【会見全文】総額30億円の貴金属を持ち込んだフロイド・メイウェザーJr.が日本でのマンション購入を宣言!日本格闘技界への参戦やカジノビジネスについてのビジョンを語る!

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 13日、東京都・TMT JAPAN事務所にて、自家用ジェットで緊急来日したフロイド・メイウェザーJr.が記者会見を行った。

 フロイド・メイウェザーJr.は、50戦50勝で5階級を制覇するという前人未到の偉業を成し遂げた生ける伝説として知られるボクサーであり、今もなお42歳にしてボクシング界の頂点に君臨している。
 現役を引退しているメイウェザーだが、3度目の現役復帰についても前向きな発言を残しており、昨年大晦日の『RIZIN.14』で那須川天心と行ったエキシビジョンマッチは記憶にも新しい。
 現在は、自身の会社であるメイウェザー・ホールディングスで不動産や貴金属類などの販売に携わり、昨年には亀田興毅らも所属するボクシングジム・協栄ジムと芸能事務所・LIBERAと提携してTMT(Tokyo Money Team)JAPANを設立して日本を中心としたアジアでのビジネス展開のビジョンを語っていた。


 メイウェザーは、開始予定時刻から97分遅れで会見に姿を現し、この日に渋谷でイベントを行ったのちに会見まで駆けつけた井岡一翔、京口紘人、吉田実代と握手を交わした。
 そして、元K-1イベントプロデューサーであり、現在は巌流島のプロデュースを務める谷川貞治の司会で会見がスタート。
 
――別室で3人とお話をされたと思いますが、彼らにどのようなアドバイスを?
メイウェザー「裏ではウエイトに関するアドバイスと世界に通用するボクシングについてのアドバイスについて話していたよ」

 続いて、TMT JAPAN代表の大柴哲から挨拶が行われた。

大柴「この度、TMT JAPANとして会社が設立しまして代表になりました大柴哲です。私は元々国会議員の公設秘書を昨年までやっていまして、先生のほうがIR議連の副会長をされていまして、本格的なカジノのビジネスを展開しておきたいと。その際にですね、TMTの方のアレックス・松浦さんと知り合いになりまして、そのご縁でTMT JAPANを設立することになりました。TMT JAPANは今後、メイウェザー選手が作ったTMTのブランドを基に、アパレル・ホテル事業、不動産事業、飲食事業等、カジノに関係するビジネスを展開していきたいと思っております。また、RIZINの榊原さんとか、K-1の谷川さんの協力の下、新しい格闘技イベントも展開していこうと思っております。カジノビジネスにはエンターテイメントが不可欠になりますので、今後とも経験豊富なメイウェザーさんとの事業を考えております」


――今回のメイウェザーさんの今回の来日の目的は
メイウェザー「来日の理由は、東京オリンピックに向けての間にメイウェザーホールディングスの発表をTMT JAPANとして日本でしたいと思って来ました。これからはいろいろな業界でエンターテイメント、不動産ビジネスの展開に向けてやっていきたいと思っています」

――メイウェザーさんのエキシビジョンをマッチを期待している人が世界中にいると思います
松浦「打ち合わせはしているんですけど、交渉中でまだカードはまだ決まっていません。これからメイウェザーさんだけじゃなくて、メイウェザーさんの下のチャンピオンとか、弟子とのエキシビジョンを考えています」

