19歳の陸上女子・真白優希がアイスリボン最後の横浜文体でデビュー!「ベルトを巻いたら絶対楽しい!ふへへへ」
9日、神奈川県・横浜文化体育館にて『アイスリボン横浜文化体育館大会FINAL』が行われ、真白優希がデビューを飾った。
真白優希は中学時代には陸上部に所属し、高校1年生のときにアイスリボンが主催するプロレスサークルに通い始め、今年4月に高校を卒業すると同時にアイスリボンに入団。
入団前から“練習生・ホワイト”として昨年大晦日のテキーラ沙弥の引退試合に出場するなど正式な入団以前からアイスファンには知られており、デビュー前のエキシビジョンマッチではヘッドロックをかけられた瞬間にギブアップしたり、エキシを終えた安堵感から控室で号泣する声が観客席にまで響いてきたりするその独特な魅力から早くも人気を集めていた。
真白のデビュー戦は、尾﨑妹加&テクラ&星いぶき&海樹リコvsトトロさつき&バニー及川&Yappy&真白優希という8人タッグマッチ。そしてイリミネーションという特殊ルールでの試合となった。
先発で出ていった真白だが、今年7月デビューのSEAdLINNNGの新人・海樹リコにヘッドロックで絞め上げられて心底つらそうな悲鳴を上げると仲間たちが慌ててカット。こでて大ダメージを負った真白はひっそりとエプロン下に隠れていると、最後の2人まで残ってしまい、恐る恐るリング上へ。
残っていたもう1人の妹加がエルボーを放つと真白はエプロンを駆けて脱兎のごとく逃げ出し、コーナーに上ってポーズを決めるも、得意気な表情を浮かべながら何もせずにリングに降りる。
独特の雰囲気でリングを支配した真白は妹加のアルゼンチンバックブリーカーを回転エビ固めで切り返し、妹加のダブルチョップをスカしてトップロープを超えさせる。ロープに捕まってエプロンで耐える妹加の脇をくすぐって落としてのOTR勝利を狙うが、妹加はリングに戻ってセントーンからの逆エビ固めでタップを奪った。
デビュー戦を終えた真白は、「デビュー戦!めっちゃつらかったんですけど、すっごい楽しかったです!プロレスってこんなに楽しいんですね!お客さんの前で自分らしさを見せられたかなって!今後はお客さんの想像の上を行って『こんなことするんだ?!』っていうプロレスラーになりたいですね。アイスの中で見て、『一番印象に残った』って言ってもらえるようになりたいと思います!」と笑顔。
そして、将来的にベルト戦線にも絡みたいかと聞かれると、「巻いてみたいですねぇ!あんなキラキラしたもの、腹に巻いてたら絶対楽しいっていうか、感情がスゴいと思います!ふへへへ……」と怪しく笑い、大器の片鱗を感じさせた。