我孫子市議会議員がプロレスの試合後に倒れ緊急搬送!

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 19日、東京都・後楽園ホールにてリアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.5』が行われ、澤田敦士が船木誠勝との試合後に倒れて緊急搬送された。

 澤田は明治大学在学時に全日本ジュニア柔道体重別選手権大会100kg級で優勝するなどの実績を挙げ、小川直也に師事してプロレスラーの道へ。2007年にアントニオ猪木率いるIGFでデビューし、数試合でプロレス大賞新人賞を受賞するなどの活躍を見せる。
 “売名王”の異名を取り、リング内外を騒がせてきた澤田だが、2015年に千葉県我孫子市議となり、現在は二期目に突入。そして昨年12月にはリアルジャパンのリングで約2年2ヶ月ぶりのプロレス復帰を果たしていた。

 そしてこの日、澤田は船木誠勝と初対決のシングルマッチが組まれており、戦前に澤田は「プロレスとは一寸先はハプニング。この度、あの船木誠勝選手との一戦が組まれた事はまさにハプニング。私にとって“驚天動地”の思いです」と気炎を上げていた。

 試合が始まると澤田は即座に船木を場外に放り出して乱闘を仕掛けるが、船木は冷静にこれを対処し、戦いの場をリングに戻してミドルキックを連打。さらにじっくりとアームロックで絞り上げる。
 澤田は持ち前の馬力で船寄をコーナーに押し込むとチョップやエルボーを連打。船木が怯むと即座にサッカーボールキックで追撃していくが、船木もサッカーボールキック、PKと反撃。急激に動きが鈍くなった澤田を船木が三角絞めで捕えると澤田はピクリとも動かなくなり、レフリーが慌てて試合を止めた。

 試合後、リングを降りた澤田は目もうつろで自力での退場もままならぬ様子であったが、バックステージにたどり着くとバタリと倒れ込み、駆けつけた救急隊によって緊急搬送されていった。

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