――日本でのビジネスの話や、メイウェザーさんが日本に住むという話もありますが、それ
松浦「これから住まいも東京に構えて東京、日本での本格的なビジネスの展開を考えています。セレブ向けの高級不動産などの事業展開も考えていますし、アジアも含めて展開を考えています」
谷川「私の方からも補足をさせていただきます。この度、TMT JAPANが正式に設立されました。メイウェザーさんはもちろん現在ボクシングを引退されていて、元々ビジネスマンでありますから、アメリカでも不動産投資とか色々なことをやっているのですが、日本でもそれら中心に、アジアにも展開していきたいと。日本でもカジノビジネスが根幹にあるんですが、不動産事業とか、アパレルとか、飲食とか、それをすべてTMT JAPANというブランドの中でやっていくということです。沖縄などのリゾート地にTMTホテルを建てるとか、あるいは、TMTという飲食店を開くとか、そういったものを日本に展開していきたいという話です。ハリウッドのセレブとかが日本にいっぱい来ているんですけど、日本に住んでいる人はいないっていう。その中で、メイウェザーさんは日本で高級物件を探している、それこそマンションの最上階とかに住もうとしている。日本にも本格的に第二の基点として、セレブでは第1号として日本に住もうということだそうです。もちろん、引退したとはいえ、まだまだ大晦日みたいなエキシビジョンはやっていくと思いますので、これは年内には必ず実現させていくんじゃないかなと考えています。そのTMTを使って、ブランドと言うか、高級車を売ったりとか、宝石を売ったりとか、トロフィーとか、セレブを相手にこれから仕事をしていくと。そういうのを私も聞いていたので補足説明させていただきました。そういう目的で今回来日したということでした」
メイウェザー「さっきも言っていた通り、TMTブランドで宝石や高級車、不動産とかのビジネスを日本でしたいと思っている。宝石も時計も世界最高級のものを揃えている自信があるよ」

――昨年亀田選手同席のもとで不動産事業や宝石ビジネス等を日本でやっていくという会見を開きましたが、今回の会見はそれとは違うものでしょうか
大柴「昨年9月にやったものだと思うんですけど、それとは別に今回は正式に大きなオフィスを構えて、ここを拠点として展開していくという発表です。前回からは仕切り直しみたいな部分はあると思います」

――メイウェザー選手のエキシビジョンマッチについてですが、日本人選手との交渉は進んでいますか
メイウェザー「これまでいろんな選手の名前が挙がっているけど、今のところは1人も決定していない状態で、これから交渉していこうと思う」

――メイウェザーさんが日本に住むことについて 何が日本で魅力的だと思ったのでしょう
メイウェザー「今までは何度も日本に来たことはあるが、去年も7、8回来た。フライトは13時間かかるし、これがクレイジーなまでにキツい。これから日本は僕のビジネスの中で大きいものとなる。日本を中心にアジアでビジネスを展開していくに当たり、日本に家を構えるのは当たり前のことだと思っています」

――会見に90分遅れた理由については
メイウェザー「さっきも話したように日本は遠くて時差ボケも酷かったんだ。だからこそ、日本に家を持ちたいと思ったんだ」


その後、全日本アンダージュニアの全日本チャンピオンである西村弘應さんがメイウェザーに花束を贈呈。メイウェザーは「彼は日本のボクシングの未来だ」笑顔で語り、自らの帽子を西村さんにプレゼントした。

 その後、メイウェザーは報道陣を別室に案内し、セキュリティスタッフが周囲を固める中で日本に持ち込んだ総額約30億円の時計のコレクションを披露。日本を中心としたアジアでのビッグビジネスを予感させた。

