飛鳥プロレス8・28新宿での最強トーナメント準決勝は児玉裕輔VS田中稔、大和ヒロシVS土肥こうじ! 田中将斗、イケメン、イサミらも参戦!
飛鳥プロレスの8月28日、東京・新宿FACE大会で、同団体にレギュラー参戦する最強戦士を決する「BEST of ASUKA」トーナメント準決勝が行なわれる。
組み合わせはAブロックが、元WRESTLE-1クルーザーディビジョン王者の児玉裕輔と、IWGP、世界、GHCなどメジャーのジュニア王座を総なめにした“レジェンド”田中稔が対戦。Bブロックでは、元世界ジュニア、元W-1クルーザーディビジョン王者の大和ヒロシと、元W-1リザルトチャンピオンシップ王者の土肥こうじと激突する。
同大会では、トーナメント準決勝が大きな目玉になるが、Aブロックについて、篠瀬三十七代表は「くしくも4人とも、元W-1なんですが、Aブロックは見どころナンバー1でしょうね。1回戦で、黒潮“イケメン”二郎を破って勢いに乗る児玉選手。実績、キャリアでは揺るぎないものがある稔選手。二人は似た部分があるし、正直どちらが勝つか全くわからない。稔選手の別の顔と言われているヒートでは対戦したことがあったように思うけど、児玉VS稔のシングルは初ですし、まさに飛鳥でしか見られないレアなカード。稔選手も、まだまだ健在ぶりを見せないといけないでしょう。準決勝まではオーバー・ザ・トップロープルールが採用されますから、稔選手が1回戦から、とにかく警戒してるのがそこですね」と分析。Bブロックに関して、篠瀬代表は「土肥選手は唯一のヘビー級になりますね。元W-1同士ですが、シングルは初めてじゃないですか。ともにフリーになって、お互いに負けられない。予想は難しいけど、大和選手が勝つとしたら、ベースのグラウンドで有利に展開した場合。土肥選手が勝つとしたらパワーで圧倒した場合でしょうね。いずれにせよ、この一戦もどちらが勝つか全く予想できないですね」と話した。
児玉裕輔
「稔選手は誰もが知るプロレス界のスーパースター。プロレスの魅力をギュッと詰め込んだような選手だよね。そんな選手に勝って決勝に駒を進めないと、児玉がトーナメントに出た意味がないと思ってます。極上の試合を展開した上でなんとしても児玉が勝つよお!」
田中稔
「W-1時代に一緒だった児玉選手だけど、シングルマッチは初めてなんで、キッチリ仕留めて、9月(30日)の決勝にコマを進めたい」
大和ヒロシ
「1回戦の瀧澤晃頼戦で出した新技『罪と×(バツ)』は、対ジュニアヘビー級を想定して開発、練ってきたので、ヘビー級の土肥選手には、もしかしたら難しいかもしれません。よって、もう一つの対ヘビー級用の新技『×(ペケ)・・・』、いや、それ以上言うとどんな技かバレて対策を練られてしまうので内緒にしておきます。とりあえず、今回はそれを狙っていきます。努力に勝る力なし!」
土肥こうじ
「飛鳥プロレスのトーナメントで、大和選手とまさかの再会。とても楽しみであります。ただこれは負けたら終わりのトーナメント! 勝負にこだわり、次にコマを進めます!」
トーナメント以外では、黒潮“イケメン”二郎&立花誠吾 vs木高イサミ&瀧澤晃頼の異色のタッグ戦が実現する。
前大会(7・22新宿)で、立花と組んだイサミが「立花クンはいい選手だから利用させてもらう。次回、組むか闘うかしましょう」とアピール。これを受けて、篠瀬代表は“対戦”をチョイスした。
「イケメンと立花選手は元W-1同士だし、瀧澤選手はBASARAにレギュラー参戦しているんで、両チームとも気心が知れていて、チームワークも見劣りしないと思う。瀧澤選手と立花選手は実力伯仲だし、いい試合になると思います」(篠瀬代表)
そして、UTAMAROが田中将斗と一騎打ちを行なう。
「私的には、この試合は実質的なメイン。UTAMAROにはもっとスポットが当たっていいけど、チャンスがなかなかなくて、ビッグカードが組まれない。私が推してる選手なので、そういうカードを組ませてもらった。UTAMAROは世界を意識している選手だから、世界に通用する選手を糧にしてもらう。田中選手からは、『困ってるなら、連絡してきていいぞ』と言っていただいていたんで、お願いしました。UTAMAROは、金星を挙げにいかなきゃいけない」(篠瀬代表)
また、木藤裕次&松田慶三の熱波軍に藤原ライオンが加わり、「心の花」の鈴木心&花見達也&Xと対戦する。
当初、木藤&松田VS鈴木&花見のタッグマッチが組まれていたが、ここ最近参戦がなかったライオンから「ASUKA PROJECTはおもしろかったけど、飛鳥プロレスになって、超つまらない。なぜかって、私が出てないからだ。私を出せば盛り上がって、大成功の大会になる。クレームじゃないけど。私の好きなキトーさん、マツダさんが出ている。シノセさん、私をそのチームに入れてくれ」とアピール。これを篠瀬代表、熱波軍が了承して、6人タッグマッチに変更された。「心の花」のXは、名乗りを挙げる選手を公募する。
女子タッグマッチとして、真琴&茉莉vsつくし&テクラが組まれた。
「レギュラー参戦の真琴選手と茉莉選手は、“アジアンビューティー”として、『がんばる』と言ってくれています。アイスリボンのつくし選手はASUKA PROJECT時代以来、1年半ぶり。テクラ選手は初参戦で、どんな試合を見せてくれるのか楽しみです」(篠瀬代表)
以上、飛鳥ならではのカードが6試合ラインナップされた、8・28新宿は注目の大会になりそうだ。
『飛鳥プロレス』
日程:2020年8月28日(金)
開始:19:00
会場:東京・新宿FACE
▼BEST of ASUKA Aブロック準決勝
児玉裕輔
vs
田中稔
▼BEST of ASUKA Bブロック準決勝
大和ヒロシ
vs
土肥こうじ
▼スペシャルシングルマッチ
田中将斗
vs
UTAMARO
▼タッグマッチ
黒潮“イケメン”二郎/立花誠吾
vs
木高イサミ/瀧澤晃頼
▼熱波軍VS心の花
木藤裕次/松田慶三/藤原ライオン
vs
鈴木心/花見達也/X(公募)
▼女子タッグマッチ
真琴/茉莉
vs
つくし/テクラ
※BEST of ASUKA準決勝のルールは30分1本勝負、通常ルールのほか、オーバー・ザ・トップロープを採用
※試合順は未定