ダンプ松本が41周年&還暦記念大会を開催し全女OGの小倉由美、永堀一恵、サソリも出場!「ジャガー横田さんより1日でも長く続けます!」

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 11日、東京都・後楽園ホールにて『ダンプ松本41周年還暦大会~真っ赤な青春~』が開催された。

 ダンプ松本は1980年に全日本女子プロレスでデビューし、“極悪同盟”でのヒールファイトや“クラッシュギャルズ”ライオネス飛鳥&長与千種との抗争などで人気を博した。
 現在もプロレスラーとして現役で活動を続けており、この日は41周年記念および還暦記念大会を実施。

 今大会の第1試合では、ミスター・ブッダマンとプリティ太田が出場する全女時代の風物詩であった“こびとプロレス”の試合が実施。そして第3試合では伊藤薫がMarvelousの新人である宝山愛に圧倒的な力量差を見せつける試合で全女イズムを伝承、そして第4試合でのNOAHの提供試合では “革命マントヒーローズ”小峠篤司&長井満也が復活して丸藤正道&モハメドヨネとコミカルかつ激しい試合を展開して華を添えた。

ダンプ自身も第2試合のダンプ松本&井上貴子vs山縣優&笹村あやめ、メインイベントの長与千種&彩羽匠&小倉由美(OG)&永堀一恵(OG)vsダンプ松本&ZAP&サソリ(OG)&旧姓・広田さくらの2試合に出場した。


 第2試合では、ダンプが極悪同盟のメンバーとともにリング内外で竹刀&一斗缶も用いるラフファイトで大暴れ。貴子も笑顔でダンプとの悪の連携を楽しみ、最後は美拳(※バックブロー)で笹村から3カウントを奪った。

 メインイベントはOGの小倉、永堀、サソリが出場し氏家清春リングアナがコールするというプレミアムな試合に。
 還暦祝いの赤い竹刀&赤い特攻服という装いのダンプが長与を竹刀でしばき倒す中、ブル中野が観客席で見守る目の前でブルに扮した広田が過剰なモノマネで試合をかき乱し、チョリソレフェリーも故・阿部四郎レフェリーばりの極悪同盟びいきの試合裁きでアシスト。

 終盤には長与が赤い一斗缶での攻撃を正拳突きで吹き飛ばして彩羽とのニールキックの師弟競演を見せるなど躍動し、“レッド・タイフーンズ”小倉&永堀がダブルのミドルキック&スピンキックを見舞う連携を見せる。その後すぐに永堀がフォールに入るが、ZAPが下から丸め込んで電光石火の3カウント。

 全試合終了後のセレモニーでは、東ちづる、湘南プロレスの押江社長&パンチョ、雷神矢口、Marvelous若手選手一同、前川久美子、府川唯未、二上美紀子、渡邊智子&KAORU、浜田文子、旧姓・広田さくら、豊田真奈美、下田美馬、尾崎魔弓、影かほる、堀田祐美子、西脇充子、ドリル仲前、ジャガー横田、立野紀代、山崎五紀、ライオネス飛鳥、長与千種、極悪Family(登場順。敬称略)がVTRで登場し、ダンプに祝福のメッセージを贈った。


 これを聞いたダンプは「化粧してるから、極悪でいないとダメなんだよ……」と漏らしつつも感涙。長与が「今日くらい素直になってもいいだろう?みんな側にいる。おいで?」と声をかけて固く抱きしめ、観衆は一斉に黄色いペンライトを点灯させてダンプを祝った。
 その後、ブル中野、ジャンボ堀、大森ゆかり、高階由利子、クレーン・ユウ(登場順。敬称略)がリングに上がり記念撮影。そして最後は恒例の歌のコーナーとなり、貴子が『JEWEL』を、長与が『炎の聖書』を熱唱。大会は大団円の内に終わった。

 大会を終えたダンプは、「昔は『ファンなんて1人もいらない』とか言ってたけど、ファンの優しさ・愛をもらって本当にありがたいと思います。本当に感謝しか無いです」と笑顔を見せる。そして時勢を鑑みてフォーク、毒霧、流血を自粛した内情を明かし「それが本当に残念!コロナが終わったら真っ赤な血だらけにしたい!」と呵呵と笑った。
 そして、唯一現役で還暦を迎えた同志・ジャガー横田について触れ「ジャガーさんが『60歳で引退する』って言ってたからジャガーさんが引退したら(自分も)引退しようと思ってたら、『しない』って言いやがってアイツ(笑)だから、ジャガーさんが引退するより1日でも長くやっていきたいと思います。甘いもの食べないで頑張ります!(笑)」と事実上の生涯現役を宣言した。

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