<会見後囲み取材>
谷川貞治&大柴哲
谷川「正式にRIZINやTMTのことも正式に手伝っているわけではないんですけど、その中で今日の会見のことを頼まれて、いろいろな情報を聞いています。大柴さんも就任したばかりですし、これから色々やっていかなきゃいけないんですね。大柴さんは元々国会議員の公設秘書をやられていて、IR法案の副会長をやられていた園田博之さんという、去年亡くなられた方なんですけど、とにかくカジノビジネスを日本で展開していく上で、メイウェザーさんとかのラスベガスで活躍している、カジノ=エンターテイメントというのは不可欠なので、その協力を。我々格闘技界も結構そういうところ狙っているんですよ。
……僕は狙ってないです(笑)巌流島なんで(笑)でもまあ、RIZINとかみんな狙ってるんですよ、カジノビジネスを。その中でメイウェザーさんがイベントをやりつつ、エキシビジョンなどをやりつつTMTというブランドをやっていこうということを考えているし、そのブランドを使ったビジネスをアメリカで展開しているんですけど、それを日本でもやっていきたいと。カジノビジネスなんで、TMTのホテルを沖縄のリゾート地に作ったり、あとはTMT JAPANというブランドの飲食業やディスコをホテルの中に作ったり、六本木とかにこれから展開しようという話をしにきたと。
 時計とかについては、メイウェザーさん自身が世界のセレブが集まるリストっていうのをアジアでも凄く持ってて、そういう人たち向けに高級ホテルとかでパーティを開いて、それは試合とか、メイウェザーさん自身が高級車とか宝石とか時計を売るようなパーティを開いて、自分でサインしたり写真撮ったりとかしてセレブをおもてなししながらビジネスを展開していく。セレブを相手にやっていくと。
 イベントに関して言えば、本人は日本でのファイトマネーは、僕らの責任もあるんですけど、まだまだ少ないので、SHOW TIMEとかアメリカのコネクションがあるんで。PPVとか。これから中国でも配信とかも盛んになっていく中で、自分もそこを橋渡しして、日本の人間がアジアとか世界とかにに出て行けるようにして、ファイトマネーを上げられるようにしていきたいと。昨日も言っていたのが、ビッグネームとビッグマネーを稼ぎたいやつが集まる場所がTMTというところにしていきたいという考えを持っているということです。
RIZINの榊原さんとも非常に良い関係なので、次のエキシビジョンは自主興行でやるのか、それともRIZINでやるのかっていうのは決まってないです。ただ、いい関係なので、榊原さんとは機会があればそういうことも考えていますし、対戦相手は日本人は既に交渉は何人かとしている人もいます。外人もいます。結構みんな『やる!』って感じで、僕も頭の中では結構知ってるんで、言いたいんですけど、まとまってないんで。僕がプロモーターだったらフライングしちゃうんですけど(笑)ちょっと言えないんですけど、かなり良いですよ!決まればね。決まればかなりいいですよ。ビッグネームです。すごくいい相手だと思います。相手はOKしてますね。あとはホントにお金の問題だと思います」

――プロボクサーや総合格闘家など、対戦相手のジャンルは
谷川「プロボクサーにもあたってるんですけど、今世間に出てる村田諒太選手の話とか、マニー・パッキャオ選手とかの話が出てますけど、退している相手じゃないと無理ですね。そういう名前が出てるんですけど、引退した人だったらありえます。今名前が挙がってるのは、キックボクサーとMMAファイターですね」

――団体じゃなくて個人の交渉なのでしょうか
谷川「その個人が現役選手だと、例えばRIZINとかUFCとかベラトールとかと契約してたりするんで、当然個人との契約でもあるんですけど、その契約先との契約になるっていう話ですね。UFCなんかは割と厳しいんですけど、UFCでも、たいてい僕ら的なプロの話で言うと、MMAの契約しかしてないんですよ。だから、キックボクシングとボクシングはいいんですよ。だから、意外と幅がありますね。UFCとかは『絶対ココのリングに上っちゃいけない』とかあるんですけど、ベラトールだとかRIZINもそうですけど、関係もいいし、ゆるいアレなんで、僕は実現したらいいなあっていうことは思ってますね」

