「法廷で争うくらい腹が立ってるんだったら、リングで闘えばいいじゃん」朝倉未来と平本蓮の訴訟騒動に榊原信行CEOが見解を発表

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 1日、都内某所にて、2023年4月1日に大阪府・丸善インテックアリーナで開催される『RIZIN.41』についての記者会見が行われ、榊原信行CEOが朝倉未来と平本蓮の訴訟騒動について言及した。

 朝倉未来と平本蓮は、2020年頃から会見でのコメントやSNS上での舌戦で互いを挑発し合う関係であり、かつては未来も「平本蓮とはプロレスやってるだけ」と語るなど煽り合いを楽しんでいる節もあった。
 しかし、昨年9月に未来がフロイド・メイウェザーJr.とのエキシビジョンマッチを行って以降、平本は頭痛を訴える未来を「頭痛ニキ」と呼ぶなど挑発。さらに、昨年11月にはかつて未来が提示した「弥益“ドミネーター”聡志を倒したら試合してもいい」という条件を平本が満たしたことでさらに挑発は激化していった。

 未来は一貫して平本の実力そのものは評価し続けてきたが、過激になっていく口撃に対しトラッシュ・トークの域を超えていると判断。今年1月には「平本蓮を訴えてみたやってみよう 金は掛れます」「本気でやるよ、もう動いてる」と訴訟を宣言した。
 平本は「格闘家で訴えるとかめちゃくちゃダセーな。戦って決着つけろよ」とリング上での決着を求めているが、お互いに次の試合の対戦相手は決まっているため、すぐにリング上で拳を交わすことは難しい状況だ。

 この日の会見後囲み取材に応じた榊原信行CEOは、「法廷でも闘わせて、リングでも闘うって、そういうことになるんじゃない?(笑)『法廷で争うくらい腹が立ってるんだったら、リングで闘えばいいじゃん』って、普通になると思うんですよね。同じ階級だから」とコメント。
 さらに、「少なからず9月のメイウェザーの試合が終わったあと、朝倉未来選手が平本を挑発したわけですよ。『ドミネーターに勝ったら大晦日に遊んでやってもいいよ』って。『最初に振ったのは未来だよね?』って思ってるわけですよ。朝倉選手がそういう風に平本選手に粉かけたんだから、その伏線は回収しなきゃダメでしょって。僕らとすると、そういう流れも含めてお互い言いたいこともあるだろうし、ぐちゃぐちゃ言ってないでこの4月、5月の試合の結果如何では、朝倉選手と平本選手がRIZINの舞台で闘って決着つけるということに進めばいいかなと。そういうことを淡々と僕らとすると進めていくってことで。その裏で法廷闘争が始まってるなら、それはそれで、『どうぞやってください』って感じで(笑)前代未聞でいいんじゃないですか?」と、乾いた笑みを浮かべながら見解を述べた。

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