那須川天心vs武尊の大会でチケット詐欺が発生!最高額300万円の東京ドーム大会で「今振り込んでくれればチケットが取れるは詐欺」
4月7日(木)、都内某所にて那須川天心vs武尊に関する記者会見が行われた。
まずはRIZINを運営する株式会社ドリームファクトリーワールドワイド代表の榊原信行氏より、大会名が『THE MATCH 2022』に決定したことが発表された。続いて大会の概要として、全10~15試合を予定していること、フジテレビにて2時間の地上波生中継が決定し、ABEMA PPVでは全試合生中継が決定。チケット代が最前列300万円となったことが発表された。
榊原氏は「武尊選手もメジャースポーツに格闘技は追いつけ追い越せ的なお話をされてましたけど、せっかくこの二人が戦うんだから、格闘技界が一つになってやるんだから、過去で東京ドームでやったいろんなエンターテイメントの記録を全部抜いてやる。興行のチケット単価もそうだし、会場に入るキャパも、東京ドーム過去こんなに入ったドーム見たことないよってぐらい色々工夫をしてお客さんに入ってもらうことを考えたい。当日の演出も含めて、この二人が人生賭けて戦うにふさわしい舞台、演出、最高の総合的なエンターテイメントとして評価してもらえるようなものをみんなで作れたらいいなとそう思っています」と意気込みを語った。
武尊は「知り合いとか友達とかが前の方で見れないのは悲しいなと思いましたけど、それがこの試合につけてもらった価値だと思うのでそれに見合った試合したいと思います。一緒にやってきた仲間とか、K-1とか、格闘技界、すべてを背負って僕が試合しようと思ってるんで、僕が格闘家として生きた証をこの試合に勝って作りたいなと思う。地上波ゴールデンタイムに格闘技を戻すっていう目標を持ってこの何年間かやってきて、やっと地上波で試合ができるというのはすごく嬉しい。今まで格闘技興味なかった人がたまたま見たことによって格闘技にハマってくれたり面白いなと思ってくれたりすることが地上波の凄さだなと思うし、そういう意味でほんとにフジテレビで生放送してくれるのは心から嬉しくて。初めて見るような人たちにも『格闘技最高だな』と思ってもらえるような試合をして必ず勝ちます。応援よろしくお願いします」とコメント。
対する天心は「僕はやっぱちっちゃい子とかスゲー来てほしいなというのはあったんですけど、でもこの試合に関してはほんとにこういった価値があるんだぞというのをみんなに知ってもらえれば嬉しいなと思うんで、だから最終的にはこの試合で歴史の教科書に載りたいなと思いましたね。僕は昔コンサートとかで東京ドーム行かせてもらった時にすごい羨ましくて。それこそプロレスとかも東京ドームでやってるし、なんで格闘技、キックボクシングできないんだろうってスゲー悔しくて。後楽園ホールもなかなか埋まんなかったのに、ドームはなんで盛り上がってふざけんなって自分の心の中ですごいあったんですけど、それがまさかこの歳でと言うか、キックボクシング15歳からやって今23歳なんですけど、ほんとキックボクシングとともに成長することができた。何が何でも、どんな結果であっても、みんなを信じて、僕がかならず勝つんで。キックの最後の試合というか、僕の人生の中でもほんとに一番大きいことだと思うし、何が何でも勝ちます」と思いを語った。
注目の大会となったが、すでに「今ならお金を振り込んでくれればチケットとれるから申込みをしてくれ」というチケット詐欺がすでに起きているという報告が榊原代表のところに来ているとのこと。チケットは4月9日(土)~16日(土)にイープラスにて抽選先行販売が行われる事が決定しており、お金を振り込めば手に入るようなことはないので詐欺被害にあうことがないようにと注意喚起が行われた。