――ONE Championshipや、ROAD FCなどからの話は
谷川「そこからは無いですね。そこと話はないですけど、中国からは『メイウェザーを試合させてほしい』っていう話がつい最近来まして、話をしてますね。中国は中国でいい選手なんですよ、対戦相手が。僕は中国人とやるべきだと思いますけどね。中国のマーケットを考えたら。だって中国人が年末のRIZINにダーッと見に来てるんです。だから『あの方式でやりたい』と言ってるんです。天心とメイウェザーの方式で。だからホントに真似してるんですけど、『ボクシングルールでいいからメイウェザーと』って、異種格闘技戦じゃないけど、ビッグネームとそういう形でチャレンジしていきたいと。ホント習近平さんもボクシング好きですし、中国はボクシングもそうですけど、格闘技はこれから広まっていくと思いますね。まだちゃんとしたチャンピオンは出てないですけど、中国人は絶対チャンピオンになると思います。日本人よりどんどんなっていくと思うんで、あのマーケットは良いなって。
 僕がK-1とかやってて、今は別のことやってるんですけど、メイウェザー周りを見てると、やっぱね、付き合ってる人が違いますね。お金を動かす力があるというか、K-1とか僕がやってるような格闘技の世界だと、付き合ってる人たちが……例えば言葉が悪いですけど、何億の付き合いの人たちしかいないんで、ケタが違うんですよね。何百億とか、そういう人達が集まってるんで。例が悪いかもしれないけど、K-1の有名選手でもあんな30億の宝石持ってくる人はいないし。だから、そこは僕なんかが足を踏み入れてない世界で、それは一試合200億稼ぐ人なんだなって。そういうビジネスを日本で展開しようとしてるんで、僕なんかにはまったく雲の上の話なんでアレなんですけど、でも、カジノっていうところでメイウェザーチームっていうのは凄く可能性がある。日本の団体は僕が知る限り、RIZINくらいだろうなあ。そういうことについていけるのが。あとは無理だと思いますよ。カジノでボクシングをラスベガスみたいにするとか、エンターテイメントにしていくとか、そういう力があるところっていうか。そのノウハウがない。むしろ、僕も50代ですえけど、日本でも20代、30代の人が出来るかも知れないですね、そういうことは。僕らの世代ではちょっと未知の世界ですね。RIZINの榊原さんがかろうじてやれるというか。それをメイウェザーはスルッとやるような気がしますね。時計を売るとかいう発想がないですもん。宝石とか、ダイヤがいくつとか、あれが一個6億するとか、そういう発想がない世界ですね。6億なんて、変な話、僕のK-1時代だと東京ドームを一杯にして稼げたかどうかというような額ですよ。そんなのがスポンサーにいる世界っていうのは、すごい可能性があるんじゃないかなって。それは、僕の言葉じゃなくTMT関係者の言葉として伝えたいですね。
昨日もメイウェザーが銀座で買い物してたんですけど、札束持って歩いてるんですよ
これがね、また似合うんですよ。そんな奴いないじゃないですか。カードじゃなくて現金持ってぶらぶら歩いてるから。そんなのが似合うと言うか、僕が知ってる格闘技の人たちって非常に貧乏な人たちが多くて、アルバイトしてとか。メイウェザーも元々はそうだったかも知れませんけど、そういうのと比べると違う世界の人たちが出てきて、日本の格闘技に来たらどうなるんだろうなっていう期待感はありますね」 

――谷川さんの立ち位置は
谷川「僕は別に、関係者でいいですよ(笑)大柴さんの、社長の言葉として受け取って下さい。昨日メイウェザーたちと何時間かミーティングしてて、『やりたいのはそういうことだな』っていうのはなんとなく分かりました。そういうビジネスをTMTの人も自分たちが上でやっていることを砕いて下に伝えていかなきゃいけないし、それを僕がお手伝いするのは全然いいんですけど、僕は巌流島でやっていきたいので、全くラスベガスと反対のことをやりたいので、アレなんですけど、僕もノウハウ分かるのできちんと説明できると思います。ただ、すごい黒船だと思いますよ。ホントに大金積んでバーっと来られるから。仲良くしとかないとアレだと思いますね」

――メイウェザーさんのTMTとTMT JAPANの資本関係などは
谷川「資本契約はないです、パートナー契約ですね。独占のパートナー契約で、日本法人っていう言い方でいいです」

――ここに事務所構えたのは
谷川「一ヶ月くらい前じゃないですか。僕も何回かしか来たこと無くて」

――昨年の亀田選手らと開いた会見もありましたが、今回亀田選手の姿はありません。あの話とは別の話が進んだということでしょうか
谷川「いやいや!そんなことはないです。今日ももしかしたら亀田選手も呼ぶ予定だったんです。そこの関係は続いています。もしかしたらTMTのイベントに彼らが出るかも知れないです、僕の感じだと。彼らも誘ってると言うか、それだと違う異種格闘技戦が行われるんですかね。今回も、亀田vs天心とかやるじゃないですか、Abemaで。あんなのはやると思います。そこはいい関係ですよ。今日は名古屋にいるらしいんですよね。我々格闘技の人間は、ボクシングの人たちに疎んじられるんですけど、なかなかいい関係を築けています。アメリカかなんかでも、ボクシングと格闘技の関係って変わってくると思いますけどね。我々の世代では無理ですけど、仲良くなってくると思いますよ。アメリカでもボクシングの人たちが格闘技やるようになったり、アメリカみたいになると思います。格闘技の人たちもボクシングをやる。今はもう、全然ダメですけど。ボクシングルールという呼び方自体も、格闘技では『何だそれ』っていう人達がいる状況なんですえけど、それは変わると思います。みんなそれは理解してると思います」

