大晦日RIZINで浜崎朱加vs山本美憂の女子王座戦が決定!「この試合は私のこれまでの集大成になると思います」
2日、都内某所にて大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.26』についての記者会見が行われ、浜崎朱加vs山本美憂のRIZIN女子スーパーアトム級王座戦が発表された。
RIZIN女子スーパーアトム級王座は2018年に新設され、同年の大晦日で浜崎朱加が浅倉カンナとの初代王者決定戦を制して王座を戴冠。そして翌年大晦日にはハム・ソヒが浜崎を破って新王者となった。
しかし、今年10月にRIZIN公式HP上で「ハム・ソヒと今後のRIZIN継続参戦について話し合いを行ったが合意に至らなかった為、ハム・ソヒの保持していたRIZIN女子スーパーアトム級チャンピオンのベルトをRIZINへ返上、これによりRIZIN女子スーパーアトム級王座は空位となる」と発表があり、1度も防衛戦を行わぬまま王座は返上された。
これに対しRIZINの榊原信行CEOはハム個人の決断は尊重し応援を表明しつつも「裏では結局ONEがとんでもないお金を積んで取りに行った。健康的な、ヘルシーなプロモーション同士、団体同士の競争というものにに敬意とかリスペクトとか思いやりが無い。最低だと思ってます」と激怒したものの、「『本当に世界一を名乗るんだったらRIZINのベルトを取らないと最強とは呼べない』と言わせる」という決意とともに今回の新王者決定戦のカードを組んだ。
美憂は現在アメリカ・グアムにいるため会見出席は叶わなかったが、「再び大晦日にRIZINの舞台に立てることを嬉しく思っています。2016年に初めてMMAに挑戦して、遠まわりしたかもしれないですが、ようやくタイトルマッチまで辿り着くことができました。今回の浜崎選手との試合は私のこれまでの集大成になると思います」というメッセージが届けられた。
これに対し、浜崎は「対戦いただく美憂選手は本当に昔から大好きな選手で、そういう選手と大晦日にベルトをかけて闘えるというのは本当に嬉しく思っています。大晦日、最高の舞台で最高の相手と最高の作品を作れるようにがんばりますので、皆さん楽しみにしていてください」と意気込みを語る。
美憂についての印象を問われた浜崎は「一緒に練習させてもらったこともあるんですけど、そのときからフィジカルも強いし、寝技に対する危機管理能力とかがすごく優れている選手だと思っていたのと、それからもどんどん試合の中で成長していっている選手だと思っています。今回も簡単に勝てる相手だとは思っていないので、しっかり全力でぶつかっていきたいと思います」と真剣な面持ちで2度目の戴冠に向けて闘志を見せた。
『Yogibo presents RIZIN.26』
日程:2020年12月31日(木)
開始:14:00(予定)
会場:埼玉県・さいたまスーパーアリーナ
▼RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ RIZIN 女子MMAルール(49.0kg):5分3R ※肘無し
浜崎朱加(AACC)
vs
山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)
※勝者が第3代王者となる