朝倉海がマネル・ケイプの返上したRIZINバンタム級王座へ再挑戦!朝倉未来は出場せず怪我の治療に専念

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 9日、都内某所にて『RIZIN.22 ―STARTING OVER―』および『RIZIN.23 ―CALLING OVER―』のカード発表記者会見が行われた。

 RIZINは、今月7日のオンライン会見にてクラウドファンディングの開始と、8月9日&10日に10,000人規模の会場である横浜・ぴあアリーナMMにて、キャパシティの50%にあたる5,000人規模でRIZIN22&23を開催することを発表。
 この日の会見では、両日合わせて8試合の対戦カードが発表された。

 そして、10日の『RIZIN.23 ―CALLING OVER―』に於けるメインイベントとして、扇久保博正vs朝倉海の試合が第3代RIZINバンタム級王者決定戦として発表された。
 同王座は、昨年大晦日にマネル・ケイプが朝倉海との王座決定戦に勝利して戴冠していたが、今年3月にケイプが突如UFCとの契約を発表して王座を返上することを発表。4月に予定されていた大会でケイプに挑戦予定だった扇久保と、同王座に最も近い海との王座決定戦が行われることとなった。

 海は「僕自身、大晦日ぶりの試合で、前回の試合からたくさんのことを学んで、本当に強くなって帰ってきました。今後のRIZINのためにも絶対俺が勝たないといけないと思うし、確実に勝って俺がRIZINを引っ張っていきます」と冷静に心境を語った。
 対する扇久保は「元気ですかーーーッ!!今まで色んな事があって、やっとたどり着けたなという感じです。8月10日、最高の試合を見せたいと思っています。朝倉海選手を倒したいと思っています。海選手、いい試合しましょう!」と熱く海に語りかけ、海も扇久保と目を合わせながら小さくうなずいた。

 約4ヶ月前からYouTuberとして活動を始めている扇久保だが、これについては「当初は(チャンネル登録者数は)2日で3万人の見込みだったんですけど、今現在4ヶ月で4000人です。かなり苦戦してます」と苦笑。
 対して、YouTuberとしての人気を不動のものにしている海のチャンネル登録者数は約54万人。YouTube上での戦いは海が約135倍の差をつけて優勢となっている。

 また、榊原信行CEOは海の兄・朝倉未来については、未来のヒジの怪我を理由に今大会での出場は無いことを明言。しかし、海のセコンドとしての参加や、「闘うこと以外でRIZIN全体のズームアップをする、例えば解説席に座るとか、なにか彼が選手ではないことで貢献してもらえることに協力してもらおうと思ってます」となんらかの形での参加を呼びかける意図を語った。

『RIZIN.23 ―CALLING OVER―』
日程:2020年8月10日(月・祝)
開始:15:00(予定)
会場:神奈川県・ぴあアリーナMM

▼第3代RIZINバンタム級王者決定戦 RIZIN MMAルール(61.0kg):5分3R ※肘あり
扇久保博正(パラエストラ松戸)
vs
朝倉海(トライフォース赤坂)

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