――大柴さんが公設秘書を務められていた方のお名前は
大柴「園田博之っていう方で、昨年11月に急遽亡くなってですね、それで最後までいたんですけど、今回知り合いを通じて。そもそもカジノ法のIRの関係で向こうも興味があって、去年9月くらいからその相談もあり、そういう関係で私も改めてしっかりやっていきましょうということで、今回結構お金かけてるんです(笑)これは本気でやらなきゃいないなと思っていまして。ある程度大手のパチンコ屋さんとかもお話とか興味があるということで、不動産のデベロッパーさんとかも『面白いね』っていうお話を頂いています。先程谷川さんからも言ったと思うんですけど、リゾート開発の土地なんかも何件か見させて頂いてるんです。そこにセレブの関係者を連れてくるとかですね、大きいビジネスにしたいなと。そのためにたくさんのパートナーさんが必要ですし、それはしっかりやっていかないと行けないなと思います。日本企業との橋渡しと言うか、一緒に共同でやっていく感じですね」

――TMT JAPANでのメイウェザーさんの役職などはあるのでしょうか
大柴「まずはTMT JAPANで結果出さないと。そこでご迷惑かけるわけにはいかないので。日本で成功していけばアジアにってところまで、そこまでは努力していきたいですね。日本でメイウェザーが活躍するサポートでもありますし、メイウェザーさんからも『日本のファミリーだ』ということまで言われてるんで、一生懸命やっていきたいなと思っています」

――結果が見えてくれば役員や相談役など、書面の上でも正式にメイウェザーさんの名前が入るのでしょうか
大柴「そこまで行きたいと思っています。今の段階でそうしますというのも、責任もありますんで、ある程度の形までくればそういう展開にはなっていると思います」

――会社としてTMT JAPANが走り出したのはいつ頃?
大柴「まだ数ヶ月ですね。ここに来たのは1月なんですけど、そこから準備というか、メイウェザー側との確認事項も色々ありながら、『これホントに出来るのかな』っていうのもありましたんで。ようやく今週来日して頂いて、その前に私達もラスベガスに活かせていただいたりしていたんで、これからようやく今日スタートに立てたかなというところはあります。ちょっと一生懸命やろうと思ってます」
谷川「K-1とかPRIDEとかで、沖縄のリゾート地とかの発想が全く無いと言うか、他のビジネスについても発想が無かったんです。毎日のイベント必死だったんですけど、そういうスケール感が新しく出てきたというのが凄く面白いし、僕はもう大柴さんが言ってる世界はさっぱりわからない世界なんですけど、発想はそういう世界になっていかないと、僕らみたいにイベントやって、テレビでやってもらって、ってだけはキツい時代ですから、そういう時代になっていかなきゃいないと思いますよ。格闘技のほうは僕がある程度ノウハウがありますし、RIZINとかの橋渡しとか『エキシビジョンの相手はこっちのほうがウケるよ、こうだよ』っていうのは全然出来るんで、手伝うのはそれくらいですよ、ホントに。ただ今日言いたかったこと、やりたかったことはそういうことですよね」
大柴「発想が大きいですよね。格闘技のイベントも年に何回しか出来ないことと、また、メイウェザーの人脈を使って海外アーティストを呼んだり、カジノに向けてのパートナー企業さんを見つけて、うまいカジノ事業として展開していけたらと思っています。新しいイベントっていう発想をしていきたいなと思っていますね、格闘技に関してもです。ある知恵度格闘技とかを見させていただいたんですけど、RIZINとか派手な演出をされていますし、ラスベガス、海外でやるような格闘技イベントをやっていきたいです。年内に大きいのが実現できれば是非やりたいと思っています」

――大柴さんは格闘技はお好きなんでしょうか
大柴「若い頃は、それこそ谷川さんがやっていたあたりは見ていたんですけど、最近はテレビも少ないじゃないですか。いろいろな団体について勉強させていただいて、ここに突き抜けたエンターテイメント性が高いものをやっていきたいですよね。ステージにしてもですね。演出に寄せた方が良いかなって。個人的にですけど。あくまでもイベントはそうです。事業としての方を私はしっかりやっていきたいのでご協力いただければと思います」

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