(ガン☆プロ)
vs
唐澤志陽

▼タッグマッチ
谷口智一/高尾蒼馬(DDT)
vs
ゴージャス松野(DDT)/アントニオ小猪木(西口)

▼タッグマッチ
[DPG]大石真翔(DDT)/山中絵里奈
vs
旭志織(2AW)/進垣リナ(2AW)

▼BBWタッグ選手権試合 3WAYマッチ
【第2代王者組/DPG】諸橋晴也(フリー)/大和ヒロシ(フリー)
vs
【挑戦者組/ベストぽっちゃりジャパン】大鷲透(フリー)/伊橋剛太(DDT)
vs
【挑戦者組】カーベル伊藤(フリー)/ライジングHAYATO(愛媛) withキューティエリー・ザ・エヒメ(愛媛)

▼BBW無差別級選手権試合
【初代王者/DPG】ベストボディ・ベイダー
vs
【挑戦者】なべやかん

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